ヤザーのカニカニドリブル【J1第15節:FC東京vsセレッソ大阪】
http://lovetrinita.blogspot.com/2012/06/j115fcvs.html
さて毎日トリニータ関連の小ネタばかりでちょっと退屈というFC東京な人向け、6/23に行われたFC東京vsセレッソ大阪のレポートを本日はアップ。
さてもうこの時期からJ1・J2とも本格的にナイトゲームの季節に(J1:15節のデイゲームは札幌で行われたコンサドーレvsガンバのみ)。味スタのキックオフは18:00という事で......14:00に飛田給で相方と待合せ(笑)。
この日のFC東京vsセレッソ大阪はFC東京のマスコット「東京ドロンパ」がプロデュースという事になっており、いつものフードコートも....
6/23(土)vsセレッソ大阪戦 スタジアムグルメ情報 第1弾『フードコートを東京ドロンパがプロデュ~~ス』開催のお知らせ
うーん....ちと心惹かれるラインナップではない(東京築地焼き魚丼屋台(micro-café)も美味いけど、この日はそんな気分ではなかったので)なぁ.....しょうがない(何がしょうがないのか判らないが)ので、味スタへ向かう途中の「バーミヤン」へ。
バーミヤンって、生ビール中ジョッキが450円なんだけど、2杯目からは380円になるという素敵なシステム。早速生中とランチと激辛おぼろの四川マーボーとかご飯大盛とか注文。当然の如く生中御替わりなんぞもしてしまい、スタジアムへ着く前にお腹一杯の状態になってしもた。さらにコンビニで缶ビールもしっかり買い待機列へ。まったく今回も駄目大人万歳!
スタジアムでは「伝説のビール売り子」ことみぃちゃんからビールを買う。...3箱分のビールを抱えて売り、なおかつコンビニのビールよりもちゃんと冷えているみぃちゃんの神業を堪能、美味しかった。
味スタは今年から再入場可になっている為、一応気になっていた大阪焼きなるものを購入。ドロンパプロデュースのサービスという事で1個300円、3個購入で1個オマケ。まぁ回転焼きのシステムでミニお好み焼きを作るのが大阪焼きのコンセプトだと思われるが....これはちと期待外れ。もう少しお好み焼き生地が強くても良いぐらいで、この大きさで卵1個使うのはちと味がぼやける気がする。中身の具材も「ハム&チーズ」「カルビ&チーズ」なんかじゃなくタコ・イカ・豚肉なんかの方が味が主張できて良いんじゃなかろうか。とりあえず粉モン文化の大阪を商品名につけるのは失礼と思われる一品であった。
さて肝心な試合の方。
この日のFC東京のスタメンはこんな感じ。
僕の大好きな塩田が欠場。ポポもヒョンスのサイドをやっと諦めてくれたようでCBに加賀、サイドに徳永。しかし、FC東京もちと怪我人が多すぎ。
対するセレッソ大阪にはキム・ボギョン、キヨシタケシヒロシこと清武、そしてあんまり期待していなかった高橋大輔もスタメン.....えっ左サイドなん、高橋。実に大分アルディージャと同様にセレッソ大分臭のするスタメン(笑)
試合開始。
最初に決定機を掴んだのはFC東京。
ゴール前でごちゃごちゃしたのを脱け出したルーカスがシュートを打つも、セレッソGKのキム・ジンヒョンさんに阻まれる。
そこからはどちらかというとセレッソペース。何度も裏に脱け出されフリーの状態になる。前半セレッソの決定機は3度程、ボギョンのマイナスゴール前に柿谷さんが合わなかったのと、ボギョンのループかパスか判別の難しいループ気味のミスキックで救われる。3つ目は高橋が完全に抜け出し権田と1vs1。これを権田がギリギリまで粘り残した足にボールを当て防ぐ....権田被害者の会に参加するチームがまた一つ増えたなぁ。
前半はスコアレスで終了。
【J1:第15節 F東京 vs C大阪】ハーフタイムコメント
セレッソのソアレス監督....
・グラウンドがかなりスリッピーになっている。でもうちもすべるが相手もすべっている。信じてやっていれば、ボールを奪えばチャンスはくる!えーと....どっちかというと滑っているのはFC東京の選手が殆どだったような気が....。毎度の事なんだが、パススピードを上げる為に試合開始前に散水する味スタで、滑るのはいつもFC東京ってどうなん?いい加減ホームのピッチ状態に慣れて欲しいと思う。あんまり酷いと怪我に繋がるよ。
後半開始。
前半とあまり変わらない出来。
後半13分、梶山が痛んで梶山→米本。アーリアを一列前に上げヨネ・高橋のダブルボランチ。この直後後半15分エリア前で回したボールをアーリアがドリブルでシュートコースを作り見事なミドル。あれはGKはノーチャンス。素晴らしいアーリアのシュートでFC東京先制!途端に「はーせがわ♪アーリア♪ジャスール♪ジャスール♪ジャスール♪ はーせがわ♪アーリア♪ジャスール♪ラララーラーラーララーラー♪」を実に楽しそうに歌い出すFC東京ゴール裏。しっかしこのチャントは名曲だよなぁ。歌ってて本当に楽しくなるもの。
後半29分:キム・ボギョン→ブランキーニョ。これは助かったと思う。やはりセレッソの攻撃の核はボギョンであり、いくら前半のミス2つがプレーに影響していたとは言え下がるのは有難かった。
後半31分ゴール前の混戦から草民が出したスルーにルーカスが抜けだし、FC東京が試合を決める追加点。ゴール裏から見ると限りなくオフサイドくさい得点だったのだが、家に戻り録画をコマ送りで検証したら.....あぁ高橋が残ってるよ、これ。アーリアはオフサイドポジションだったけど、ルーカスはオンだな。
後半34分:清武→永井さん
後半37分:酒本さん→丸橋さん
ここで足が攣ったアーリア→渡邉千真。
後半44分には草民→河野と替り、試合はそのまま終了。気持ち良くロスタイムの途中から「眠らない街」を歌い、先週の日産スタジアムでの悪夢を忘れる事ができそうなFC東京の勝利であった。
以下短評。
【セレッソ大分大阪さん達】:
※強い方の大阪との試合だったけど、このチームから清武抜けて(あと残り2試合)、もしもボギョンまでが海外なんて事態になったら厳しいよね。気が付けば降格ライン際の魔術師こと大宮アルディージャのすぐ上、勝点差で1しかない位置に。ちなみに弱い方の大阪さんとですら勝点差5しかない。
※この試合は結果として2-0だったけれど、前半のセレッソの得点機が1点でも決まっていれば逆の結果になったかもしれない。実に「決める時に決めとかなければ」という試合だったと思う。
※キヨシタケシヒロシさんこと清武もこの日の出来だとドイツに行っても心配だよ.....ただでさえホームシックにかかりやすいのに。
※しかし、高橋の左サイドはキツイよなぁ.....右ですらクロスとは呼ばれないワロスしかあげれないのに、左だったらもっと無理なんじゃなかろうか。酒本さんが退いた後に、右サイドに入った途端プレーが輝きだした気がするんだけど。ちなみに右サイドに入っていた酒本さんはああ見えてセレッソ大阪最古参(27歳なのに)。
※外国人選手(韓国人を除いて)が空気。そろそろ補強必要なんじゃない?
※セレッソ大阪のソアレス監督とポポのヘアレス対決は、ほぼドローの気がするが、セレッソさんは通訳さんまでヘアレスなのでセレッソ大阪の勝利!
【FC東京さん達】:
※試合のターニングポイントは梶山とヨネの交替だったと思う。それまで中々リズムが悪かったFC東京だけど、これは高橋とアーリアがパスを捌くのが目的になっていてリズムを読まれやすかった所に、ヨネが入り、ヨネがボールを保持したタイミングで少しだけ無理してキープした後パスを出すようになって一気にリズムが良くなったと思う。ほんの少しの間なんだけど、その間に他のフィールドプレイヤーが、余分に動け良い位置につけるようなった。
※高橋のプレーに精彩がない。もしかして代表仕様のパスかもしれないけど、現時点でのFC東京に合わないんだったら問題。良い時はもう少し視野が広く、攻撃に直結したパスを出せたのに。現時点では高橋とアーリアのパス回しを他のチームが狙っている。ヨネみたいに安全策ばかりではなく、少し無理して相手をかわす動きをいれて欲しいな。
※2点目のルーカスに繋がるプレーだった。ヤザーのカニカニドリブル(もしくはヤザーと高橋のにらめっこ)が爆笑もんだったと書こうと思ってたらちゃんとYoutubeで上げていてくれた人がいた。是非ご堪能あれ!
※梶山の怪我が心配。彼が見れないとFC東京の魅力が半減だよ。
※先週の日産スタジアムでの体たらくというかシュート3本って何事?って悪夢から抜け出せると本文中に書いたが、何の事ぁないこの日もシュートは6本.....相変わらずというか懲りないというか、ちょっと綺麗に崩そうとしすぎ。その点前半にあった加賀のミドルは高評価。まだ縦へのパスのタイミングの合わないシーンもあるし、裏を取られるケースも散見されたけど、何となく気持ちが籠ったプレーに終始してくれ非常に好感。
※何気に2得点ともラストパスは草民。早く草民は羽生さんの動きを盗むんだぞ!
※アーリアの得点後、揺り籠披露。ヒーローインタビューでアーリアが「そうたくんに子供ができたので....」と言ってた。平山も父かぁ....ちなみに後ろの観客は「一番女の子に人気があるのに」とか「まだ若いのに」とかずーーーーっと、草民と勘違いしてたよ(笑)。「そうたんくん」じゃなく「(平山)相太くん」。
試合終了後は、いつもの「い志井」ではなく「い志井の系列店」である「Cafe BUNS」で祝勝会。またしても飲んだくれる駄目大人満喫の休日であった.....日曜日が仕事じゃなけりゃもっと良いのに....(・д・)チッ
写真はキャベツのステーキwithトマトソース
【試合関連リンク】:J'sGoalから
【J1:第15節 F東京 vs C大阪】ランコポポヴィッチ監督(F東京)記者会見コメント(12.06.23)
【J1:第15節 F東京 vs C大阪】セルジオソアレス監督(C大阪)記者会見コメント(12.06.23)
【J1:第15節 F東京 vs C大阪】試合終了後の各選手コメント(12.06.23)
試合詳細データ:2012 J1 第15節 F東京 vs C大阪
【J1:第15節 F東京 vs C大阪】レポート:C大阪が決定機を作り、F東京が勝利を手にした最終ラインを高く保つ意味。(12.06.24)
トリニータ出身者で一番出世するのは、清武かキム・ボギョンになるんですかねー。
返信削除梅崎ルートだけは勘弁・・・。
へえ~、ヤザーは宇宙開発ばかりかと思っていたら、動物好きでもあったんだ。
返信削除ピッチでカニの真似をするとは、なんて博愛精神に富んでいるのでしょう。