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大熊さんが使いこなせない羽生でなんとか勝利【J2第22節:FC東京vsカターレ富山】


 えーと....トリサポによるトリサポの為のブログ「生温かい眼」の管理人こと鳥脳です。という事で5/8に行われたFC東京vsカターレ富山の試合レポートです(笑)
 ....だって鳥栖戦は......だもん、トリニータの記事はもう少し心の余裕を取り戻してから。

 さて5/8は世間一般のゴールデンなウィークの最終日。
 新宿の「どうとんぼり神座」でおいしいラーメンを食べてから飛田給に向け出発。タイミング良く観戦仲間と調布で合流。飛田給のコンビニで待機列宴会の為にビールを購入.....えーと、二人しかいないのに6缶パックを買っているのは内緒の方向で....(だってこの日異常に暑かったんだもの)。
 結構前のりで味スタには到着したつもりなんだが待機列はいつもの位置辺りに。さっそくビールを開けて乾杯なんぞで開場を待つ。ちなみにビールのアテは「勝ち『鯛焼き』」。ほんまなぁ....勝ちタイよなぁ。この時に他会場の試合経過を確認しトリニータ先制を知り、テンションがこのうえなく上昇。
 席確保後の喫煙時間中にそろそろ試合も終わりよ~んとトリニータの勝利を味わおうとすると無情な結果にテンションだだ下がり。


 さてFC東京のスタメンは以下の通り。

       高松
    梶山
北斗        鈴木

    上里 徳永

阿部        椋原
    今野 森重

      権田

 東京ダービーでお茶目なダイビングを披露してレッドを貰いFC東京のドローに貢献したセザーがお休み。調子がさっぱり上がらないペドロJはベンチも外れFC東京は高松しかFWがいない状況.....んで梶山をFW登録と......orz。
 ベンチスタートは塩田・ノース・高橋・大竹・羽生・田邉・谷澤......うーむFC東京、本格的に選手が足りなくなってきた。
 FC東京サポ期待の上里が今季初出場。
 相手富山の選手紹介ではソ・ヨンドクに拍手、黒部さんと苔口さんにはブーイングって感じ。その他の選手の知名度はFC東京には低かった模様。

 試合開始。
 梶山をFW登録したら4-2-3-1のトップ下みたいなんだろうなと想像していると微妙に違う。FWとして位置取り後ろ向いてパス貰うという変則フォーメーション(笑)。でもまぁ守備時にミスると致命的な位置にいる訳でもないし、さぁ攻撃組立って時に軽いミスをして相手攻撃の起点となることもないのでその点では安心。東京ダービーの時は「ヴェルディの攻撃の起点は梶山」って感じでしたからね。
 まぁただ梶山はDFラインの裏を狙って走り込む選手じゃないから、その位置におくのはどうなんだって話なんですけど。

 FC東京はこの日も得点の香りがまったく漂わず。
 ターゲットマンである高松にはずーっと背後霊の如く富山のDFが貼りついていて効果的なボールは配給されず、その他の前線は活動的な動きを見せるのではなく足元にボールを貰いたがり、上里・徳永のボランチコンビがボールの出し所が無い状況がしばしば。期待の上里もパスカットされていたシーンが何度もあったが、あれは上里の責任ではなくボールの受け手の問題だった気がする。
 たまに良いボールが前線に配球されても、中村北斗が滑ったりして相手ボールとなる。たまに中村北斗がドリブルで切り込んでみてもPA内で滑ったりして相手ボールになる。もう中村北斗すべりまくり(笑)。試合前の練習後に味スタは芝に水を撒いているがホームの選手の方が滑りまくるのは問題なんじゃなかろうか。
 あとはいつものように狭い場所狭い場所を好んでボールを回そうとしたり、シュートフェイントを何回もかけるうちにシュートチャンスがなくなってしまったり、サイドの選手は決まった位置からしかクロスを上げてみないとか、んでゴール中央は固められてて跳ね返されちゃうとか......まぁ、今期いつものFC東京って感じ。
 前半はいつもの消化不良感満載のままスコアレスで終了。

 ハーフタイムの喫煙中に観戦相方が「おらシーチケなんか買わなきゃ良かったよ」と珍しく弱音を吐いたのが新鮮。

 後半開始も状況は変わらず。
 3-3-3-1と変則フォーメーションで中央をがっちり固めているカターレ富山の前になす術を持たぬFC東京という構図。
 が、前半選手の怪我で二人交替せざるをえなかったカターレ富山の足が段々と止まってくる。後半11分に谷澤を投入、これで少し前線が活性化。更に後半23分に羽生が投入されるとペースはFC東京に。
 後半36分。スローインのボールを谷澤がオシャレに壁パス。エリア内に切れ込んだ羽生が受け放った強烈なシュートはカターレGK内藤の手に触るもその手を跳ねとばしゴールへ突き刺さる。FC東京開幕戦以来のゴール!
 後半44分に守備固めをイメージしたのか高橋が投入されそのまま試合終了、FC東京待望の勝ち点3を手に入れたのであった。

 以下、短評。

【カターレ富山さん達】:
※FC東京のメンバーは個々のスキルや上手さでカターレ富山を上回ったと思うが、チームとしての熟練さ、まとまり、戦術眼ではカターレ富山の方が完全に上回っていたと思う。
※前半28分に怪我で吉川さんを失い投入されたのが谷田さん。その谷田さんが前半44分に怪我してしまい関原さんが投入という可哀相な状況。これがなかったらと思うと少しぞっとする。
※苔口さんと黒部さんくらいしか知らないチームだけれど、背番号4の江添さんが気に入る。嫌らしいプレーしてたでぇ彼。

【FC東京さん達】:
※試合終了後のヒーローインタビュー。まさかの羽生の涙&首脳陣批判(後半嘘)。まぁ大熊さんの扱いをみれば羽生の気持ちも判らんではない。
※大熊さんの試合終了後のコメント「~羽生のゴールは、オフザボールの動き出しで参考になる部分も多いので色んな選手に見習ってもらいたい。今後、ああいうカタチで(ゴール前に)入っていくことが必要になるのかなと思いました」
 ......本当に判ってるのかなぁこの人。
※大熊さんは試合中ライン際まで寄って大声で指示を出す事が多いのだけれど、ベンチに戻る際にピッチに背を向けてゆっくり戻るのは気に入らない。確かに城福さんやシャムスカはピッチを見ながら後退りだった気がする。
※高松は頑張ってたよ.....あの頑張りが報われる日が早くやってくる事を全力で祈る。後半のヘディングは決めさせたかったなぁ。とりあえずフル90分出場はメデタイ限り。
※上里さんはサポの期待通り何度かミドルを試みていた。噂のブレ球ミドルがブレすぎたのか枠は捉えていなかった気がする。そこまでの活躍でもなかったけど試合終了後に「シャー」させてたのはサポ期待の表れ。
※ふと思うんだけど徳永をボランチ起用するより、最終ラインに徳永置いてボランチに森重か今野を上げた方がアイディアある攻撃につながると思うんだけどなぁ。もしくはボランチ1枚で徳永。ツートップでトップ下に羽生を置く......まぁ梶山は少し危機感を感じさせる必要があるって事ですよ。リードした直後ぐらいの動きを毎試合出してくれないとね。

【その他】:
※試合開始前、マッチデープログラムを販売しているお兄さんの売り声「マッチデー如何ですが?表紙は谷澤選手、インタビューは阿部選手です!」って.....表紙に写っているのは少しオシャレになったモサ松ですが(笑)。もっと知名度上げなあかんようですな、モサ松。
※とりあえず久しぶりの祝勝会を調布「い志井」で開催。久しぶりに食べる絶品の料理に満足した。





コメント


大熊さんが使いこなせない羽生でなんとか勝利【J2第22節:FC東京vsカターレ富山】
コメント投稿者ID : 4dmcih
お疲れ様です!

>試合前の練習後に味スタは芝に水を撒いているがホームの選手の方が滑りまくるのは問題なんじゃなかろうか。

これは、ワタクシも、非っ常ぉぉにそう思います。まずは、「ボールの滑りがよくなれば優位になる」サッカーをしてから、そういうことはやりませんか?みたいな。

>徳永をボランチ起用するより、最終ラインに徳永置いてボランチに森重か今野を上げた方がアイディアある攻撃につながると思うんだけどなぁ

森重が上がって、徳永が埋めるってシチュエーションのほうがボールは回っていましたね、確かに。
徳永の場合、思い出したように攻撃参加したときのドリブル突破は魅力的ですが、その頻度を考えると、リベロっぽい使い方のほうが良いかもしれませんね。
posted by 4thday的な | 2011-05-12 08:50
大熊さんが使いこなせない羽生でなんとか勝利【J2第22節:FC東京vsカターレ富山】
コメント投稿者ID : OOH00003825
お疲れ様です、ご無沙汰しております。
鳥脳先生・前髪さんお元気でしょうか?
城福さんの時代から相手の守備ライン前からの攻撃ばかりで、
ラインの裏を取って守備ラインを下げる動きと、
サイドでスペースを作るためにSHの選手がオフ・ザ・ボール状態で動き出してボールをもらい縦に行き、それにプラスして空いたスペースに入りこんで使う選手のセット、さらにそこからダイヤゴナルパス、
これらの動きがないからずっと相手陣形が崩れないまま力押ししてる感じが続いていると思っており、点が入る感じが本当にしませんね。
鈴木選手が運動量いかしてサイドを上下してますが、
ボールが来てからのオン・ザ・ボールの動き出しが殆どで、
オフ・ザ・ボールでスペースに出る動きが少ない、しかも出た時は一か八かのタイミングばかりで殆どオフサイドになってしまう、
サイドに張るので椋原選手が上がるスペースがない、
中に入ってスペースを作ってもサイドが連携して上がらない上に中だと鈴木選手のボールロストが多い。
城福さんの時にも相手守備ライン前からの攻撃が殆どで、
それだけにミドルの得点力があって、ボールをもらってから動きだしてもスピードで相手を振り切れた石川選手があのころ攻撃にはとても重要でしたが、そのナオもいない。
そして城福さんの時は後ろの選手が追い越すのを奨励してましたが、前述の鈴木が中で椋原オーバーラップが殆ど見られないように大熊さんは自分の守備ポジションを空けて追い越す動きをどうも禁止してるように感じます。
その分カウンターでの失点が減る可能性が高いですが、
ますます攻撃での攻め手が減った印象で…。
あと大熊さんは守備を重視して当たりに強い選手を優遇する傾向にあるので、小技やアイデアのある羽生さん・大竹選手・田邊選手なんか冷や飯食う可能性高いかなと。
とにかく安全策を重視する大熊さんだから、高松や平山なんかのポストからの展開と相手の陣形整っててもお構いないのサイドからのクロス、あとオフ・ザ・ボールを重視しないサッカーだからオン・ザ・ボール状態のセザーやペドロ、それに谷澤さんの個人技、これぐらいの攻め手しかない状態がずっと続くと私は思ってます。
徳永は精度の高い速い縦パスが魅力なんですが、
裏を取る選手がいない昨年からの現状では宝の持ち腐れな印象かなと。
応援してますが、残留争いのチームがやるようなリスクを排除したサッカーなので、
面白さはあまり感じませんが、こういう守備的なサッカーも自分は好きなので、せめてカウンターの切れ味だけはこれから磨いてほしいと。
点は入りにくいですけど応援は続けます。
では!


posted by weed | 2011-05-13 06:03
大熊さんが使いこなせない羽生でなんとか勝利【J2第22節:FC東京vsカターレ富山】
コメント投稿者ID : OOH00003825
書いてから読み直したら、
なんだかグチっぽいですね。
オイラもストレス感じてるのかなぁw。
スゲー乱文で失礼しました。
posted by weed | 2011-05-13 06:07
コメントありがとうございます
コメント投稿者ID : lovetrinita
>4thday的な さん
 おつかめ様です。

 徳永は器用ですがやはりサイドバックの選手なんですよね....枕が変わったら寝れないくらい繊細な選手なんで、きっと子供の夜泣きかなんかで寝不足だと思いたい(笑)。

 はぁ....FC東京は重傷ですなぁ。

>weedさん
 お久しぶりです。
 鳥脳も前髪くんも元気です。元気がないのはFC.....以下自重。

 まるでブログの1記事のようなコメントありがとうgざいます(笑)
 ほんと裏狙う選手がいないってのは考えものですねぇ。
 なんで重松残しとかなかったのかと小一時間....以下自重。
posted by 鳥脳(管理人) | 2011-05-16 16:54
カターレ富山 1670626469240094783

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