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冷静にトリニータの順位を振り返る


 すこし冷静に考えてみよう。
 現在、J1は第14節を消化(レッズとサンフレのみ13試合)。14/34ということでシーズンの約40%を消化したことになる。折り返し地点の50%まであと3試合。この残り3試合をどう闘うかが残留争いに参加しない為に必要となるわけだ。

 ここでトリニータの順位及び成績をおさらい。

11 横浜F・マリノス 20 14 6勝2分6敗 得失点差6
12 ヴィッセル神戸 20 14 5勝5分4敗 得失点差3
13 FC東京 17 14 5勝2分7敗 得失点差-3
14 ヴァンフォーレ甲府              14 14 4勝2分8敗 得失点差 -13
15 大分トリニータ 13 14 3勝4分7敗 得失点差-11
16 大宮アルディージャ              11 14 2勝5分7敗 得失点差-7
17 ジェフユナイテッド千葉 10 14 2勝4分8敗 得失点差-8
18 横浜FC 10 14 3勝1分10敗 得失点差-16

 .....orz。何度見返しても鬱になるなるような成績である。とくにやばいのが得失点差。-11はないよなぁ。2試合ほどジェノサイドくらってるからなぁ。
 前半戦残り3試合の相手は6/16:12位ヴィッセル神戸、6/20:17位ジェフ千葉、6/23:14位ヴァンフォーレ甲府。この3戦で少なくとも勝点6~7が欲しい(全然冷静じゃないよな)ところであるが......。

 すでに今期のトリニータの目標である6位ってのは消えつつある(いや消えた)とみて、現実的に最低限の目標は『J1残留』とするのであれば、常にトリニータの下に3チーム作ることが必要となる。その為にも得失点差でトリニータを下回るヴァンフォーレをいかに追い越すかにつきるかと。そのヴァンフォーレ戦に気持ちを持っていく為には、「今期ホーム無敗のヴィッセルに初の土をつける」とか「過去勝利したことのないジェフ千葉に初の勝利」とかのマイルストーンが必要となるわけだ。前節、ほぼ負けの状態から奇跡的な勝点1をもぎ取ったということで、雰囲気自体はよいはずなので、これをいかに次に繋げるかも必要となるだろう。

 トリニータのチームとして改善しなければならない部分はまだまだ残っている。
 怪我人続出の中、得点力アップの為、前田と梅崎が入った。この得点力が生きるのも、中盤以降の守備力があってこそ。特にボランチ。ここをなんとかしないとこのままズルズルとあがき苦しむままなのではなかろうか。


大分トリニータ2007 1661177038153602607

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