家長目当てで練習見学
http://lovetrinita.blogspot.com/2008/09/blog-post_17.html
レッズ戦前の金曜日。会社で僕よりも偉い人が机の傍まで来て囁く 偉い:「鳥脳くんは日曜日はどうすんの?」 鳥脳:「うーん調子をちょっと見たいけど.....どうしようかな。」 偉い:「愛がないなぁ....わしゃ行くで。」 鳥脳:「えーと考えときますね。」 何のことはないが「大分トリニータの練習を見に行くか?」という会話。会社の管理側に立つ人間が一所懸命働いている社員の横でする会話とも思えんが(笑)。まぁ結局行くんですけどね僕も。 えーと大分トリニータのホーム「九石ドーム」にお越しいただいていない方にはイメージしにくいとは思うのだが、九石ドームを含め野球場・テニスコート・サッカー&ラグビー場が点在する総合運動公園になっている。このサッカー・ラグビー場のDコートの脇にトリニータのクラブハウスがあり、主にこのDコートを使ってトリニータは練習を行っている。 この練習場でトリニータの練習を見学するのは本当に楽しい。他のチームの練習を見学に行ったことがないので断言は出来ないが、多分J屈指のフレンドリーさだと思う。そりゃ設備とか立派さからするとマリノスタウンのように年5億も維持費にかかるような凄いもんではないのだが、何といっても練習をする選手と見学者との距離感が異様に近い。通常ならば金網でしきったりしそうなもんなのだが、ここはフィールドのすぐ傍にビニールロープが張られているだけである。ほんとトリサポにはたまんない環境。 この日は四国リーグに所属する「愛媛しまなみFC」との練習試合が行われた。四国リーグといいますと何か非常に美味しそうな「カマターレ讃岐」とかあのカットゥーオがいる「南国高知FC」とかとしのぎを削ってるわけですな。当然のごとく「愛媛しまなみFC」の選手で認識できる選手はおらず。 試合形式は30分×2本。出場メンバーは以下(交代選手の再出場有)。 GK 下川(清水) DF 山崎(池田)、小林宏、藤田 MF 西山、小手川(山崎)、小林亮、清武(井上)、家長 FW 松橋(市原)、前田(松橋) ボランチは最初 哲平・小手川から哲平・藤田へ移行。注目の家長はトップ下と左サイド。 試合はやありいくらバックアップメンバーとはいえJ1チームなので地力の差はあり、かなり一方的な試合となった。 前半は前俊・マサルさんがそれぞれ1点ずつ得点。 後半は藤田の豪快なミドル、井上が切れ込んで貰ったPKを家長、市原、井上が決めて合計6-0でトリニータが勝利した。 以下、見学の雑感。 ※前述のように異様にピッチとの距離感が近いので迫力満点。右サイドを豪快にかつもの凄い表情で駆け上がるコバヒロwを2mをきるような距離でみた。常々実力が疑問視されているコバヒロwだが、あの表情をみると使われる理由が判る気がする。全力全開で気持ちのこもったプレーをする良いプレイヤーなんだな。 ※何気にルーキーの井上裕大が良い感じ。元々ボランチだと思うがこの日は左サイドも担当。ぱっと見の派手さとかはないけれど着実にプレーの質が向上している気がする。 ※前俊・家長・清武2号の変態天才パス回しに痺れる。清武2号は変態天才同士の呼吸感というか感覚という面では前俊・家長に一歩遅れる感じ。まぁ前俊・家長は小さい頃から知り合いだしなぁ。この組合せで公式戦を見たいという欲求は強いが、現在のトリニータの戦術にはマッチしなさそうなのが辛い。 ※家長はまだ全開といった感じではなかった。ドリブルで勝負を仕掛けるシーンもなく、もう少し感覚を取り戻してから戦線復帰なのだろう。ただし、持ってる技術とかポテンシャルとかを随所に感じさせるプレーだったし、まとってるオーラが他の選手と違った気がする。 ※トリニータが求めるサイドの選手の動きという点で「こばりょう」は理解度が深いなぁと実感。前述の井上くんもその辺の理解度は高そう。 ※マサルさんはFWとしての方向性があまり感じ取れなかった。市原は無骨ながらストライカーとしての方向性は感じたがまだまだ工夫やテクニックが必要であろう。 ※鳥脳的には期待の大型DFの池田くんなのだが、コバヒロwの壁はまだ越えれないかな。期待してんだけどなぁ。 ※トリニータの練習見学はチームのサポーターの構成と同じくアットホームな年齢構成。けっこうなお年寄りからお子様まで老若男女取り揃えている。特におばちゃんが我が子の成長を見守る目つきで真剣に見学しているのが微笑ましい。 練習試合の見学中に背後を周作が帰宅の為通った。杖もつかず歩き、自分で車を運転して帰っていたのでレッズ戦の負傷はそれほど酷くはないと思うのだが、古傷部分でもあるので少し心配。今年は下さんも神懸ってるので無理せずちゃんと治療して欲しいところ。