結果としては最高ではないが最善ではあった【J2第4節:vs清水エスパルス】
随分と長い事、男の一人暮らしをしてますと、家に居る時のだらしなさ半端ないです。一人だと何を気にする訳でもありませんので、素っ裸で部屋の中を歩きまわりますし、トイレのドアを開けていても気になりません。一番問題なのはどこでも気兼ねなく「オナラ」をしてしまう事です。普段一人であればしたい時がする時なのです。こういう習性が身についてしまうと、外出時オナラが出たい時に出てしまうのです。こんにちわ、オナラを我慢できない管理人こと鳥脳です。
さて「したい時」に「してしまう」習性が身についている管理人、それはトリニータの遠征においてもそうなのです。鹿児島でキャンプが開催され公開されるとなると「開幕戦よりキャンプに行ってみっか」となりましたし、キャンプ視察を終え開幕が近づくと「開幕戦ぐらいは遠征するか」ってなって航空機とホテルを手配しましたし、「今年はいわきと初対戦!知らないアウェイスタに出会える!」となり仕事終わりの金曜日からの移動で航空機とホテルを手配しました。先週末の清水エスパルス戦も「行けるんじゃね?」と思いはじめ、新幹線日帰りも行けるよなぁ...となりましたがチケット含め諸々で5万弱という価格帯に諦めた管理人です.....管理人、1つ大人になりました(この齢になってかい)。
さてさて、相変わらずの長い前振りですが、先週末のトリニータは管理人が諦めたアウエィ日本平で清水エスパルス戦。
トリニータの布陣は以下の通り。
勝ってるチームはメンバーを変えないのか、今やってるサッカーを体現できるのがこのメンバーなのか。とりあえず前節体調不良でデラレンだったデルランがでるらん。ワントップに伊佐、インテリオールに司とノム、左・藤本、右シゲタイラー、ダブルボランチに弓場と野嶽、DFラインは左からデルラン/上夷/ペレイラ、GKは西川。ベンチスタートは高木、香川、羽田、奎汰、中川、也真人、サムエル。
対する清水エスパルスさん、この対戦の前のルヴァンで久しぶりの勝利を挙げたので味をしめたのか若干メンバーを入れ替えてくる。昨シーズンJ1得点王をベンチに置く余裕ぶり。我らの鉄人であった鈴木義がしっかりとDFを締めてくる。
キックオフ
序盤は相手裏への長いボールを効果的に配しトリニータが握っているようにも見えるが最後までは行けない感じ。徐々に徐々にエスパルスもボールを握ってくるがそこまでの怖いシーンは無い。ノムが枠に飛ばせなかったセンタリングからのボレーと、カウンターから弓場が権田を躱し...たまでは良かったがシュートがサイドネットに行ってしまった(権田を躱したボールがもう少し短ければ)シーンは可能性を感じた。これを継続できれば得点も....と思いながら前半スコアレスで終了。
後半開始
前半感じた可能性は、後半はまったく漂わなくなった。軽いミスでボールを奪われたり、こっちの戦術に対して効果的な手を打たれていた感じ。
基本ボールはエスパルスが握るが、最後の局面でエスパルスさんも意外性とか意表を突いたような攻撃はなく怖さは感じず。
後半60分:司→也真人
後半60分:藤本→奎汰
後半74分:伊佐→サムエル
後半81分:弓場→羽田
後半81分:ノム→中川
いつもよりは体感少し早い交替だけど、想定通りの交替。素人の僕でもわかる交替なので、清水エスパルスさんも当然のこの面子に替わると想定していたに違いない。
後半チャンスらしいチャンスはなかったけど、DFがしっかりと踏ん張り、エスパルスさんには得点を許さずスコアレスドローで決着。「アウェイでの勝ち点1は実質勝利」と管理人は良くほざくのではあるが、昇格のライバルと思われたエスパルスさんとの勝点差を詰められず、エスパルスさんがホームでリーグ戦の未勝利が続くといった状態を継続させた事は本当に完璧ではないが、勝利に限りなく近い結果であったと思っている。
【清水エスパルスさん達】:
※MF#14の白崎さんが嫌な奴でした(誉め言葉)。
※MF#45の北川さんは前はもっと輝いていたような印象でしたが、今回はあまり目立たず。
※FW#29のディサロ燦シルヴァーノさん....伊佐並のチェイスを繰り広げる。何だ...あの...伊佐の元で修行してみないか?
※なんとなくJ1から降格してしまったのが判る内容。なんか中途半端にまとまってるけど怖さのない攻撃。印象的にはサイドの攻撃が雑、ほんと雑。もうちょっと何か考えた方が....。
※あのスタグルで、フライドポテトに絶妙な配合の塩昆布とゆかりが混ざってるやつ、まだ日本平にあるんかなぁ。
※多くのエスパルスサポ的に、今回もトリニータ相手に圧倒した事をポジティブに捉えて、1年で昇格という夢を見続け、気が付いた時にはホームでの勝のないままが継続し、慌てて監督を変えるも、時すでにお寿司!な状態になる呪いをかけておく。
【トリニータ選手たち】:
西川:攻撃にはさらされるもDFと連携し、シャットアウト。
デルラン:藤本と呼吸が合わず。
上夷:冷静にDFラインを統率。
ペレイラ:たまに上がるペレイラを見てこちらのテンションも上がる。
弓場:カウンター惜しかった。が、あれを決めれるぐらいだと即代表。
野嶽:被ファウルなのに、イエローを提示されるも撤回。
藤本:精彩をかく。相手チャージの影響か。デルランとの意図を汲みきれず。
茂平:最後まで走り抜くフィジカルは現在のトリニータに欠かせない。
司:野嶽のイエローをきちんと抗議の上撤回させる。ジャッジとのコミュニケーションの取り方はキチンとしているイメージ。
ノム:前半のチャンスシーンは枠にさえいけば点が決まったイメージ。
伊佐:鈴木相手に基点になれず。
也真人:局面を変えるまでは至らず。
奎汰:FKのキッカーしか目立つ場面がなく
サムエル:サムエルに伊佐の役割を期待してるの?
羽田:最後まで無失点を支えるも目立つ場面はなし。
中川:途中出場で体力にまかせ前線から追い続けるも、効果的であったかは不明
【その他】:
※清水エスパルスさんがしっかりと大分トリニータのストロングポイントを消すための手段を計画して実践した印象。トリニータはそれを上回る事ができなかった。現在のトリニータは、トリニータのやりたい事を実現する為の精度や落とし込みをする指向というかそういう姿勢だと思うので、今回みたいな細かい部分のミスを少なく精度を上げていこう。
...まぁ、個人的には用意してきたプランが上手く行かない時のセカンドプランを準備するようなチームが好みではあるが...こういう問答無用なプラン変更には長沢が有効だとは思うのだけど、長沢はよ復調して。
※この日の日本平観客13,658人。たぶんJ2第4節で最多観客。前節/前々節と最多だったレゾドに引き続き大観衆の前で試合をできるトリニータ選手は幸せを感じて欲しい。
しかし、アウェイのゴール裏を結構な数を動員する(アタオカ)トリニータアウェイ民は相手の動員に寄与する良いアウェイ民だなぁと実感。
※首位にたったのは前節だけ(町田が得失点差で上回る)、が町田ゼルビアさん、首位なら首位らしい観客動員を(町田GIONはまぁ近場の水戸相手に3,882人)
※今週末はホームで「お犬様」ことジェフユナイテッド千葉戦。またJ2最多動員を記録してやりましょう。
【選手投票】:
まぁ誰がどう見てもMVPは西川。抜群の安定をみせるがこのままシーズン通して高木を2ndに控えさせるのか楽しみ。
本日のコメント大賞は、ガーリックさんの
「日本代表GKにほぼ仕事をさせなかったぞ!」
に決定。おめでとうございます!