鱈レバー 【ナビスコ杯予選: vs ジュビロ磐田】
http://lovetrinita.blogspot.com/2007/05/vs_24.html
えーと......お菓子杯予選突破という夢は、まだ見続けなければならないようです。
勝負事に『タラレバ』は禁句というは確固たる事実なのだが、
「ジュビロ磐田が予選敗退という事実を受け止め、リーグ戦に注力すべく若手主体の育成の場として考えてくれ」たら
「セルジーニョのヘディングやその他の惜しいシュートが何本か決まってくれ」れば
ほんとジュビロ磐田、空気読んでくれ。
なんの為に大分くんだりまで来て、カレン・ロバート(ルーズボールに対するアプローチやら運動量やら敵ながら天晴れ!)やファブリシオやら田中マコや茶野や川口まで試合に使って疲らせてどうする。
トリニータは川崎フロンターレ戦の再来を祈ったのか(信じたのか)、リーグ戦前節のスタメンから警告累積で出場できない高橋を梅田にチェンジした布陣。大丈夫か?と試合開始前に心配したとおり結果として1-3でゲームは敗北。お菓子杯本戦へは横浜FCを下したFC東京がグループCの1位として闘うことになった(FC東京の本戦での活躍を祈っております。その分リーグ戦は停滞したままになって欲しいと願う暗黒面鳥脳です)。
いや開始早々はトリニータも良かったんですよ。鋭いカウンターが続き、ジュビロはかろうじてファールで止めるしかなかったんだから。その内の1本でも決まって先制点をトリニータがとっていればまた試合は違う終わり方をしたに違いない。全体的にトリニータの各選手はシュートの意識が薄いとしか思いようのないプレーが見られる。ゴール前で「どうしよ、どうしよ」と悩み結局サイドへパス、結局DFに囲まれてボールを奪われる。これは近年、日本の茨城県の地方都市(大分が言うな)で発見された奇病「ヘナギサーワ・シンドローム」と同じ症状.....いや本家の症状よりかなりひどいものと言わざるを得ない。
前半30と数分でコーナーキックからぽかりと茶野に決められる。誰も茶野と競っていなかったように見えるのは気のせい?
後半はやはり最後の決め手が決まらない間、カレン・ロバートに2本決められ万事休す。後半途中出場の金崎が見事なシュートで2点差にするも、2点差をつけられている状態では、子供が産まれた深谷の為に「揺り籠ダンス」を披露する訳にもいかずがっかり感満載のまま試合終了。
高松(腰痛再発)、松橋兄弟(兄:怪我・弟:悪質ファールによる出場停止)で攻撃面の戦力ダウンはしょうがないとして、ちょっと相手にプレスをかけられると正常に機能しなくなる中盤(特にボランチ)が問題なんではなかろうか。
マラニョンはカバーリング専門として、もう片方のボランチも守備的優先の現在の布陣(最近は元々DFの藤田がほぼ固定)は当初の構想よりずれているのは確か。FC東京から来てくれた宮沢はどのような理由から最近使われていないのだろう。藤田・マラニョン、下手したら森重よりも優先順位が低い扱いは何かしらの理由があるとしか思えないのだが。
できればお菓子杯本戦で闘うトリニータを観たかったのだが来年以降に持ち越し。精神衛生上良い考え方をするのであれば、ナビスコ本戦とリーグ戦掛け持ちをやれるほど余裕のある位置に現在いないことも確かであり、今後リーグ戦に集中できる環境になったと思うことにしよう。
【短評】
GK下川:失点はGKとしてノーチャンス。
DF深谷:お子様誕生おめでとう!できれば勝って揺り籠みたかった。カレン1点目はキチンとケアして欲しかった。前半のあのチャンスは決めないと。
DF三木:川崎戦のような守備陣のリズムが作れないと今後厳しい。深谷・福元に続いて丸刈りにされちゃうぞ(ものごっつ似合わなさそう)。
DF福元:身体大きくなってきたね。あとは慌てず。
DMF藤田:安定したプレーだけどもう一伸びを期待。
DMFマラニョン:今日はあまりシュートにいけず。また悪マラニョンに戻っちゃいそう。
OMF梅田:梅田なぁ....ミスタートリニータだし、右サイド起用だったし、便利屋的に使われちゃってるけど.....難しいなぁ。
OMF根本:やっぱりプレーの質は高いと思う(大分基準ではあるが)。でもFKで最低壁は越えて欲しい。
OMFアウグスト:孤軍奮闘。
FWセルジーニョ:土曜日程のキレはなし。セルジーニョのアイディアが他プレイヤーには伝わらず。
FW山崎:FWとして........。頑張ってんだけどなぁ。
(途中出場)
金崎:いつも流れからシュートの意識が低いきらいはあったが今回はOK。あのシュートは見事。今後もシュートの意識を高めて。
小手川:あまりプレーに絡めず。