ホベを訪ねて三千里 【『オオイタ ダイスキ』】
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さて7/15(日)の話。
愛するトリニータはホーム大分で湘南で試合の日なので、遠征はない。なぜか管理人は横浜にいた。
そうこの日はニッパツ球技場で横浜FCvsジェフユナイテッド千葉の試合が行われ、ホベルトの引退挨拶が行われるのであった。
ホベルト選手現役引退のお知らせ(横浜FC公式)
俺らのホベことホベルト、ROBERTO Julio De Figueredoは33歳の若さで現役を引退することになった。
ホベは2004年から2006年にアビスパ福岡で偉大なるキャプテンシーを発揮し、アビスパ史上初の外国人キャプテンも務めた筈。そして2007年から我がトリニータの一員となり、次期県知事が約束されるエジミウソンとダブルボランチを形成。その威力半端なく、エジが神出鬼没・縦横無尽のフィールドプレイヤーならば、ホベは中盤で相手攻撃の芽を尽く叩き潰す役を全う。その活躍ぶりは「九州が育てた中盤の移動要塞」とまで評された。2008年シーズンはトリニータ史上最高の年となり、リーグ戦4位、ナビスコ杯優勝の立役者の一人であったと確信する。
だが2009年、靭帯断裂の大怪我を負い、チームの成績低迷の影響もありチームがちっさいおっさんことフェルナンジーニョを獲得すると外国人選手枠の影響で出場選手登録を抹消された。一度抹消された登録を同じシーズンで再登録する事がかなわず、ホベはサガン鳥栖へ移籍。翌2010シーズンはチームの経営危機から再契約には至らず、お別れの挨拶もままならないままホベは大分を去っていった。
そんな経緯もあって2010シーズンの最終戦、トリニータのゴール裏(というかあの人)が粋な事をやってくれた。
君にずっと伝えたかった想い(馬鹿最大 大往生)
Roberto,Sinto que a nossa amizade é verdadeira!!
まさにそんな気持ち。
そんなホベが現役引退するってことだから、こりゃ大分サポからもホベに御苦労様を伝えるのが筋でしょう。
という事で冒頭に述べたようにニッパツ球技場に向かった訳である。
さて、ホベにゴール裏で使ったダンマクとトリニータのフラッグを渡したい。これが結構大変なのである。ホベが引退するのはあくまでも横浜FCの選手として引退する訳で、そのセレモニーも当然横浜FCが段取る事になる。ここで勝手にトリニータのユニ着て、トリニータのダンマクを掲げるのはいかない......横浜FC、横浜FCのコアサポに筋を通す事前交渉を担当したのが、トリニータアウェイゴール裏で太鼓を叩いている「足立のおばちゃん」。いや本当に御苦労様でした。
さて当日、18時試合開始だと言うのに13時30分くらいにはまずはニッパツに行かねばならないらしいので午前中から行動。足立のおばちゃんの車に乗っけて貰い、とりあえず中華街へ(笑)
以前から気になっていた梅蘭のやきそばを食べに....まぁ美味しゅうございましたが、もう一回食べたいかと聞かれると微妙。
13:30。ニッパツでゴール裏サポ仲間のNorryさんと合流。
まずは横浜FCに届けてあったダンマクとフラッグを職員さんから受け取る。その足でコアサポの方々と協議。
当初、
- 試合終了後バクスタで
- 横浜FCが勝った場合のみ
- ダンマクは手持ちで掲げてOK
と話が纏まりかけていたのだが、ダンマクが14mくらいと長い上に(彼らの言葉を借りると)「ステマク」なんで、ちょっと掲げるのは勘弁して欲しいとなった。横浜FCコアサポの方々の言われる事ももっともであり、そこは完全に譲歩。試合後に出待ちをして直接渡す事も考えたのですが、ホベは選手として来場していないのでバスにも乗らないので出待ちも有効か判らない。
しょうがないので横浜FC職員の方にお願いして、渡してもらうしか手はないとの結論。そこで再度、職員の方にお願いしにいく。
横浜FCの職員の方がまたよく出来たお方で、そりゃ手渡ししたいでしょうし、上に掛け合うので少し待ってて下さいとの言葉。
そこで我々3人は炎天下の中、木陰でぼけーっととホベの到着を待つ事になった。
この日のイベントでは17:00~17:20にホベのサイン会が行われる予定だったので16時くらいにはくるんじゃね?と待てどなかなか来ない。
ニッパツの入り口で我々3人は待っていると、横浜FCの選手バス、ジェフの選手バスなんかが到着する。ジェフの選手バスに試しに手を振ってみると、最後尾に座っている坂本隊長あたりがきちんと手を振り返してくれた.....ふふふ、まさかトリサポに手を振っているいるとは思うまい....しかも、そのトリサポが「手をふってやんの」とか笑っていたとも絶対思うまい....ほんとすんませんでした、坂本さん。
さて肝心のホベがやっぱり来ない。
もうすぐサイン会始まっちゃうよと言っていると横浜FC職員の方から連絡!
駐車場へ飛び出す我々3人。
ホベの車にはむっちゃ綺麗なホベの奥さん、ホベの子供。そしてホベのお母さんらしい人も乗っていた。
ホベは涼しげな色のスーツとシャツ。
横浜FCの方が「大分から来てくれたんですよ(微妙に違う気もするが)」と伝えてくれてたせいか、ホベも満面の笑みで我々を迎えてくれた。
もう何言ってるか判んなくなったし、ホベも何て言っているかさっぱり判らなかったけどとりあえず気持ちは伝わったと思う。
ホベのお母さんらしき人が、ホベの為に遠くからやってくる日本人がいる事を凄く嬉しそうに眺めていたのが印象的。
この日撮った写真と、ホベが何度も言ってくれた「オオイタ ダイスキ」の言葉は一生の宝物にしようと思った。
ホベにダンマクとフラッグを渡す大役を果たし、ほっとしたので後は、横浜FCvsジェフ千葉の試合をゆっくりと観戦.......
....する事なく、速攻で帰宅の途に着きトリニータvs湘南ベルマーレの中継を見ようとしたのは内緒の方向で....しかも結果に心底がっかりしたのも内緒の方向で....。
ホベ、本当にお疲れ様でした。
最後になりましたが、今回色々とご尽力頂いた横浜FCのヤマキさんと、横浜FCサポーターグループのブルーティグレさんには本当に感謝しております。ありがとうございました。
鳥脳さん、お疲れ様でした。感謝の気持ちはポッチとでしか表せませんが、嬉しい気持ちでいっぱいです。
返信削除ありがとうございます。
削除ホベの笑顔、むっちゃ素敵でしたよ。
試合は見なかったんかい!
返信削除あはは....見なかったんです(キリッ)!
削除ご苦労様でした!
返信削除ほべー(´;ω;`)
ありがとうございます。
削除ホベもこんなに日本から好かれて、それなりに幸せだったんじゃないかな。
2009の出場選手登録抹消の件から2010シーズンの最終戦の事、よーく覚えていますよ。泣きましたからーー(T_T)その後のホベの事も気になっていました。ついにやめちゃうんだ。やめちゃうんならトリニータに戻ってきてーー。やすーい給料だけと、給料あげられるかもわからんけど、なんて不可能な事を考えたりしました。「オオイタダイスキ」って言ってくれたんですねー(T_T)ダンマクとトリニータフラッグ渡せてよかった。ホベ元気でねー。鳥脳さん、お疲れさまーー(T_T)
返信削除お誕生日の小麦粉かけで、小麦粉かけられたくなく誰が呼びに行っても頑なに出てこなかったホベが懐かしいすな。
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