神様からドンミョンへの贈り物【J2第20節：vs水戸ホーリーホック】

えーと....可愛い顔して実は無い面はドロドロだとか、実は酷い奴なんだとかありますよね。その典型的な例が.....プリン体だと思う管理人こと鳥脳です.....あいつぷっちんみたいな可愛らしい名前の癖しやがって、ビール大好き駄目大人の健康を害する酷い奴なんですよ。


さて、適当な事を言ってるのはそれくらいにしておき、我がトリニータは日曜日にホームで水戸ホーリホック戦。

大分に帰省して観戦したいのに、この日も残念ながら自宅でスカパー観戦。最近お仕事が忙しくちとお疲れモード気味なんで、ちょっと奮発してツマミを豪勢に。近所に出来た「中津唐揚げ屋」なんぞで、普通の唐揚げと「ずりの唐揚げ（ズリは関東の人に通じないと思うけどなぁ...まぁ砂肝の唐揚げです）」を購入。あとはシーザーサラダと刺身納豆を自作。当然の如くビール....かかってこいやプリン体。

トリニータのフォーメーションは左図の通り。
カレー食べすぎ休みからミヤザーが復帰。ダブルボランチの相方はジョンヒョン。DFラインに石神入れてドンミョン左サイドという、攻撃的な布陣.....まぁ正直阪田の１バック。
ベンチスタートに丹野・作田・安川・為田・ジョンハン・高松・木島。

試合開始。
開始早々森島がミドルを狙う。悪くない、シュートの意識が高いのは悪くないよ。問題は中継スタッフがロクにプレーを追えないところかしら.....TOSは研鑽しなはれ。
しかし、徐々に試合は水戸ホーリーホックペースに。ボールに対する出足の早さとか、セカンドボールの支配率とか、明らかに水戸の方が良い。
トリニータは中盤、特にボランチから良いボールが配給されず、チーム全体の意思統一のようものを感じられない。一度森島のポストから村井さんが決定機を作ったシーンぐらいしか前半は見るべきシーンなし（この決定機は決めて欲しかったが、水戸GK本間さんがナイスセーブ）。
低調のまま前半終了。

【J2：第20節 大分 vs 水戸】ハーフタイムコメント（12.06.17）

田坂監督の「ボランチはもっとボールをさわろう。」......ジョンヒョン聞いてるか？
トリニータ名物『ハーフタイムの雷ショー』を期待したのだが、最近回数が多く、選手も慣れてきてしまったのかもしれない。そんな感じで前半からあまり変わっていない雰囲気。
後半早々、ファール判定をめぐりゴタゴタがあるが、これもカメラワークが悪いせいか、イマイチ中継を見ている限りでは判り辛い状況。多分凍傷闘将柱谷の声だと思うのだが「ボール返すからぁ～！」の音声だけ拾われてた(笑)。想像でしか判らないけど、ちょっとこの瞬間審判に対する不信感は倍増したんんだろうなぁ。

後半14分に村井→高松。前節は高松投入でリズムが良くなったので期待するもそんなに変わらず。村井を下げるよりもっと下げるべき選手がいたんじゃなかろうか。
後半27分、西→ジョンハン。

後半38分にそれまでポストに基点に泥臭く身体を張って「やっぱ師匠は別格」とトリサポの多くを感心させていた鈴木隆行師匠が下がり、鈴木雄斗さんを投入（鈴木in鈴木out）。師匠がフル出ていたら危なかった気がするのよね、この点は安心したよ。

後半43分にジョンヒョン→為田とし、このまま引分御の字かもと思い始めた後半45分（ほぼロスタイム突入前）。
トリニータの生ける伝説こと石神が蹴ったCK。ニア側でジャンプしたドンミョンの頭を掠り、相手選手の肩辺りにあたりゴール！中継見てた瞬間はドンミョンのエア・ヘディング炸裂！....と思ったけど、あれはドンミョンのゴール。どんな使われ方をしたって、どんだけサイドを上下したってくじけなかったドンミョンに対して、神様がプレゼントしてくれたゴールだったって思う事にした。
試合はそのまま終了。
悪いながらも不思議と勝点3が取れてしまう今年のトリニータというしかない。試合内容は微妙だけどいま必要なのは勝点3なのであまり深く考えないでおこう....課題や、その対策は田坂監督と選手に任してサポはとりあえず喜んでおこうと思った日曜日の夜であった。

あとは短評.....。

【トリニータ選手たち】：
圭介：神継続
土岐田：とりあえず完封に貢献
阪田：結果としては完封
石神：精度の良いキックが今回もトリニータを救う
ジョンヒョン：もっと失敗を恐れずチャレンジを
ミヤザー：今のジョンヒョンとでは連携面に不安あり
三平：いつもの三平。攻守に存在感
ドンミョン：今期初ゴールオメ！
村井：前半の決定機は決めて欲しかった。
西：あまり目立たず...というか西を活かすプレーが選択されていないチームの問題
森島：もう一頑張り欲しい

高松：後半フリーのシーンはあまりにもフリーすぎて逆に外す
ジョンハン：チームとしてのリズム向上に貢献
為田：特筆すべきシーンなし

【水戸ホーリホックさん達】：
※日曜日のナイトゲームというのに、なんと13人もの水戸サポさんが来県。お疲れ様でした。感謝と尊敬の念を。
※プレビュー記事でも書いたが、この日の水戸さんのCBはレギュラー2人共欠場。キム・ヨンギさんと代さんが、代さんは今期初スタメンと不安のあった布陣の筈だが、その二人をカバーすべくチーム全体でカバーしようというチームワークを感じ取れた。良いサッカーをやっていたと思います。
※ロメロ・フランクってブラジル人だとばかり思ってたよ....orz。日系ペルー人3世で青森山田-流通経済大なんですな（西が先輩）。しかも本名がロメロ・ベロカル・フランク・ラークとは.....。

【その他】：
※正直トリニータの目指す型のサッカーは皆無だった気がする。それでも勝てたという事実だけが、この試合の良かった点。
※この日の観客動員6,459人ってちと辛い、辛すぎる。
※ジョンヒョンがこの日のダブルボランチとして起用されたが、内容は今一つ。プレシーズンマッチなんかで見ていた時はもう少し自信を持ってプレーしていたように記憶しているが、なんか壁にでもぶつかっているんだろうか。もう少しジョンヒョンなりのアピールがないと今後辛いぞ。がんがれ！
※ドンミョン、可愛いよドンミョン。前の記事で「決定的に持っていない事が判明」とか書いたけど、ドンミョンの頑張りを神様はちゃんと見ていて、この日のゴールはそのプレゼントと思う事にする。
※ドンミョンは何気にイケメンだし、献身的なプレー姿勢は多くのトリサポ、特にオバサマ方の心を掴んで離さない模様。管理人にとって我が子のように思える選手は上本大海以来であるのは内緒の方向で.....。
※僕ぐらいの年齢のサポなら、昔ラジオCMでキャバレー「ロンドン」を覚えていないだろうか。
「楽しいロンドン、愉快なロンドン、ロンドン、ロンドン」って奴
最近管理人は
「可愛いドンミョン、素敵なドンミョン、ドンミョン、ドンミョン」って口に出して言ってしまっているは....惚け始めたみたいに見えるので極秘の方向で.....。

試合後のラインダンスの良い笑顔

※焼肉屋が解説の最後、マイベストプレイヤーとして水戸の選手を選んでしまう（確か10番の橋本さん？）。おかげさまで折角スカパーのマッチディJリーグで試合後の中継がありミヤザーが呼ばれていたのにベストプレイヤーの紹介言葉が使えなかったぢゃないか....ヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

さて次節は鬼門「九州ダービー」。
ここを勝って乗り切れば更に勢いに乗っていける気がする。現在首位東京ミドリィと勝点差で3の5位なんでこの距離を離れされずに追走したいと切望。

試合関連リンク：J'sGoalから
【J2：第20節 大分 vs 水戸】田坂和昭監督（大分）記者会見コメント（12.06.17）

次はダービーなんで、何とか勝てるように。何とかという言い方は良くないですね。必ず勝てるように準備したい

よし、信じる！
【J2：第20節 大分 vs 水戸】柱谷哲二監督（水戸）記者会見コメント（12.06.17）

Q：内容が良く、目指すサッカーはできたと思いますが、今日の敗戦の意義は？
「最低でも引き分けで終わりたかったんだが、代が出て、ヨンギ、石神といった若い選手がパッと出て、どれだけできるか凄く楽しみにしていたし、彼らをカバーするために前の選手がものすごく走っていた。チームワークというものを凄く感じた。本当に我々の戦いが90分間できた。負けたのは本当に悔しい。ただ、試合を左右するレフリングはもっと悔しい。これがサッカーだと言えばそうだが、選手にどう言ってやればいいのか。それがずっと続いている。ターボー（田坂監督）に負けてどうこうなんて…。本当に悔しい。最後のリスタートでやられたのは、それは大分の気持ちが強かったから。選手には下をむくんじゃない。もっとシュートを打つ、もっと走る、もっとやり切って上を目指そうと言いたい」

ターボーって(笑)
いつも怒ってばっかりのイメージがある柱谷さんだけど、こんな風にコメントするのは嫌いじゃない。
【J2：第20節 大分 vs 水戸】試合終了後の各選手コメント（12.06.17）
試合詳細データ：2012 Ｊ２　第20節　結果
【J2：第20節 大分 vs 水戸】レポート：“勝負どころ”を逃さなかった大分が、終始ペースを握っていた水戸を下し３連勝！（12.06.18）