ドクター・スリープ観てきたよ
https://lovetrinita.blogspot.com/2019/12/blog-post.html
えーと....稀代のキングフリークです。映画マニアでもあるのでキューブリックも好きです。
ども管理人こと鳥脳です。本『生温かい眼』はトリニータを生ぬるく応援するブログと思ってる方も多いのですが、基本、管理人が書きたいことを書いているのがこのブログなので、映画の記事が人気なくても書きます。
ちなみに映画観てきたんですが公開4日目にして観客20名くらい...ってシネコンとか映画産業とか...大丈夫なん?
さて、前置きはこれくらいとして。
映画「シャイニング」は傑作だったと思います。主演のジャック・ニコルソンの名演技、閉鎖された空間の恐怖、色合いとビジュアルの完成度....どれをとっても素晴らしく完成された映画だったと思います。
僕なんかあのエレベーターから血が噴き出すシーンや双子のシーンが、僕のイメージする「怖い」画を代表するくらい。
小説「シャイニング」もまた傑作...いや、キングの小説の中で特段ではなかったと思います。けどキングらしい作品で、恐怖の中でも親子の情とか、人間の内面についての恐怖とか、良い作品だったと思ってます。(僕的には「呪われた町」とか「デッドゾーン」とか「ファイヤ・スターター」とか「IT」の方が好きだった)
実は小説「シャイニング」が評価されているのは。映画「シャイニング」があったから...とも思ってます。
スティーブン・キングは、キューブリックが登場人物を深く掘り下げず雰囲気を撮っていることにゲキオコで、後日、自分自身で「シャイニング」を撮り直しているくらい映画を認めてません。嫁・姑の争いみたいなもんです。苦労して育てた息子「シャイニング」が、他人である嫁に着飾られてるみたいな感じです。
そんなキングが小説「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」を書き上げました。そしてそれを元にして映画「ドクター・スリープ」が作られたわけです。
映画「ドクター・スリープ」はこんな話。
うーん...あらすじ...ちょっと違う気がするぞ。
良い作品でした...と、僕は思います。
映画「シャイニング」の続編を期待した人には不評だと思う。あの映画が好きな人は『能力者バトル』なんか求めていないんだと思います。
キューブリックの映画とキングの原作をきちんと融合させれるのは大変だったと思います。監督と脚本を担当したマイク・フラナガンに賛辞をおくりたい。誰がやっても面倒なお仕事だし、一部のフリークから否定的な感情があがるのは、ご本人も想定済みのようで....いやぁ、ほんと両方好きな人じゃないとやってられない作業ですよ。
ちなみにちゃんとキューブッリク財団からも、キング本人からも好評化をいただいているらしい。
映画「ドクター・スリープ」として原作「ドクター・スリープ」と違う点もかなりあるけど、これは映画「シャイニング」と繋げる為に苦労したということで不問にしたい。映画「ドクター・スリープ」として成立させる為には必要だったんだろう。
さらにちなみに、オーバールックホテルのバーテンダーに前作で取り込まれたダニーの父(ジャック・ニコルソン役)で、今作でバーカウンターに立ってるのはあの映画「E.T.」のヘンリー・トーマスらしい。
前作のダニー坊やを演じたダニー・ロイドも出てるらしい。
後の感想はネタバレな感想になるので、映画観る気な方はそっ閉じ希望。
【良かった点】:
ローズ・ザ・ハットのレベッカ・ファーガソン素敵
※敵役のトゥルーノットの親玉だけど、すごく綺麗。この人「グレイテスト・ショーマン」でジョニー・リンドやった人なんや。この人になら「シャイニング」吸われても構わん気にさせる。
※「メン・イン・ブラック:インターナショナル」にも出てるらしいので、『似て非なるモノ』と呼ばれる「メン・イン・ブラック:インターナショナル」をちょっと見てみようと思わせるくらい。
キングご満足
※キングご本人がご満足なら。きちんと映画「シャイニング」と原作「ドクター・スリープ」を繋いだのであれば、キングとして「シャイニング」という作品を手元に取り戻した作品なんじゃなかろうか。
キング節全開
※まぁシャイニングと呼ばれる能力みたいなもん。それを奪うもの。ダークタワー的な世界観。眠って次の世界へ。最近のキングのモチーフ全部入り。
【悪かった点】:
※ちょっと冗長。もう少し場面をカットできんかったかとは思うが、キングご本人に気に入られる為に必要だったと思おう。
※能力者バトル。あの映画「シャイニング」を好きだった人は、こんな展開になるとは思わないよね。霊体で存在して師匠が弟子を導くなんて、なんて「スターウォーズ」って気になる(主演:ユアン・マクレガーだし...オビ=ワン)。んで、ローズ・ザ・ハットやアブラはセレブロ使わないX-MENのプロフェッサーX並みだし....。ちょっと制限つけないと、青天井能力者バトルは興ざめしちゃう。
※トゥルーノット弱すぎ。ローズ・ザ・ハット以外は長生きしてるだけなん。
※ローズ・ザ・ハットの最期もなぁ....オーバールックホテルの方々もなぁ。
※原作とは違う。死んじゃうし、トゥルーノットとのドンパチとか。ラストとか。まぁ上で不問にすると言ってるのでこれは不問。
ども管理人こと鳥脳です。本『生温かい眼』はトリニータを生ぬるく応援するブログと思ってる方も多いのですが、基本、管理人が書きたいことを書いているのがこのブログなので、映画の記事が人気なくても書きます。
ちなみに映画観てきたんですが公開4日目にして観客20名くらい...ってシネコンとか映画産業とか...大丈夫なん?
さて、前置きはこれくらいとして。
映画「シャイニング」は傑作だったと思います。主演のジャック・ニコルソンの名演技、閉鎖された空間の恐怖、色合いとビジュアルの完成度....どれをとっても素晴らしく完成された映画だったと思います。
僕なんかあのエレベーターから血が噴き出すシーンや双子のシーンが、僕のイメージする「怖い」画を代表するくらい。
小説「シャイニング」もまた傑作...いや、キングの小説の中で特段ではなかったと思います。けどキングらしい作品で、恐怖の中でも親子の情とか、人間の内面についての恐怖とか、良い作品だったと思ってます。(僕的には「呪われた町」とか「デッドゾーン」とか「ファイヤ・スターター」とか「IT」の方が好きだった)
実は小説「シャイニング」が評価されているのは。映画「シャイニング」があったから...とも思ってます。
スティーブン・キングは、キューブリックが登場人物を深く掘り下げず雰囲気を撮っていることにゲキオコで、後日、自分自身で「シャイニング」を撮り直しているくらい映画を認めてません。嫁・姑の争いみたいなもんです。苦労して育てた息子「シャイニング」が、他人である嫁に着飾られてるみたいな感じです。
そんなキングが小説「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」を書き上げました。そしてそれを元にして映画「ドクター・スリープ」が作られたわけです。
映画「ドクター・スリープ」はこんな話。
ダニーは、40年前の雪山のホテルの惨劇で、狂った父親に殺されかけたトラウマを抱えている。大人になった今も人を避けるかのように孤独に暮らす彼の周りで児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が起きる。ある日、彼の前に謎の少女が現れる。その少女は特別な力でその事件を目撃してしまったのだ…ダニーと少女はこの事件の謎を追う中で、あの惨劇が起きた『シャイニング』のホテルに辿り着く。亡霊たちが巣食い、人を狂わせる呪われたホテルで起きる新たな恐怖。そしてふたりに待ち受ける想像を絶する結末とは―
うーん...あらすじ...ちょっと違う気がするぞ。
良い作品でした...と、僕は思います。
映画「シャイニング」の続編を期待した人には不評だと思う。あの映画が好きな人は『能力者バトル』なんか求めていないんだと思います。
これはシャイニング・ウィザード
キューブリックの映画とキングの原作をきちんと融合させれるのは大変だったと思います。監督と脚本を担当したマイク・フラナガンに賛辞をおくりたい。誰がやっても面倒なお仕事だし、一部のフリークから否定的な感情があがるのは、ご本人も想定済みのようで....いやぁ、ほんと両方好きな人じゃないとやってられない作業ですよ。
ちなみにちゃんとキューブッリク財団からも、キング本人からも好評化をいただいているらしい。
映画「ドクター・スリープ」として原作「ドクター・スリープ」と違う点もかなりあるけど、これは映画「シャイニング」と繋げる為に苦労したということで不問にしたい。映画「ドクター・スリープ」として成立させる為には必要だったんだろう。
さらにちなみに、オーバールックホテルのバーテンダーに前作で取り込まれたダニーの父(ジャック・ニコルソン役)で、今作でバーカウンターに立ってるのはあの映画「E.T.」のヘンリー・トーマスらしい。
前作のダニー坊やを演じたダニー・ロイドも出てるらしい。
後の感想はネタバレな感想になるので、映画観る気な方はそっ閉じ希望。
【良かった点】:
ローズ・ザ・ハットのレベッカ・ファーガソン素敵
※敵役のトゥルーノットの親玉だけど、すごく綺麗。この人「グレイテスト・ショーマン」でジョニー・リンドやった人なんや。この人になら「シャイニング」吸われても構わん気にさせる。
※「メン・イン・ブラック:インターナショナル」にも出てるらしいので、『似て非なるモノ』と呼ばれる「メン・イン・ブラック:インターナショナル」をちょっと見てみようと思わせるくらい。
キングご満足
※キングご本人がご満足なら。きちんと映画「シャイニング」と原作「ドクター・スリープ」を繋いだのであれば、キングとして「シャイニング」という作品を手元に取り戻した作品なんじゃなかろうか。
キング節全開
※まぁシャイニングと呼ばれる能力みたいなもん。それを奪うもの。ダークタワー的な世界観。眠って次の世界へ。最近のキングのモチーフ全部入り。
【悪かった点】:
※ちょっと冗長。もう少し場面をカットできんかったかとは思うが、キングご本人に気に入られる為に必要だったと思おう。
※能力者バトル。あの映画「シャイニング」を好きだった人は、こんな展開になるとは思わないよね。霊体で存在して師匠が弟子を導くなんて、なんて「スターウォーズ」って気になる(主演:ユアン・マクレガーだし...オビ=ワン)。んで、ローズ・ザ・ハットやアブラはセレブロ使わないX-MENのプロフェッサーX並みだし....。ちょっと制限つけないと、青天井能力者バトルは興ざめしちゃう。
※トゥルーノット弱すぎ。ローズ・ザ・ハット以外は長生きしてるだけなん。
※ローズ・ザ・ハットの最期もなぁ....オーバールックホテルの方々もなぁ。
※原作とは違う。死んじゃうし、トゥルーノットとのドンパチとか。ラストとか。まぁ上で不問にすると言ってるのでこれは不問。
近くの映画館は、今日で終映だったので、慌てて観に行ってきました。
返信削除レベッカファーガソン、美人。名前覚えました。
でも、怖かった〜。
特に、前半。最初の5分で帰ろうかと思いました。
レベッカ良いっすねー
削除