彼を知り己を知れば百戦殆からず :プレビュー:第3節:vs栃木SC
もう人生も長い事生きてきて、関東にも関西にも九州にも1/3づつくらい暮らした経験からすると、関東の人間は九州7県(沖縄除く)の位置や存在を正確に言えない事が多いです。僕らサッカーのサポーターはそれぞれの地方にチームがあって、アウェイ遠征なんかで大まかには判っていますが、一般人はそうでもありません。「えー?」ってなるトリサポも多いでしょうけど、だったら北関東とか、東北の位置関係正確に言えます?そんなもんなんです。
あっ...申し遅れました。本ブログを主宰する(と言っても下に人はいませんが)管理人こと鳥脳です。
さて、我がトリニータは今週末もホームでJ2第3節の試合。相手は魔境北関東の栃木SC(ショッピングセンターの略ではない)です。栃木SCと言えば一昨年まで、元監督の田坂さんが務めておりましたし、結構選手の行き来も多いクラブな印象。孫子の兵法に「彼を知り己を知れば百戦殆からず 」という言葉がありますので、管理人自体の復習も兼ねて栃木SCをおさらい。
イメージ的には栃木SCは、北関東のローカルチーム。抜群に強いチームでもなければ、抜群に弱いチームでもない。トリニータのJ3修行時代も一緒にJ3に落ち、終盤やっとうっちゃってうちが首位になった。弱小チームならば、若手を抜擢して成長を促し高値に他チームに売っていく手法を取るチームも多い中、栃木SCさんはその中に盛りを過ぎた有名選手が加入しているイメージ。2020年のエスクデロ競飛王さんとか。それ以前の大黒さんとか。
栃木SCさんは開幕戦で後半46分に追いつきロアッソと引分、第2節は最後の最後に(後半45分)仙台に決められ敗戦の1分1敗。粘りは強い。基本はトリニータと同じ3-4-2-1のミラーゲームになると思われる。着目するのはこの選手たち。
まずは元トリニータ選手。
イチゴ農家出身の黒崎。トリニータでもイチゴの差し入れが懐かしい。開幕戦/第2節とも右サイドで先発。当然我がチームが目をつけた選手なので実力は折り紙付き。豊富な運動量で上下動を繰り返す。ここは我がチームの藤本との主導権争いに着目。互いにが押し込む事により、相手のストロングポイントを消す事に繋がるバチバチポイント。トリニータ的には左が駄目でもペレイラ-ノム-シゲタイラーの右もあるので、どこのスペースを使って攻めるかが見どころ。
第2節では黒崎と交代で入ってきたのが福森。
彼も我がチームが目をつけた選手だけに良さは重々承知している。
曲者なのが8番の髙萩洋次郎。サンフレッチェからオーストラリア/韓国を経てFC東京、そして現在の栃木SCの元日本代表。管理人のイメージ的にはプロトタイプ版家長なイメージ。36歳のベテランながらまだ技術的には錆びついていない。彼からのスルーパスや展開は危険なので、彼にボールが渡る前に潰したいもの。
開幕戦/第2節ではベンチに入っていないけどこんな選手も
29番:矢野貴章。声に出してフルネームで呼びたいJリーガーの上位候補。
9番:瀬沼優司。管理人が昔から好きなタイプの選手。なんか語り口調が独特で癖になる選手。
あとよくは知らないけど
6番:大森渚生(おおもりしょうって読むらしい)。この子は管理人の会社の同僚の知り合いの子(つまりよく知らない)らしいのでプレーに着目したい。
第2節の東京ヴェルディ戦を栃木さんが分析したのなら、当然西川から前線伊佐へのフィードは研究してくるだろうし、ミラーリングのゲームなのでここを使わせない為にどうしてくるかも着目。
ちなみに栃木SCさんの胸スポンサーTKCは栃木県宇都宮に本社を置く情報通信業さんらしい。年商700億弱らしいので結構な企業(ちなみにダイハツ九州さんは年商3500億、ネットワンシステムズさんで1900億弱くらい)
今シーズンは集客1万人を目指す我がチーム。第2節は15,705人を集客したが、この3節にいかに観客が集まるかも着目したい。弓場やノムの新チャントも決まったので、第2節のような圧倒的な雰囲気の中勝ち切りたい。
ご存知かもしれませんが、TKCは栃木計算センターの略です。
返信削除それは知らんかった....(´・ω・`)
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