崖っぷちなら何度もたってきた 【J1昇格プレーオフ決勝プレビュー：vsジェフユナイテッド千葉】

ミヤザー 「あっ...アブナイ人かもしれん」

|ω・｀)ﾉ ﾔｧ

　あと2日でJ1昇格プレーオフの決勝だと思うとドキドキワクワクして夜ぐらいしか寝られない管理人こと鳥脳です。

　J'sGoalさんでは毎日毎日画像を変えて10/23に向けて煽ってくれて何より。昨日の画像は田坂監督とお犬様んとこの木山監督の画像.....。

田坂　「なんだてめー」
木山　「...（やっべっぇ）」

　ヤクザの恫喝に思わず視線をそらす一般市民って感じが素敵(笑)。うちのチームカラーは「修羅場上等」「崖っぷちなら何度もたってきた」だからね。
　このお二人実は同学年。同じように大学サッカー（田坂：東海大・木山：筑波大）からJリーグ入りし、デビュー1994年、そして引退も同じく2002年。お互い現役時は3チームを渡り歩くという不思議な縁。

　まぁ我々トリニータも、J1昇格プレーオフ初戦で、2009年降格が決定した西京極で京都サンガFCを倒し、そして国立で長年の苦手チームジェフを倒さねばならないって「どんだけドラマチックやねん」って思わず呟いてしまう。ジェフさんは長年苦手としてきたチームだけど、2009年共にJ2へ降格し、3年間同じくJ2で魂を磨きあった盟友でもある。その屍を乗り越えて我々トリニータはJ1へと返り咲こうじゃないか。

　ジェフユナイテッド千葉。そう我々トリニータのラストの相手として最も相応しい相手と戦うことが出来る事を喜ぼう。

　我々トリニータはジェフさん相手に勝たなければならない。お犬様は京都サンガさんと違って、リトリートしてみたり、ロングフィードを織り交ぜてみたり非常に多彩なサッカーを展開する。嵩にかかって攻めたててくる相手には結構強いトリニータも揺さぶられぬよう、中盤からの激しさが必要となるだろう。そして兵働さんや藤田さんを自由にさせないことが守備のキーになる筈。

　そして失点しないだけでは駄目で、我々トリニータは得点も奪わねばならない。
　そうジェフユナイテッド千葉のピッチ上の監督こと山口智さん....このおっさんが復活しているのが厄介。物凄く厄介。
　そもそも2012シーズンのJ2では群を抜いた戦力を保持している筈のお犬様が、何故自動昇格を果たせずプレーオフ組に回ってしまったか。
　大分の倍以上の営業収入（特に広告収入が3倍近い）で20億以上の予算でチームを編成している（参考資料：2010年度個別情報開示資料）お犬様が、何故自動昇格を果たせずプレーオフ組に回ってしまったのか。
　管理人は9/14の33節富山戦から38節の我らトリニータ戦までの成績が足を引っ張ったと思っている。この6試合でお犬様は1勝2分3敗。今シーズン33失点とJ2最小失点を記録しているお犬様が、この6試合で11失点（シーズンの1/3）なのだ。この33～38節の間、怪我で出場していなかったが山口智さん。つまりお犬様のDFはこの人が担っているといっても過言ではないのです。ちなみに管理人は、今シーズンのガンバ大阪の低迷も山口さんが今野の相方じゃないせいだと思っている（山口の代わりに今野を取ったかもしれんが）。

　この山口さんをぶち抜かないことにはトリニータに点が入らないと思ってよい。きっと山口さんは大学ラグビー部出身で営業係長似の森島を、京都戦で4得点と調子に乗りまくっている森島をマークしてくるでしょう。しかしながら槙野と同じ髪型ながらまるで印象が違う森島はゴール前で張っているだけの馬鹿ストライカーではありません。中盤でのポストで起点になったり、サイドに流れて一発大きなサイドチェンジなんて武器も持っています。25歳とは思えないまるで監督やコーチの風格の森島の周りを動き回る木島やジョンハンや三平を使うことも出来ます。お犬様もイブタヒモビッチと恐れられる森島だけを警戒する訳にはいかない事に気が付いているでしょう。シーズン14得点の三平、ジョンハンゾーンで無類のシュート力を発揮するジョンハン、諦めの悪さでは日本一の木島を自由するほど甘くはない.....そうそこで我等のヤスこと安川の出番だ。

　今期26試合、1856分出場したヤスは、この終盤スタメンで試合を重ねる度にぐんぐん成長してきているのを感じる。最終節の松本山雅戦で自陣から駆け上がり、放ったシュートは威力も方向もあっていなかったけど、先日の京都戦ではちゃんと枠を捉えた素晴らしいシュートを放っていた。
　いまケチャップの蓋が外れかけているのは安川かもしれない。

　まぁ管理人的にはここ11試合くらい得点のない三平がそろそろ爆発しそうな雰囲気と、大舞台・特に国立が似合う男モサ松が美味しいところを掻っ攫うのを夢見て国立に向かいます。