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これぞ「エースの仕事」でお犬様粉砕!【J2第38節:vsジェフユナイテッド千葉】



|ω・`)ノ ヤァ

 昔のスポナビと平行にやっていたyahooブログの方の読者ならご存知の通り、管理人こと鳥脳はヘルニアというか坐骨神経痛を中国(広島・岡山地方ぢゃなくチャイナの方)で発病した経験があります。その持病がまた再発....orz。まぁね、年も年だからこういう持病とは付き合っていくしかないんだけど(笑)

 さてそんな坐骨神経痛の為に、通常より3倍遅い逆シャア仕様な身体に鞭打って千葉県は蘇我にあるフクダ電子アリーナまで行ってきたのでそのレポート。

 まぁ前記事に速報あげているんで皆さんもご存知の通り.....お犬様に勝ちました!我々トリニータは自動昇格圏争いに生き残りました!自力での自動昇格はありませんが、残り4試合何が起こるか判りません。サポーターは気合入れていきましょう。



 この日も何某を引き連れて(管理人の介護担当との噂あり)の参戦。
 待ち合わせの錦糸町までいくのにそろーりそろーりと歩く....腰は痛い。
 錦糸町で総武線快速にのって蘇我に試合開始3時間前に到着。
 速攻向かうはスタグル屋台(笑)。

 フクアリといえば「サマナラのカレー」



 「喜作のソーセージ盛り」



 の前にうどん(笑)



 シロコロモツ煮も追加(笑)




 はい....いつものスタグル三昧をジェフサポさんが並んでいる近くで隠れるように食べる....そして飲む(笑)。この日もしっかりと試合開始前ビール1リットル越え。


 お腹もくちくなったので、トリサポの待機列に移動。同時に開門。ちょうどこの時あたりから雨が少し降り出した。

 ゴール裏お馴染みの面々(関東組)とご挨拶。
 「今日は勝つよぉ」と互いに言いあうも、これは自分自身に言い聞かせている感じかもしれない。

 雨が振り込んでいたので一旦は2階に席を確保するも、試合開始前にはやみかけたので1Fでコアサポの横に陣取る。MCハマーの「U Can't Touch This」とかかかっていたので、ダンサーとしての血が騒ぎ踊っていたら、メインに陣取るジェフサポの友人にフライデーされてしまったのは内緒の方向で(笑)

あんまり動画は関係ないけどオマケ

 さて試合。トリニータの最初の布陣はいつもと違う4バックだったのかな。
 三平をFW起用、ジョンハンは明らかに左サイドだったと思うけど、右サイドが誰だったのか....ジョンヒョンの位置取りがイマイチ中途半端で、サイドバックのマツケンがいろいろと大変そうだったと思う。
 DFラインは安川-阪田さん-若狭-マツケンな感じ。若狭がめでたくリーグ戦初先発。そうそうベンチには土岐田が復活。

 コイントスで勝ったトリニータは逆サイドを選択。おおっ「ザスパ草津スタイル!」と思うも、どうやらお犬様はエンド交替を選ばれると勝率が悪いらしい。うんうんそんな嫌がらせに近い戦法嫌いじゃないよ。
 さて試合開始。

 あちゃー....完全にお犬様ペース....orz
 ボールが落ち着く間も無く前半9分、右サイドからどう見てもブラジル人にしか見えない田中佑昌さんのクロス、これに上手いこと飛び込んだ、ユニフォームにハンガー入ったままの谷澤がゴール前で見事なボレー。トリニータあっさりと失点。
 その後も完全なお犬様ペースで試合がすすむ。ここで荒田さんとか田中さんとかの最後の精度を欠きなんとか失点を免れている状態。ジェフが良かったというよりも、トリニータが機能していない感じだったかも。

 この状況に業を煮やした田坂監督が前半から動く。
 前半27分。マツケン→木島。
 確かにマツケンがピリッとしていなかったのも事実ではあるが、マツケンの前をいったいどういう布陣がカバーしていかを考えるとマツケンは責められないと思う。明らかにスタメンの布陣が機能しなかったのは田坂監督の采配ミスだったと思うから。マツケンも憮然として表情でベンチに引き上げるも、コーチのとりなしもあってちゃんと監督と握手して引き下がったのが良かったよ。あれが菅原さんだったのかな(ちょっと自信ない)コーチがきっちりと仕事した感じ。

 木島投入でフォーメーションはいつもの3-5-2の形に。2トップに森島・木島、右サイドには三平が回る。
 これが見事にはまり、ここから徐々にトリニータが調子を上げてきたが前半はこのまま終了。
 トリニータはほぼチャンスなしの前半だったかと。

 【J2:第38節 千葉 vs 大分】ハーフタイムコメント(12.10.14)

 前半攻勢だった敵将木山さんは「体力を落とさず、更に点を取りに行こう」と.....田坂さんは「もっと足を動かそう」と訓示。

 後半開始。
 開始直後はまだお犬様に勢いがあったかに見えたが....。後半11分。若狭からの丁寧なフィードを三平が中に入りこみ、前線の森島へパス。森島の振り向きざまのシュートは、ジェフGK岡本さんの届かないコースに決まりトリニータがついに同点に追いつく。森島....何試合ぶりのゴールだろう(PK除く)。まぁこの時に森島についたのがサイドの高橋さんではちとジェフも可哀想かな。CB2人がサイドにつられてるんだもの。

 これで一気に流れはトリニータに、ジェフの選手には不安の色が、トリニータの選手は気合が漲る感じに。
 
 後半19分。敵将木山監督はトリニータにとって嫌な動きをしていた田中さんを下げ、リカルド・ロボさんを投入....これは本当にありがたかったよ。おいら思わずガッツポーズしちゃったもん。
 その直後の後半21分。サイドの安川から見当違いの方向に出された縦パス。蹴られたボールの飛ぶ方向見て思わず「ちゃんと蹴ってよ」といいかけたボールはマジックのようにサイドギリギリでカーブがかかり見事に木島へ渡る。木島が左サイドを独走。ジェフDFの大岩さんも前半好調の木島のイメージから間を詰めることができず中途半端な間合いに。木島が上げたクロスは中央で待ち構える森島にどんぴしゃ!トリニータついに逆転!

 前半からサイドからのボールは常にニアをイメージしていた森島はニアに行くと見せつつゴール前中央に離れる頭脳的な位置取りだった。もう完全にフリーだったもの。これもジェフさんのCB二人の責任かなぁ。

 後半25分には足が攣ったジョンヒョン→ミヤザー。
 後半28分ジェフ佐藤さん→米倉さん。
 後半35分にはジェフ荒田さん→オーロイさんでパワープレー気味に移行。確かにオーロイさんはデカイのだが、ここはマンマークに強い阪田さんが頑張り、時にはオーロイより高い打点で弾き返す....流石鳥人(とりじんではない)。

 後半37分には森島→高松で前線変態キープ要員を投入し逃げ切りをイメージ。
 いやいやこんな試合は時間がたつのが遅く感じ、何度も時計を確認、そして歓喜のタイムアップ。トリニータが勝ち点3以上の勝ちある勝利をつかんだのであった。

 あとは短評。

【トリニータ選手達】:
圭介:精度の良いフィードは常にジェフの脅威になっていたと思う。
マツケン:本文中に書いたとおり、マツケンだけの問題ではなかったはず。
若狭:3バックになってからフィードの質の高さを感じさせた。これは残り試合の計算が立った感じ。
阪田さん:対人に強いところを見せつける。流石のDFリーダー。
安川:最後の最後まで体を張ったプレー。勝ち越し時の縦パスは見事の一言。
ジョンヒョン:中途半端な位置取り、抜かれた後の追いかけがない等若干物足りない内容。
丸谷:危ないミスも自ら防ぎに走り周り最後まで走力は衰えず。
ジョンハン:途中惜しいスーパーミドルも披露。それ以上に守備も頑張ってた。
村井:攻撃のアクセントになっていた。古巣相手に勝利で恩返し。
三平:FW時はあまり目立たなかったが、いつものサイドに移ってからは攻守に貢献。
森島:大事な試合で点を決める。これがエースの仕事というのを表現。

木島:管理人的MVP。切れのある走りと不屈の精神を見せつける。
ミヤザー:惜しいミドルのシーンもあり。ジョンヒョンと異なり試合を落ち着かせるベテランの輝き。
高松:相手エリアでの変態鬼キープを披露。

【お犬様さん達】:
※交替で出てきた中ではオーロイが一番機能していたと思う。頑張りも感じられたがいかんせん周りに人がいなかった。木山さんの一番信頼している交替選手がロボなのかは不明だけど、いまのロボはリモコンがついていないロボな感じで、昨年のような怖さはまったく無かった。ロボを出場させなきゃいけない縛りでもあるのかしら。
※交替要員という意味で深井さんがいなかったのはトリニータにとって大きな要因だったと思う。彼....うち相手には異常に決めるからなぁ。
※オーロイが出てきてからジェフらしい攻めってのが完全に消えちゃったよね。オーロイの頭めがけるのも一つの戦術だけどそれにとらわれたらあかんよね。
※まぁ山口智さんがいなくなってからの守備崩壊っぷりはちと可哀想。シーズン当初は堅守を誇ってたのにねぇ。
※FC東京から戻った谷澤は相変わらずの谷澤っぷりだったけど、まさかシュートが枠を捉えるとは思わなかったよ。味方としてみていた谷澤は大好きだったけど、敵としてみる谷澤はほんとムカツクなぁ(笑)この日もトリサポのかなりの人数が谷澤を嫌いになったと思う。

【その他】:
※勝利の明暗を別けたのは監督の修正力の差だったのかも。田坂監督のスタメン選択は明らかに失敗だったと思うけど、そこからの修正と決断は賞賛されるべき部分だろう。
※勝利の後、ゴール裏への挨拶時に管理人にしては珍しく前まで行って肩組んで「大分よりの使者」を歌い跳ねた。握手を交わす仲間達のうち少なくない人数の目が潤んでいたのは内緒の方向で。
※ここにきて、この試合で森島が2点決めたのはとてつもなく大きい。これで調子に乗って残り試合で8点くらいはとってくれんもんかしら....ただ怖いのは2回目のカレー食べすぎ欠場に王手がかかっているところかな。あとジョンハンはつまらん異議でカレー券貰ってしまうのは残念。ジョンハンは次節出場停止。
※この日はツイッター仲間のトリスケくん・たかちさんと初対面。すんません、こんなおっさんで....本当にすんません。
※昨年、試合を上手に終わらせられず田坂監督からキツイ言葉で叱責されていた安川。その安川がこの試合は最後の最後で顔面からボールに喰らいつくプレーを見せてくれてちと胸熱。この1年で一番成長したのは安川だと管理人は思っている。

 さて天敵相手の勝利で、痛む腰もすっかり癒え....ることはなかったけど、帰路は全然辛くはなく嬉しさだけがずーっと込み上げてきていた。そのまま帰るのはとてももったいなく近所で当然のごとく祝勝会。



 この日は上位陣がまたしても総崩れだったために、自動昇格圏の2位に勝ち点差1の3位に上昇(4位の京都は1試合消化がすくないけど)。
 さぁ泣いても笑っても残り4試合。我々も大いに楽しみましょう!

【試合関連リンク】:主にJ'sGoalから
【J2:第38節 千葉 vs 大分】木山隆之監督(千葉)記者会見コメント(12.10.14)
 ちと歯切れが悪いコメント。木山さんもいろいろ迷ってる感じ。
【J2:第38節 千葉 vs 大分】田坂和昭監督(大分)記者会見コメント(12.10.14)
 いちいち引用しないけど何気に名言が多いよ、今回のコメント。
【J2:第38節 千葉 vs 大分】試合終了後の各選手コメント(12.10.14)
 兵働さんのコメントがキチンと分析されてて素敵。

試合詳細データ:2012 J2 第38節 千葉 vs 大分

【J2:第38節 千葉 vs 大分】レポート:サイド攻撃で先制した千葉が精神面や攻守に甘さが残ったミスで逆転負け。監督の采配がハマった大分は『修正力』を発揮しての勝利。(12.10.15)

大分トリニータ2012 6811426637327395424

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  1. 鳥脳さん、イナゴすぎw
    私もフクアリ行ってましたよ〜いやー木島よかったですよね!「大分よりの使者」気持ちよかったですよね!

    ところで祝勝会の店、美味しそうじゃないですか。教えてくださいよ〜蘇我はほぼ地元なんで行ってみたいっすσ(^^)

    返信削除
  2. 深井さんか~。去年のフクアリでの対戦でやらかしてくれましたからね。確かにいなくて助かりましたね。代わりにいたのは群れで動けない狼と、周りが見物人と化す巨人でしたし。

    管理人の好みの若狭くん、フィードが本当に良かったと思います。マツケンも作田もうかうかしてられないですね。

    しかし、腰痛持ちなのにスタグルを堪能し、アルコール摂取も怠らない鳥脳さんのブレなさには感服いたしました。

    返信削除
  3. 鳥脳さんがブログをアップした時刻(22:22)を見て、猛烈に
    「2位を確信しました!!!」

    兵働さんのコメントが監督のコメントかのような的確さ!
    お見事です。

    返信削除
  4. 安川から木島へ。 木島。木島! フリーだぁあああああ!  ホラホラ森島ダロ!

    返信削除
  5. サマナラのカレー、お腹一杯でたべられませんでした。
    カレー大好きっ子なのに…。

    マツケンが悪かったって訳じゃないけど、木島さんが入ってからだんだんこっちに流れが向いてる感じで、後半早いうちに点が通れたのが大きかったですね。

    某掲示板で『ボロ』と書かれていたロボ、去年の寒いグリーンスタで「ハンパねー」と思わされたロボはいったいどこへ行ったんでしょう…。

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