そう簡単には勝たしてくんない 【アジア杯:vsカタール】
http://lovetrinita.blogspot.com/2007/07/vs.html
うーん勝てる試合だったよなぁ。
試合を観終わっての感想はこれがすべてだったかな。
仕事もそこそこに(本当にIT産業に従事するサラリーマンとしてそれで良いのか?)、滞在先のウィークリーマンションに帰る。職場から歩いて5分もかからない位置。シャワーを浴び身を清めた上で発泡酒を片手に試合開始を待つ。この日は昼くらいからドキドキ感が増し「あぁサッカーの国際大会が始まるんだなぁ」という気分を満喫(だから仕事しろって)。
さてU-20代表と違い、我等が大分トリニータの欠片も含まない(厳密に言えば加地選手はトリニータ在籍経験有り)フル代表のアジアカップ緒戦の相手はカタール。
とてもカタール出身には見えない(勢いで書いていますが、こんなの判る訳がない)帰化選手を何人も揃え、中東の強豪国に仲間入りしようとしていて、なおかつ日本A代表が一度も過去勝っていない.......というマスコミの煽りを少し信じかけだったが実際そこまで強くない。明らかに地力では日本が上回っていると感じた。
日本は高原をワントップに4-5-1のフォーメーション(この手のフォーメーションのなんか話になるとサッカー非経験者の鳥脳としては話が怪しくなるのだが)、元祖毒茸中村俊を活かす為のフォーメーションなんかな。中村俊を如何にプレッシャーのかからない位置で自由に使えるか、逆サイド側(今回は山岸)のムービングに合わせるかがイビチャ爺ちゃんの狙いととりました。まぁ試合を応援するほうとしても「中盤の底で鈴木が実効的に支配し、サイドバックが中盤を追い越し、毒茸中村俊・邪悪なガチャピン遠藤・名前どころか遠目には元祖毒茸と区別がつかなくなってきた中村憲がポジションチェンジを繰り返してゲームを支配する」事を期待しとる訳ですな。
結果からいってそれなりに上記の期待は満足させてはくれるのだが、いかんせん肝心の点が入らない。ボールは回せるけど相手は崩せない。なんか2本くらいパスが多い感じといえばよいのか、相手を崩す動きをする選手が足らないって言えばよいのか。俊輔ファンの方からお叱りを受けるかもしれないが、正直、俊輔は僕の思う代表にはいらない。彼が優れた素晴らしい選手であることは僕も認める。けど、その素晴らしさを活用できる方法を思いつかないのだ。
ため息とともに試合が終了。
前アジアカップと同様に本大会もドキドキ波乱万丈の大会になるのか。
(こういう状況が嬉しくもあり、悲しくもあり.....。)
以下短く要点だけ。
※芝の感じが最悪(逆にあの芝であれだけパスによる展開を狙うのが正しいのか)。
※カタールサポ(?)のおっちゃんの拡声機で独演会みたいな状況にびっくり。
※山岸:こっちの期待の割りには.....頑張ってはいたけれども。
※高原のシュートは上手いなぁ。ああは合わせられん。
※なぜ代表になると遠藤の良さが出ないのか不思議。
※鈴木よかったなぁ。カタールクラスだと鈴木一人で十分だな。あんなボランチがトリニータに欲しい。喉から手が出るくらい欲しい。(切実な問題)
※駒野がいないのがキツイなぁ。今野が悪いっちゅー訳じゃないけど、今野は駒野じゃないし。
※洩れ伝わるところによるとイビチャ爺ちゃん大激怒らしい。「お前らアマチュアなのか」と顔を真っ赤にして怒っていたらしいが、あの爺ちゃんに怒られると怖かろう。いまの代表メンバーって怒られると素直に聞いてそうなところが少し不安。こんな時のリーダーシップをとる選手は誰なのか(中澤?)、精神面での支柱を担いそうな選手が少ないところも不安。
※テレ朝の中継最悪。もういい加減あのアナウンサーに実況をまかせるのは勘弁して。他にいなかったら慈英でいいから、とりあえず彼をおろして。
(滞在先はBSが映らんのよ.....orz)