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今期のトリニータを振り返る:その3【中断期の補強】


 つづきです。

 前記事、前々記事のように前半戦が終わり、下を見ると横浜FCしかいないような状態であったトリニータであった。

 まぁ苦境に陥ったチームのすることと言えば「監督更迭」か「戦力補強」しかないのであるが、トリニータの場合シャムスカ以上の監督を連れてくることは難しく(前々年から十分過ぎる程の結果を出してるし)、どう戦力補強するのかと注目していた。
 前半戦終了前にまずは怪我人続出だった攻撃陣の補強としてサンフレッチェ広島からFW前田俊介選手をレンタル補強。広島では佐藤寿人・ウェズレイといった分厚い壁の為か(はたまた噂に聞く守備意識の低さの為か)、出場機会があまりなかったのところを上手いこと誘惑したのであろう。
 それと高い上昇志向で海外に羽ばたいた(はずがグルノーブルで鳴かず飛ばずの)梅崎がレンタル契約満了を待たずに復帰(回収?)。これは単に運がよかっただけの気もする。

 7月にはクラブ主催のサポーターズ・カンファレンスが行われ社長や監督も出席。サポーターへの協力を呼びかけると共に「3人前後の選手を獲得する方向で話をしている」という情報を編成部長が説明。この話を聞いた時は「ほんとにちゃんとしたボランチ取ってくれくれるんだろうなぁ」と半信半疑だったのだが「J1に所属している日本人MFなど」といっていた方が「神」の事だとは想像だにしなかったのである。

 まずは不良外国人とまで言われてしまったマラニョンとセルジーニョを解雇。

 .....マラニョン。思えばシーズン当初、シャムスカをもって「今シーズン最大の補強」と鳴り物入りで移籍してきたマラニョン。ミドルシュートも魅力と言われていたマラニョン.......このマラニョンが問題だったのである。なんかマラニョンに銀色の部分があってコインで削ってみたら「ハズレ」って書いてあったような感じだったのだ。
 うちの義兄にして「うちのブラジル人は躍動感がない」とまで評されたマラニョンとセルジーニョ(実はセルジーニョはもうちょっと見たかった気もする)と入れ替わったのが、昨年までトリニータのボランチであったエジミウソンと昨年アビスパ福岡で主将を務めたブラジル人・ホベルトであった。

 エジミウソン。陽気な性格でチームを盛り立てるひょうきんもののエジミウソン。ローカル局製作のトリニータ応援番組ですし屋で板前修業していたエジミウソン。異様にFW高松と仲が良く、一説によると二人はできているんじゃないかとまで言われるエジミウソンが帰ってきた。
 ホベルトとエジミウソンがボランチをやるようになり格段にセカンドボールを拾えるようになった。中盤の底が機能しはじめるとDF陣もばたばたしなくなり失点数も減った。

 そして、最後の補強のピース。怪我で調子の出ない根本の穴を埋めるべく新潟から神が舞い降りたのであった。この神は「異様にネモ好きの管理人」でも「こりゃすげぇ」と唸らせる本当に本当に神であった。

 神こと鈴木慎吾選手に関してはもう少し書きたいので つづく

 そうそう、中断期に同じく行われたU-22W杯で、福元・森重・梅崎が一回り成長したのも大きかった。

大分トリニータ2007 6719450079012225989

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