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最高の週末始めました【J2開幕戦:vs栃木SC】

 最高の週末始まりました!

 全国6000万人のサッカーファンの皆さん。
 皆さんの待ち望んでいたフットボールシーズンの到来です。週末に贔屓のサッカーチーム、贔屓の選手の結果如何で、次の週のお仕事が辛くても我慢できたり、辛いお仕事に没頭することでその結果を忘れようとしたり。そうあの山あり谷ありの人生のようなフットボールシーズンがまたやってきたのです。

 そして、全国1億2600万人のトリサポの皆さん。
 我が軍が勝ちました!我が軍は勝ったのです!
 ごっちゃんのダブル、新戦力藤本、虎視眈々とスタメンを狙う伊佐の揃い踏みで4点。
 最高の週末が始まったのです。

 えーと...栃木SCのマスコット、トッキーよりも、ノーブラのTシャツに浮かび上がる突起ーが気になる管理人こと鳥脳です。そんな突起を管理人は西日暮里・東日暮里と呼ぶこともあります。

 さて、最高の週末を堪能すべく開幕戦に参戦したので、そのレポート。


 管理人は現在、大阪の地で春季キャンプの真っ最中。開幕戦に向けて東京の自宅へ一時帰宅。日曜日の試合に向けて土曜日は自宅でJ1様の試合の眺めつつ体調を整える作戦だったのですが、某おばちゃんから「御徒町の焼肉屋にいるから来て!」とのエマージェンシーコールがかかり、参加してしまったのが失敗。焼肉屋が終わった後も某おばちゃんの夫こと犬サポの旦那と二人、はしご酒に繰り出し、二日酔いで開幕を迎えるという大失態。とりあえず日曜日の朝7:00に関東組御用達の高田馬場には遅れずに集合。

 14:00開始の試合で朝7:00に出発するのは、当日開催される東京マラソンの影響を受けたくなかった為も。そしてもう一つの理由.....『苺狩り』イベントなのだ。
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 栃木と言えば「とちおとめ」、そう苺の産地なのです。もう試合開始5時間前から『もぐもぐタイム』を発動するというカーリングも真っ青の我々関東組なのです。
そだねー

 苺を狩るのです。狩って狩って狩りまくるのです。春季キャンプ地にPS4を持っていけないが為に、買ったばかりモンスターハンター・ワールドをやれない管理人でも「ひと狩り行こうぜ」なのです。苺を狩る....苺をローマ字表記にしてICHIGOとして順番を入れ替える。そしてトリニータのTを加えるとTOCHIGIになるのです。そう我々は栃木を狩りに行ったのです。書いてる本人も何言ってるか判らない....(´・ω・`)


 ....えーと...二日酔いのお爺ちゃんでは苺を10も食べると「もういいかな」って気になったのは内緒の方向で....入場料1400円の元を取るなんて絶対無理よ。

 と、そんなこんなで栃木グリーンスタジアムに到着。一昨年ぶりのグリスタでしたが、相変わらずドングリだらけの素敵なところでした。


 グリスタのスタグルエリアも今年から「ビストロトッキー」と呼称が決まり、そこはかとなくお洒落な洋食の香りが漂うようになったのですが、ビジター入場口付近の屋台は「宇都宮やきそば」、その隣はチゲ鍋。例のごとく一枚岩チキンは健在で....特にビストロ化が進んだわけではなさそうでした。
 とりあえず寒かったので、チゲ鍋と一枚岩チキンのお店の唐揚げごはんをチョイス。揚げたての唐揚げとチゲ鍋で身体を温めながら、終盤には残ったご飯をチゲ鍋投入という、一人「チゲめし」化も果たしお腹も満足。
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 さてさて試合。
トリニータの布陣はこんな感じ。
 GKに高木、DFラインは面子は変わらないものの真ん中に鈴木を置き、右に竹内。ボランチは丸谷・宮阪と新加入組。左に星、右にこの日誕生日のレイチェル。3トップは三平・後藤・藤本。
 ベンチスタートは修行・刀根・岸田・清本・小手川・川西・伊佐....やばい、何この控えの層の厚さ。
 対する栃木SCさん。J3で戦っていたメインどころは変わらずに、ピンポイントで補強をしてきた。FWに大黒、ペチュニク。岐阜からヘニキ。DFラインにはわけあり田代さん。
 これ栃木さん結構強いよ。連携あがると結構やれる面子。

 試合開始。
 この日のグリスタの観客数8,526人。昨シーズンの平均観客数が5,147人なので、結構なサポの方々がJ2に戻った栃木SCを応援に集った感じ(ビジターゴール裏以外は500円というワンコイン価格ってのもあったとは思うけど)。
 そんなドキドキワクワクな栃木SCサポを九州からやってきたトリニータ寒気団が凍らせる。
 前半4分に裏へ抜け出したごっちゃん。
 前半11分にはワンタッチパスの連続で相手の足を止めさせてのごっちゃんのミドル。
 前半24分にはCK崩れを素早く、そして冷静に蹴り込む藤本。

 なんと開始30分で3-0の状態に。湧き上がるトリニータゴール裏と対照的に静まり返るバクスタ。
 宮阪が長短左右にビシビシサイドチェンジを決め、星がシュートを狙い、レイチェルや竹内がクロスを供給する。いやほんと素晴らしい。ツエーゲンとのプレシーズンマッチで僕がみていた宮阪は別人だったのかと思うくらい。

 トリニータの良いとこばかりな前半が終了。


 後半開始。
 せっかくJ2に上がった開幕戦がこれでは困ると栃木SCが前への推進力をもって攻勢にでてくる。
 試合をいなしに入ったのか、受け身に回ったトリニータは前半の勢いがなくなる。
 後半12分。ヘニキからのボールに大黒が見事なバックヘッドをループ気味で決める。大黒に決められるのはとても口惜しいが、もう大黒を褒めるしかない見事なゴールだった。栃木SCのスタンドもこれで勢いを取り戻す。

 後半20分:藤本→伊佐
 後半24分:宮阪→川西

 後半の33分。
 あいかわらず押されているトリニータだったが、前がかりな相手に三平が持ち上がり、エリア近くで粘り、伊佐へエンジェルパス。伊佐がきちんとコースを狙いカウンターで追加点。試合は実質ここで決まった。

 ロスタイムにもったいない、あまりにもったいない失点があったものの、そのプレーで試合は終了。
 前半と後半で出来た事出来なかった事が明確になり4得点で快勝ながらも、次節への反省点が大きくクローズアップされ、ここから始まる42試合の昇格レースを一歩ずつチームとして成長する為にはとても良い結果だったのだと思う。
 以下、いつもの形式で。

【栃木SCさん達】:
※いや、強いっす。この面子で連携が深まれば普通に強い筈っす。
※ペチュ肉...ペチュニクさん、成長期?彼が絞れてきたらちょっと怖い。
※GKは昨シーズン試合にでてない子で、DFラインも急造だったらしく。試合の入りが難しかったのかも。トリニータの立て続けの得点シーンは、あまりボールホルダーへの圧がなかったよ。
※そんなDFラインで一人目立ってたのが、#30:田代さん。選手名鑑にも載っていないぐらいの急な補強だったんだけど、まぁ訳有な選手。FC岐阜在籍時に飲酒運転で事故したらしい。いろいろ思うところもあったんだろうし、頭坊主だし、パワー系DFで素直に良い選手だと思った。今回ベンチに入っていない元オーストラリア代表DFが使えるようだともっとDFラインが固くなりそう。
※あと#14:西谷さんも良い選手だった。ロスタイムに得点するも、まったく喜んでいない感じ。
※次節、ファジアーノ岡山さんと対戦らしいので、うちの第3節への参考になりそう。

【トリニータ選手たち】:
高木:失点シーンはGKにあれを防げっていうのは酷。それよりもビッグセーブを何回か披露したのを褒めたい。だが、フィードはもっと練習を。
福森:良くも悪くもなく安定した出来。
鈴木:大黒・ペチュニク相手に苦労する。試合は勝利したが失点シーンを悔やんでいる筈。
竹内:プレシーズンマッチでDFラインの右をやっているのを見て驚いたけど、これが今季の+αな部分の筈(後述)。
宮阪:前半の出来なら鈴木惇の穴を埋めてなおかつ盛り上げるくらい出来。後半守りを意識した時点で交替されたのは、まだまだって事。でも前半のサイドチェンジは現地で痺れたよ。
丸谷:いぶし銀オブいぶし銀。藤本の得点につながったミドルを丁寧に丁寧にコースを狙っていた(結果として相手DFに当たったけど)のが印象的。前への推進力も見せた。
星:本職SB的な上下動やクロスの上げ方。中に切れ込んでのシュートの意識。なかなか素晴らしい補強であると確認。
レイチェル:誕生日ゴールとはならなかったがレイチェルの良さは発揮できていた。サポーター挨拶時の高木との掛け合いは面白かったよ。

三平:ワントップかと思いきやシャドーの位置でゲームを作る。三平にも点を取らせてのせてあげたかった。
ごっちゃん:プレシーズンマッチの時から思っていたが、一回り身体が厚くなった印象。後半おそろしいトラップからの宇宙開発というハットトリックチャンスを逃す。
藤本:2年連続J3得点王の看板が伊達ではないことを証明。この調子ならば二桁得点は間違いあるまい。

伊佐:ごっちゃんと藤本だけではなく伊佐が得点を決めた事が素晴らしい。とても上手なシュートだった。
川西:この出来の川西が控えに回ることを考えると本当に層が厚く競争が激しく、そして監督の悩みの種(良い意味での)なんだろうなぁ。
清本:あそこで、あのシチュエーションで清本が選択された事を期待の表れだと感じてほしい。

【その他】:
※いや本当に層が厚いよ、我が軍。月曜日の練習試合でも得点爆発の模様
 2月26日(月)トレーニングマッチの試合結果について(トリニータ公式)
 得点者
1本目9分 失点
1本目17分 清本拓己
1本目23分 川西翔太
2本目17分 那須川将大
2本目20分 馬場賢治   
2本目31分 馬場賢治
2本目45分 失点
得点は素晴らしいけど、やっぱり試合終了間際に失点してるのね。
※竹内を右に持って行ったのは、CBの攻撃参加が今年のトリニータの一つの戦術だという事。前半の攻勢時は竹内が右サイドを駆け上がり、クロスまで供給するシーンがあった。前線での攻撃の質の向上が今年のトリニータの課題だったと思うけど、これが片野坂さんの出した一つの答えなんだと思う。
※得点にはならなかったけど、後半の70分近くの高木からの後藤へのフィードは磨けばもっともっと得点が増える気がする。
※前半終了時、審判と会話をする藤本素敵。
※その審判。たぶんJ2を初めて裁いたんじゃなかろうか。自チームへの贔屓目を別にすればちゃんとしたジャッジだった思う。川俣秀さんってJFLとかの時に優秀ジャッジに選ばれてたんじゃないかな。
 栃木SCサポの方も「J3と違って主審が上手い」って書いてた。僕らも昨年そう思いましたもん。
※今年もアウェイの神様こと富岡八幡宮のお札が霊験あらたかな効果が発揮されていると信じたい(富岡八幡宮まで行ってお祓い受けてくる関東アウェイ民として)。
※栃木SCってこの2年間、こんな風に失点した事がないから慌てたんだろうなぁ。
※この日の実況の篠田さん、解説の佐藤さんのコンビはとても好き。佐藤悠介さんは偏りのない解説をするし(どこかの元焼肉屋に爪の垢を煎じて飲ませたいくらい)。実行の篠田さんは若干「2(two)」の発音が気になるけど、とても上手い実況。ほんと観戦の邪魔にならない上手い実況。
※トリニータは開幕戦だけに照準を合わせてピークに持ってくるような事はせず、42節の試合を通して成長しながら持っていく形だと思うので、開幕戦に勝ちつつ、課題も炙り出し、次節への緊張感を持てる結果としてとても素晴らしいものであったと思う。試合終了後も基本選手コメントは反省の弁しかでなかったもん。
※試合終了後のラインダンスのシーン。たぶん、荒野行動(スマホのゲーム)関連だとは思うけど、あそこのパフォーマンスは「うちわ受け」ではなく、観客を喜ばすものであって欲しいと思うのは口煩すぎるのかなぁ。
※ゴール裏のサポクラでコールリーダーを担当している子が、栃木の大学に通ってた子で....そして今年卒業でこの試合を最後に大分へ戻る。この栃木ラストの試合で、そしてこの展開で彼の胸中に色々と浮かぶものがあったのだろうと思う。彼の涙を浮かべながらの煽りを見ながらそう思っていた。

 という事で今年もトリニータの試合はとても楽しそうです。
 昨シーズンはアウェイでの好調をホームで実現できなかった訳ですが、そこは片野坂さんも工夫してくる筈なので、ホーム開幕戦はちゃんと帰省したいと思います。
 ホームのトリサポの皆さん、今年もトリニータは期待大です。少しでもホームの観客数を増やして選手の背中を押せる環境を作り出しましょう。

【おまけ画像】:
突起ー

今年も吉さんを取り続けるのよ







まだ手探りの新加入

勝手知ったるはじけ具合

変わらないごっちゃん

笑顔が素敵だよ

かわええ

 
栃木SC 7540335140233719799

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