智将シャムスカ
http://lovetrinita.blogspot.com/2008/01/blog-post_11.html
昨日の「大分は○○のチーム」というエントリを書いたのだが、思いの他高松の名前が挙がって少し嬉しくなった鳥脳です。
コメントにもあったのだが、現在のトリニータには強烈なキャプテンシーを持った選手ってのはいないと思う(ここは「強烈な」というフレーズが曲者で、そうでなければ三木とか鈴木慎吾とか十分なキャプテンシーはあると思う)。強烈なキャプテンシーを持った選手がいるにこしたことはないのだが、いなきゃいないで何とかなるもんじゃなかろうかとも思っている。
トリニータのようなチームに「世界有数の」とか「日本を代表する」とか「屈指の」とか枕詞がつくような選手が多く在籍するような状態はまずありえないと思われるので、連携だとか選手全員の意思統一だとか、戦術の浸透度とかで勝負していかなきゃならんわけです(なんとなく世界に対する日本代表のスタンスに近い)。
まったく日本人的な観念で申し訳ないのだけれどトリニータは常に選手の『和』が必要とされるチームなんだと思っている。ここでの『和』ってのはネガティブな村社会的な和(馴れ合いとか、まぁまぁ的な)ではなく、相互コンセンサスっちゅうか選手間のインタフェース。チーム全員がトリニータという集団の為に努力し、苦しみを分かち、喜びを共有する感じでしょうか。
ちなみに僕はゴールを決めた選手にチームメイトが集まり祝福するシーンがとても大好きである。あの雨のNACK5スタジアムで前田俊介が決めたゴールや、ホームの鹿島戦で高橋が決めた同点弾とか。ああいった皆が集うシーン、選手が喜び合い、そして選手がサポーターとも喜び合うシーンが大分トリニータの象徴であってほしいと願っている。
さて本題。
ちょっと最近のトリニータ・フロントに対し不満を持っている。前日の記事コメントでもわかるとおり、現時点でのトリニータのイメージ(象徴?)としてシャムスカなのはある程度仕方がないと思うのだけれど、ちょっと行きすぎなんじゃなかろうか。
現在のトリニータ公式HPに飛ぶとまず出てくるのはシャムスカの画像である(選手契約更改時に選手の画像を使い辛いのもかもしれんが)。いつぞやのチケットのおまけでシャムスカ人形とかシャムスカマジック(マジックペン)とかついていた気もするし......。
まぁ現実的に一番の高給取りだし、大分をJ1で戦えるようにしてくれている一番の貢献者でもある。ファンサービスもきちんとこなしその姿勢は立派であることは紛れもない事実なのは判っているのだが、ここ最近主力や生え抜き選手の流出が激しい一因がもしかするとこういったシャムスカ神輿に原因があるんじゃなかろうかと......。
単なる(僕の)下衆の勘繰りであればいいんですが。