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あ行 2009/7/17

アダモステ(アダモちゃん)


 ヒップホップの島崎俊郎(ヒップホップを知ってる人も少なくなってきた)が演ずる原住民のキャラ。意味不明の言葉を発しながら「ペィッ!」と締める。「アダモちゃ~ん」の呼びかけには「ハ~イ!!!」と応える。

 基本、無関係の乱入者型のお笑いパターン。志村けんの「へんなおじさん」もモンティ・パイソンの異端審問官も同じパターンと考えてよいのだが、アダモステの笑いのベースがビジュアルから入っているのが当時気に入らなかった。
 お笑いにうるさい(というか知ったかぶりをする)鳥脳としては見た目で笑いを取るなんて邪道だと思っていた。芸人として最低だとさえ思っていた。
 ある日、社内独身寮の自室でふと、本当にふっと「アダモちゃんの真似をやってみよう」と思った。
 顔に力を込め「あ~だ~も~す~て~.....ぺぃっ!」

 .....駄目だ出来ねぇ。真剣に真似ようと思えば思う程できない。多分、人としての何かを捨てないとアダモステの真似は出来ないと理解した。

 それ以来島崎俊郎を少し尊敬している。

 若い人向けにもう少し判りやすくするならば、島崎俊郎の件を江頭2:50に置き換えてもらうと伝わりやすいだろうか。当然江頭2:50も少し尊敬している。




磯野波平


 会社に行くときは帽子をかぶり、自宅では和服を着用するオシャレさんなんだが、波平54歳、フネ52歳の設定(年齢設定はアニメ版を使用)。
 末っ子のワカメが9歳だということを考えると産んだフネは偉いが、産ませた波平は無責任だと思う。




ウクレレ


 基本思いつきだけで生きている人なので、Disturbedを聞けば「も一度ギター始めようかな」と思ってネットでギターを探し始めるし、ベースのかっこよいバンドを聞くと「やっぱリズム隊がしっかりしないとバンドはね」とか思ってベース始めようかと思う。キース・ジャレットを聞けば「ピアノが弾けるおっさんも渋いよな」と思ってしまう。
 でもどんなにジェイク・シマブクロがかっこよくウクレレを演奏していてもウクレレを始めようとは思わないのは牧伸二のせいに違いあるまい。




越後のちりめん問屋のご隠居


 この前ナビスコ予選で新潟までドライブしたが、東北電力スタジアム周辺では見かけなかった。
 残念とは思ったが、冷静に良く考えてみると越後のちりめん問屋のご隠居はいつも全国を旅しているので越後にはいないのは当然かもしれない。



おけら


 不憫な虫である。

 「虫けら」とか(お金がない状態を示す)「おけら」とか表現される。しまいには「ミミズだっておけらだってアメンボだって」なんて死んだも同然で命があるんだよという注意喚起の歌にもなっている。
 器用貧乏のことを「おけらの七つ芸」とか「けら芸」とか表現するように、おけらは遊泳、疾走、跳躍、飛翔、鳴き声、穴掘りなど多芸で、子供の頃は良く捕まえて遊んだものである。
 きっと最近の子はおけらなんて知りもしないんだろう。

皺あ行 5907445341977207513

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