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動物的FW大活躍!【J1:第18節 vsジュビロ磐田】


まずは怪我をしたジュビロ磐田GK川口選手の回復を心よりお祈り申し上げます。

さてJリーグも前半が終了し、この日のジュビロ磐田戦から後半戦の開始。ホームで続く連勝記録を伸ばし、後半戦へ向け勢いをつけたいところ。

この日の試合開始時間は18:00。駐車場までの距離を考えると東口のG駐車場へ停めたいと16:00前には九石ドームへ着くも、既にG駐車場は満車.......orz。仕方なくH駐車場へ車を回しシャトルバスで九石ドームへ。H駐車場は駐車場を出るまでの混み具合と、出てからの混雑状況には抜群の環境を誇るが、ドームまで一番遠いのが難点。行きはシャトルバスで楽々いけるが、帰りは徒歩となる(待ち行列が凄い)のだが、最近はホームで勝つ試合が多い為帰りの辛さを忘れさせてくれている気がする。

速攻で席を確保。で開始まで悶々と待ち続ける事になるのだが....暑い....たまらなく暑い。16:00頃はまだバックスタンド側は日差しが強いのである。
この日はジョイフルスペシャルデー。最近は関東・関西でもボチボチ店舗を見かけるようになったファミリーレストランのジョイフルはトリニータの肩スポンサーであり、何を隠そう大分創業の企業なのだ。
ジョイフルスペシャルデーという事で我等がニータンは赤のエプロンをつけて登場。しかし胴回りがエプロンよりもはるかにでかい為、遠目にはエプロンに見えなかったのは内緒の方向で。

試合に先立ち。トリサポ以外には見えない胸スポンサースペシャルスポンサーのマルハンの韓会長がご挨拶.......何気にこの会長が試合前に挨拶した試合は負けが多いはず(っていうか勝ってない気がする)。何となくホーム連勝記録が今日で途切れる予感が微妙に漂う。韓会長は挨拶の途中、この日スタジアムで挙式を行ったカップルの名前を度忘れ、挨拶途中で沈黙が続き「韓会長ついに惚けたか」と観客をドギマギさせるもなんとか挨拶終了。この爺ちゃんにはもう少し長生きしてもらわんとな。この前のアウェー京都戦もゴール裏でずっと応援してくれていたらしい。ありがたいことですな。
続いてジョイフルの穴見会長が挨拶。レプリカを着て登場だったがシルエットはニータンばり.....ちと挨拶とか喋り方が政治家っぽくなってきた気がする。

さてトリニータの布陣はまぁいつもの通り

前俊 ウェズレイ

慎吾 夢生 高橋

ホベ エジ

大海 森重 深谷

周作

ベンチは下さん・山哲・コバヒロ・哲平・清武・藤田・デカモリシ
ほほう早速レンタル移籍でやってきたデカモリシがベンチ入り......うーん松橋優や市原はこれをどう思っているのか。

試合開始。

ジュビロ磐田はトリニータと同じく3-5-2のシステムを採用しているため、言わばがっぷり四つに組んだ状態。前半の開始からジュビロはジウシーニョのドリブルが冴え、前田遼一のキープが冴え、カレン・ロバートのスピードが活き、チーム全体のパス回しがリズミカル.....つまり圧倒的なジュビロ磐田ペースだったというわけ。
ジュビロのポゼッション→なんとかトリニータボールを奪う→トリニータバックパス→DF陣からのタテポン→ジュビロのポゼッション 
のループ状態がしばらく続く。
トリニータ攻撃時、ジュビロは完全に5バックとなってスペースを消していた。トリニータはパスの出しどころを見つけられず、仕方なくバックパスとどうしようもない展開。しかも全員がパスの精度も低く、凡ミスを繰り返していた。

前半34分。トリニータが犯したファウルを選手がアピールしている間に前田遼一が素早いリスタート。真ん中へんのエリアが空いた所をジュビロMF成岡翔が見事なミドルシュート。ジュビロの抜け目無さと撃った成岡にただ脱帽。
先制されたことによりトリニータのリズムが変わるかと期待するも、あまり変わらず低調なまま前半が終了する。

後半開始。
試合後の選手コメントを読むとハーフタイム中ロッカールームでシャムスカが厳しく叱咤した模様。そのせいか鈴木慎吾・高橋の位置がワイドにそして高めに位置するようになり、やっと得点の香りが漂いだす(高橋の決定的ヘッドはGK川口が好セーブ)。
後半20分頃までお互いカウンターの応酬でゲーム的にも見応えがあったと思うが、やってる選手にはキツイ展開だったのでは。九石ドームのピッチは暑くそして湿度が高い最悪な状況下で徐々にジュビロの出足が悪くなっていった。

後半18分:成岡OUT 犬塚IN
後半20分:前俊OUT デカモリシIN

トリニータはセレッソからレンタル補強したデカモリシを早速起用。一際大きな歓声がドームを包み込む。さぁお手並み拝見と注目したが思いのほか活躍に正直嬉しい誤算。空中戦は競り勝ち、当たりでもその体重が見掛け倒しでないことを披露。信頼できるパスの目標が出来たことによりトリニータのリズムがいっそう良くなったと感じた。

後半24分。デカモリシがDF二人を引き付ける絶妙な動きからウェズレイがフリーでボールを貰う。若干大きめになったドリブルを抑えに飛び出し、滑り込む川口。ボールを抑えきれずファンブルしたところに詰めたウェズレイがゴリゴリっと頭で押し込みトリニータ同点!
スタジアムでは確認できなかったがこの時川口はウェズレイのスパイクを顔面に受け裂傷流血沙汰に。昨日ケーブルでの試合放送で確認したが、このプレーはウェズレイのファウルが正しい判定だろう。しかし放送でもスローでやっと確認が取れた状況なので実際ピッチ上であのジャッジは難しかったと思う。
このプレーで川口OUT 八田IN。
交代で入った八田はJリーグ初出場との事。きっと事前に心の準備などできるはずもなく、かなりてんぱった状態でピッチへ。川口の渡したキャプテンマークを自ら着けたりしてたもんなぁ。また可愛そうな事にトリニータのオフサイドが取られたと思いボールを持ったままエリアの外へ足を踏み出す状況に(この時線審はオフサイドフラッグを上げた状態ではあったが主審はコールせずプレー続行状態だった)。この時ばかりはスタジアムのトリサポも「FK決まらんでよろしい」と同情していたと思われる。

試合もロスタイムに入ろうかという状態から少しジュビロのDF陣が乱れだす。
そしてロスタイムも3分立とうという時間帯、深谷のフィードをデカモリシが胸でトラップパス、ウェズレイが上手く身体入れ落ち着いてゴール右隅に流し込み劇的な勝ち越し!!
猛攻を仕掛けるジュビロをファウルで止めたところで時間稼ぎに藤田とコバヒロ投入。今日の『魅惑のコバヒロタイム』は僅か数十秒に終わりタイムアップ。
トリニータが後半の逆転で見事ホーム6連勝を飾った。

以下、短評。

【トリニータ選手】:
西川:失点は成岡を褒めなしゃーない。攻撃的な低空フィードを多数披露、が前半ミスキックが数発。あのプレーについては後述。
深谷:前田に振り切られるシーンもあったが深谷的ディフェンスで貢献。
森重:若干ラインコントロールに苦しむ(これもまた前田遼一が上手い)。
大海:この日はDF神。そのうち上本がお笑い系DFだったことを忘れてしまいそうだ。
ホベ:ジウシーニョに翻弄されるも後半からは復活。
エジ:前半ミス多発だったが徐々にペースアップ。攻守の要所に顔を出す。
高橋:前半の飛び込みは大輔らしい。後半のヘッドは惜しかった。徐々にゴールに近づいているぞ。
慎吾:いつもの良い慎吾だったが前半の決定機は落ち着いて決めて欲しかった。
夢生:仕掛ける意識はいつもの夢生だったが今日はあまり他と連携とれず。
ウェズレイ:ここぞのチャンスにしっかり決める大活躍。これぞストライカー。
前俊:面白い仕掛けを随所に披露するもシュートまでいけず。好調を維持。

デカモリシ:多少強引なプレーだがしっかりと2点に絡む。今後も期待が持てる。
藤田:時間短すぎで評価なし。
コバヒロ:この日のコバヒロタイムは交代時の全力疾走のみ。

【ジュビロさん達】:
※ジウシーニョ凄ぇ.....守備もするし攻撃はドリブル上手いし。
※終了前DF陣にミスが多くみられた。多分田中誠とか茶野とかだったと思うのだが....そんな選手じゃないはずなんだけどなぁ。
※トリニータ相手に5バックで守るジュビロに時の流れを感じる。かってトリニータが昇格時に戦った時、けちょんけちょんにパス回しされたのも今となっては良い思い出。
※途中交代の犬塚選手は遠目に日本人とは思えず。よほどジウシーニョの方が日本人ぽく見えた。
※辛いデビュー戦になったと思われるGK八田。これから更に研鑽を積んで良いGKになってほしい。いつか将来「八田ってデビュー戦では....」と笑って話せるように。

【その他×××】:
※内容的にも危ない試合で勝点3が取れたことは非常に喜ばしい。あの慎吾がゴール裏でサポーターにあわせて踊っている姿が見れるくらいだもの。
※デカモリシのでかさをスタジアムで痛感。途中交錯で痛んでいるなぁと思っているとデカモリシが立ち上がった陰に駒野が隠れており正直びびった。
※えーと....
大海と周作のショートコンツェルン
 「次節からリーグ戦を離れるので、今のうちにカレー券をも~らう の巻」(と2chで書き込まれてた)
の件ですね。スタジアムで見た瞬間「こいつ上手い事やりおった」と褒めてたのになぁ......浮かれてブログに書いちゃうんだもん。こんな事だから「ゆとり世代」って言われてもしょうがないなぁ。反省汁!
※ウェズレイの勝ち越しシュートが決まった瞬間のシャムスかガッツポーズ5連発に萌える。珍しく気合の入ったガッツポーズであった。
※一部ネット上でトリニータFW陣が動物的すぎると書き込まれる。ブタゴリラFWとか九石動物園とか......まぁウェズレイは元々「猛犬」(ビジュアル的にはゴリラだけど)だし、デカモリシは確かにメタボリシだしブタモリシかもしれない。更にはゴーイング俺・高松とか教祖・前俊とかキャラクター的に濃くないとトリニータのFWはやってられないのかもしれない......どうりで市原の出番が無いはずである。
※当日のNHKBSの「Jリーグタイム(別名ナミタイム)」を深夜に視聴。ゲストの木村和司のあまりのやる気の無さに惚れる。横浜Fマリノスの不甲斐なさに怒っているのか?
※最後にこの日のジャッジ高山さん......ちゃんとしようや。両チームのサポから嫌われてどうする。

さて今節はロスタイム中のゴールで勝敗が左右された試合が3試合、ジェフvsガンバとサンガvsFC東京。ガンバの決勝ゴールを決めたのは元トリニータの山崎雅人だったのだが、ヒーローインタビューでは「しっかりと準備して大分戦に望みたい」とコメント。よぉーし待ってろ雅人!!

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