今更ながらJ1の今後の展望について考えてみる
http://lovetrinita.blogspot.com/2008/07/j1.html
えーと、今シーズンのJ1は混戦続きえらいことになっています。前節まで順位と勝点・得失点差及び各節の結果は以下の通り。
01鹿島 35 +18 ○○○○○●△△△●●△○○○○●○△
02浦和 33 +11 ●●○○○○△○○△○○●●○●○●△
03名古屋 33 +07 △○○○○○○●●●○△○●●○●○△
04ガ大阪 32 +04 △●○○○△△●●○△○○○●○△○●
05大分 31 +05 ○○●●●△△○●○○●●○△○△○○
06柏 30 +05 ○●●○△●○●●○○○△○○●○●△
07川崎 30 +04 △●○○●△●○○○○●●●○●○○△
08新潟 29 -03 ●●●●△△○○△●○○△○○○△●○
09FC東京 27 -01 △○△●○○○●○○●●○△●●△△△
10神戸 26 +01 △○○△●●△○△△●△△●○○○△●
11京都 26 -04 △○△●○○●●●○●○●●△○○△△
12東京ヴ 24 -02 △●●●○●●○△○○●○●○●●○△
13磐田 24 -02 ●○●○●●△○○△●●●○●○○●△
14大宮 23 -03 ○●△●○○△△○●△●○○●●●●△
15清水 23 -05 ●○△●●●△○○△●○●○△●●○△
16横浜 19 -02 ○○●○●○△●○●△△●●●●●●△
17札幌 16 -13 ●●○●●○△●●●●○●●△○△△●
18千葉 13 -21 △●●△●●●●●●●○○△●●△●○
うーん、やっぱ鹿さんチームはトップだけあり負けが少ないですな。しかしACL予選と平行していた時期はやはり勝率がガクンと落ちていますので、決勝トーナメントが始まる9月中旬まで以下に下との差をつけておくかが優勝への鍵となりそう。
我が大分トリニータは安定した守備陣で思いのほか上位につけております。ちなみにここ5試合と10試合での成績を昇順にソートして見ましょう。
【最近5試合を昇順ソート】
05大分 △○△○○ 11
01鹿島 ○○●○△ 10
07川崎 ○●○○△ 10
08新潟 ○○△●○ 10
10神戸 ○○○△● 10
11京都 △○○△△ 09
02浦和 ○●○●△ 07
03名古屋 ●○●○△ 07
04ガ大阪 ●○△○● 07
06柏 ○●○●△ 07
12東京ヴ ○●●○△ 07
13磐田 ●○○●△ 07
17札幌 △○△△● 06
15清水 △●●○△ 05
18千葉 ●●△●○ 04
09FC東京 ●●△△△ 03
14大宮 ●●●●△ 01
16横浜 ●●●●△ 01
【最近10試合を昇順ソート】
04ガ大阪 ○△○○○●○△○● 20
05大分 ○○●●○△○△○○ 20
06柏 ○○○△○○●○●△ 20
08新潟 ●○○△○○○△●○ 20
01鹿島 ●●△○○○○●○△ 17
07川崎 ○○●●●○●○○△ 16
12東京ヴ ○○●○●○●●○△ 16
11京都 ○●○●●△○○△△ 15
02浦和 △○○●●○●○●△ 14
03名古屋 ●○△○●●○●○△ 14
10神戸 △●△△●○○○△● 13
15清水 △●○●○△●●○△ 12
18千葉 ●●○○△●●△●○ 11
13磐田 △●●●○●○○●△ 11
09FC東京 ○●●○△●●△△△ 10
17札幌 ●●○●●△○△△● 09
14大宮 ●△●○○●●●●△ 08
16横浜 ●△△●●●●●●△ 03
やはり上位陣に食い込んでいるチームは安定して勝ち星を上げている事が判る。トリニータはここ6試合連続で負けがなく勝点を上積みしているのであるが、今シーズンの鬼門であったアウェイでの戦いにおいて、開幕戦以来の勝利を前節上げる事ができたのは良い兆候。これでナビスコ準々決勝、次節のエスパルス戦を上手い事勝ち抜けたら勢いにのりそうな予感もある。トリニータの課題である得点力も高松・家長が怪我から復帰すると面白いかも、但し選手層の薄さはどうしようもなく怪我による選手の離脱が怖いのも事実。
ある意味後半戦のキーを握りそうなのが11位京都サンガ。中断期の補強が見事にマッチ、エスパルスから移籍したちっちゃいおっちゃんことフェルナンジーニョがQBK柳沢と見事に噛み合い得点力が増した。一部監督の采配具合が問題視されているが、新加入メンバーの連携を高めたいからと思いたい。連携度が増すと怖い存在になるかもしれない。
2位につけるレッズですがポンテが復活してくれないことにはどうしようもない気がする。まぁこんだけ状態がひどくてもこの位置にしっかりつけているあたりがレッズのイヤラシサなんですけどね(不思議でしょうがない)。
3位の名古屋。抜群のスタートダッシュも一時期中休みがあったりしたが例年のグランパスと違って上位に踏みとどまる。やっているサッカーは決して悪くないので優勝争いに常時絡みそう。ピクシー効果で「中位様」の名を返上できるのか?
正直ちゃんと最初から最後まで観た試合がないので昨年までのグランパスと何が違ってこの大躍進なのか知っている人は是非教えて欲しい。
4位ガンバ。主力メンバーが軒並み不在なこの時期を以下に乗り切るかでしょうね。ここ数試合できちんと踏ん張れることが優勝戦線に残る鍵と思う。
6位レイソル。
ノブリンが鍛えた好チームなんだけど、ここも層の薄さが課題。フランサとか李とかがいなくなると......と思っていたら逆輸入の澤が加入。こりゃ注目しちゃいますなぁ。
7位フロンターレ。
このチームはこんな位置にいちゃいかんと思うのだけれど.....。
8位アルビレックス。
(トリニータのサポーターから言われたくないだろうけど)不思議なチームだよなぁ。なんでこの位置に入れるのかが判らない。開幕4連敗の頃からは想像ができないし、今シーズンは3回すでにトリニータは対戦しているんだけど、正直良い印象は受けなかったんだけどなぁ。ここも何が原因なのか知ってる偉い人は是非教えて欲しい。
9位FC東京。
何気にここ5試合で勝点3はちと.....。戦力的にはこんな位置のチームじゃあるまいて。個人的には石川をもっと使えよと思ってしまう。後半戦は『ゴールという名のエサに喰らいつく、獰猛な野生のキリンさん』と評される(某ブログ)平山に期待してしまうのは物好きなんだろうか。
10位ヴィッセル。
勝ちきれないのが弱点としか言いようが無い。やってるサッカーは攻撃的で圧倒しているのに引き分けたりが多すぎる。控えにアクセントとなる選手がいないのかな。良い選手が多いのだけれど。
12位ヴェルディ。
案外フッキがいないほうが勝率が安定するかも(大黒がいるってのが前提ですが)。チームにあんまり興味がないので詳細判らず。
13位ジュビロ。
前田遼一が復活してきたのでいつまでもこんな位置じゃなかろう。もう少し上に上がってきそう。
14位アルディージャ。
今年は一味違うと思ってたんだけどなぁ.....ここ5試合10試合の勝点が。今シーズントリニータが戦ったときはそんなに悪い気はしなかったんだけど。原因を知っている方はコメントをお願いします。
15位エスパルス。
あぁ御免なさいと謝りたい心境。今年のトリニータの開幕戦の相手エスパルスは『大分の呪い』にかかってしまったのかもしれない(大分の呪いについては弊ブログの過去記事を参照)。五輪で多くのメンバーが抜けた上更には藤本淳吾まで骨折....orz。とりあえず健闘を祈る。
16位マリノス......。
素人目には何が悪くてこの位置なのかが判らない。選手が欠けているわけでもなさそうだし、ビッグネームも揃っている.....でも勝てない。ここ10試合で勝点3はダントツで、どこかで方向転換しないとコンサドーレ・ジェフにあっという間に追いつかれてしまいそうな気さえする。監督交代もやる気があるのか無いのか判別し辛い。まだ大丈夫と思っていると手痛い目にあうと思うぞ。
17位コンサドーレ。
鳥脳的には現在のところ降格の有力候補。箕輪の補強なんぞで守備を補強しているが......。外国人頼みの攻撃はある程度計算できるが勝ちきれない試合が多すぎるのだろうか。
18位ジェフ。
何か前半戦かわいそうなぐらい勝ち星に見放されていたんだけれど、ここ数試合はなんとか復調してきている。トリニータはこのチームには滅法弱く今年も13節に勝点3を献上してしまった。来期以降の事を考えると苦手チームはJ2に行ってもらったほうが良いのではあるが、何気に残留してそうな気が.....。
総括です。現在のところ優勝候補は鹿島・名古屋とみていますが混戦が続くようであれば他の上位チームもサプライズがあるかも。優勝争いよりも今年は降格争いのほうが激戦になる気がしています。このままではエスパルス・マリノス・アルディージャもうかうかできない状態になるんじゃなかろうか。