観客席の名(迷?)監督
http://lovetrinita.blogspot.com/2007/04/blog-post.html
大分トリニータがホームとする九石ドームには沢山の監督コーチがいる。それも観客席に(笑)。
「審判どこみとんじゃーぁ!」
「ネモ!ネモがあいちょんけん、ネモにパスしぃ」
「なにバックパスとかしちょんかのぉ」
先日のナビスコ:FC東京戦は観客が少なかったせいもあるが、結構な数の声が聞こえてきた。
「○○~っ(審判の名前)!ちょっとこっちへ来い」
「プレス、プレス。プレ~スぅっ!」
↑ちょっとこれはツボにはまった。だって、なんか加茂周思い出しちゃうんだもの。
だいたいある程度の年齢がいったおっさんである。かくいう僕も時たま声に出てしまうことがある。サッカーを齧った事がない僕ですら声にでるのだから、若い時分にサッカーをやっていた方々は我慢できないときもあるだろう。これも応援スタイルの一つだと思うし、僕は否定しない。出来れば周囲の観客が迷惑(不快な言動や下品なもの)にならない程度で、なおかつユーモアを感じさせてくれるもの(思わず周りも笑ってしまうようなもの)であればよいのではないか。
ユーモアのある観客席からの指示といえば、いつも一緒に観戦している。姉夫婦のご近所のおっちゃん。本当もう最高。僕はいつも笑いをこらえている。
「いいぞ○○(相手選手に)、もう今日は十分やったから、あとは天皇杯に余力残しとけぇ~!」
「審判~!今野がせった。今野がせったぞぉ」
....おっちゃん、審判も今野も大分県人じゃないから「せった」って言っても通じんから。(「せった」は大分方言で「押した」の意味)
あれもこれも大好きなスタジアムの風景の一つなのである。