【選手名鑑】:上本 大海 #22
http://lovetrinita.blogspot.com/2007/04/22.html
ぐはっ....。
SportsNavi+のファンブログの「おすすめエントリー」にのってしもた。これはまた偉い事になってしまった。「トリニータを生暖かく見つめる」がBLOGのコンセプトなのに「谷亮子の記事」ってのがまた...。
このままではスポーツについて暑く熱く真面目に語ると思われても困ってしまうので、なんか「お馬鹿な記事を書かねば」と半ば焦りにも似た脅迫観念に襲われる自称「大分のナイスミドルおっさん」こと鳥脳です。初めてBLOGを訪れた皆様、ご機嫌麗しゅう!
せっかくいろんな方が訪れるであろうから、大体において知名度の低い大分トリニータの選手をご紹介できるチャンスととらえ、暖めていた選手紹介企画第1弾をば!
このBLOGの記念すべき最初の紹介選手は.....。
上本 大海 選手です。
週刊サッカーマガジン3/9増刊2007J1&J2リーグ選手名鑑から引用しますと。
82.06.01生まれ(わしと同じふたご座やね)
鹿児島県出身
02~04:ジュビロ磐田
05~07:大分トリニータ
好きなサッカー選手:「中山雅史」(ゴンはわしも好きな選手や)
今年の目標:「レギュラー定着」 だそうです。
よくよく大分トリニータの選手を知らない方々向けに説明しますと、まぁ大体トリニータの試合でフィールドに寝転び痛がっている選手と認識していただければ間違いないかと(笑)。基本的に大分の3バックDF陣の左を担当しておりまして、さほどフィジカルに強いわけではないのに相手FWやサイドを削りに行く無鉄砲なナイスガイです。
そのプレースタイルからカードを貰うことがしばしば(どれくらいか調べようと思ったけど、どこに行けばいいんだろ?)であるが、大海にかかわった相手選手がカードを貰うケースも多々あるのでメリット・デメリット相殺といった所か(このプレースタイルからか他チームのサポから評判が悪かったりもする)。前述の選手名鑑では「フィードの精度も高い」と賞賛されるも、高い位置まであがり妙に不安定なボールキープや、唐突に繰り出す不用意なバックパスなど、敵味方をドギマギさせるエンターティナーでもある。観客席の迷監督達からも「(福元)洋平に代えるぞ!」と叱咤激励されることも。
えーと、散々な書き方をして上本大海選手の事が嫌いかと言うとそうではなく、妙にトリニータに欠かせない雰囲気をかもし出す名助演男優という捉え方をしていただければ幸いである(でなければ第1回にもってこない)。
いつも一緒に観戦している姉などは、彼が削られて倒れるたびに
「大海は身体弱いんでぇ」とか「大海は骨折れるんでぇ」とか相手選手に罵倒を浴びせる。大学に通う2人の男の子を育てた姉は「出来の悪い息子」を思う心境で応援しているのだろうか?
そんな姉が発した大海への声援の中でもけだし名言であったのが
(珍しく相手からボールを奪取するや、華麗なステップで相手をかわし、前線への精度の高いカウンターパスを炸裂させた時)
「そうっ! 大海はやれば出来る子」www
上本 大海選手、今後も頑張って「やれば出来る子」になって下さい。
蛇足ですが、上本 大海選手は非常に(というか輪をかけて)陽気な性格であり、欠かせないチームのムードメイカーである(ファン感謝祭などでは偉観なくその威力を発揮している)。あまり大分の選手にはいないタイプなので、これからもトリニータを支えて欲しいものだ。
また先日たまたまSS席で観戦できた会社の上司は、痛がり芝生に寝転ぶ大海選手を見て「また大海の仮病や」と呟く大分フットボールクラブ 溝畑社長を見かけたそうである。