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サイド・トゥ・サイド【J1第10節:vs横浜Fマリノス】

  勝ちました。大分トリニータは横浜Fマリノスに勝ったのです。

 7/8のサンフレッチェ広島戦ぶりの勝利、完封に至っては7/4のサガン鳥栖戦以来。


 試合の開始前は、Fマリの前田大然に50mくらいドリブルで持ち込まれ、そのこぼれ球をオナイウ阿道に決められるのが瞼に浮かびましたが、前田大然もまだ本調子ではなさそうだし、オナイウ阿道もそこまで決定力を持ち合わせている訳でもなかったようです。


 さて、試合の方。


 コロナの影響も考え、一人当日車移動-スタジアム観戦-車帰宅とソーシャルディスタンスを意識した形どした。まぁ世の中、コロナの影響もあるけど、お盆休みだというのに九州道はガララーガ。


 試合前1時間くらいにスタジアムへ到着。

 楽天ポイントでせしめた、レイチェルの「ムンくんが好きそうな弁当」を受け取り。


 試合開始前に平らげましたが、なかなかにおいしゅうございました。ただ一つ難点を言えば....ビールがそばにないことくらい。


 さてさてトリニータの布陣。

 伊佐のワントップ、シャドーに三平・髙澤、左香川の右タナタツ、ダブルボランチに島川・長谷川、DFラインは左から三竿・鈴木・智輝、GKはムンくん。

 ベンチスタートはタカーギ、刀根、羽田、小塚、健太、渡、藤本。ベンチにも入らない知念に怪我の香りを嗅ぐ。

 対する横浜Fマリノスさん、昨年所属のオナイウ阿道をワントップにWGに夏補強の前田大然さんとエリキさんなんぞが並ぶ(前田大然については短評にて)。


 キックオフ。

 攻め込まれはするもののやりたい事はできている印象。

 横浜Fマリノスは大分トリニータにとって相性が良いというか、肌があう存在。前からプレスにはくるけど、第2弾、第3弾のプレスはそんなに連動してこない。1枚剥がして前を向ければ結構なスペースがあるし、DFラインもハイライン。FWやWBは裏狙い放題(裏をケアするGKの朴さんはいるけど)。

 トリニータは小気味良いサイドチェンジがばかすか決まる。

長谷川から両サイドへ、香川からタナタツへ...タナタツから香川はあんまりなかったけど。


 完璧なクロスで、三平がヘディングしたりのチャンスもありながら、いつものように横パスを相手FWへ献上するピンチもあり。あそこで決められると「しゅーーーーーん」といつものように気落ちしてたかもしれん。が、しかし、ここはオナイウ阿道の決定力のなさに救われる。


 トリニータのDFラインはちょいちょい4バックに見えた。DF3人+香川が一直線に並ぶ感じ。これは単にタナタツがそこまで下りなかったとも見えるし真実は判らない。相手がFW+WG2人の3トップなので4バック気味であったのかもしれん(余らす感じで)。


 前半はスコアレスで終了。


 後半開始。


 あまり前半と雰囲気変わらず。トリニータの方が可能性を感じる。後半63分にはFマリノスさんが3枚替え。

 正直、前田大然より交代ではいった松田さんの方が、Fマリノスのやり方はあっているんじゃなうかと感じた。


 後半68分。三竿さんから前線への鋭いパス。FマリノスさんのDF陣のラインはセンターサークルくらいの位置にあり、三竿のパスと同時に裏を取る髙澤。エリア近くまで持ち込みヒールで逆方向へ揺さぶり。その切替しにまだ復帰したてで本調子でなさそうなチアゴ・マルチンスはついていけずフリーに。髙澤がシュートまでもっていくかと思われたが、髙澤は冷静に猛烈なスピードで走りこんできたタナタツにパス。タナタツは脚に当てて蹴っただけのボールは横浜Fマリノスのゴールネットを揺らした。トリニータ先制!


 後半70分:三平→藤本

 後半75分:髙澤→小塚

 後半78分:島川→羽田

 後半78分:伊佐→渡

 後半78分:タナタツ→健太


 とメンバー交代しながら強度は変わらず。ジェネリック藤本のポストを叩いたシュートとか、当たれば渡らしいゴールになったであろうチャンスとかいろいろチャンスはあった。

 守備の方も、鈴木のカバーとか最後まで冷静なムンくんとかの頑張りもあってそのまま試合は終了。

 久しぶりに昭和電工ドームに流れる「DIAMANTES / 勝利のうた」は心地良かったよ。


 残り短評。


【横浜Fマリノスさん達】:

※横浜Fマリノスさんのように戦術で昨年優勝したチームに前田大然とかがぽっと入ってフィットできるなら苦労はせんよね。FマリさんのWGって横幅広くとって、空いたスペースとかラインとかにマルコス・ジュニオールさんとかが飛び込んでくるイメージだったけど前田大然やエリキさんとかちょっと中へ中への意識があったように感じる。

※思えば前田大然は、水戸ちゃんさんの時代から、我がトリニータが苦手とする選手ではあったけど、あれって「貧者の核兵器」とか「戦術前田大然」みたいな扱いで、あんな飛び道具が横浜Fマリノスに入ってしまうと、戦術以前にその飛び道具を使ってみたくなるのはしょうがないのかなぁ。

※交代で出てきた松田さんはちゃんとFマリノスのやり方を理解していた気がする。

※チアゴ・マルチンスが本調子じゃなくてよかった。本調子じゃなくてもあれだけ体幹強くて早いんだもの。

※横浜Fマリノスさんだけの話ではなく、大分トリニータにしても戦術をきちんと準備して戦うチームは、今シーズンのような過密日程には向いてないんだろうなぁ。いったん調子落とすと復調まで、数節過ぎてしまっているしなぁ。


【トリニータ選手たち】:

ムン:え、もしかしてリーグ戦初勝利?え?リーグ戦初出場が前節だったの?最後まで集中切らさず。DF陣に向けての指示もよく出ていた。

三竿:決勝点のシーン、前線の動きだしを良く見ていた。

鈴木:後半危ないシーンに猛スピードでカバーする姿に惚れる。

岩田:効果的なシーンはあまりなかったが精力的に前線に走る。

島川:スピード不足を感じる場面もあったが堅実にプレー。

長谷川:この日のようにボールを持ったら前をちゃんと向ける、一枚剥がせるがコンスタントでできると化けると思う。

香川:精力的に上下動を繰り返す。

タナタツ:繰り返しになるけど、トップ下のタナタツではなくやる事が明確なサイドの方が活きると思う。

髙澤:出来杉内。あの先制点シーンをもう一度やれといわれてもおいそれとはできないんじゃなかろうか。

三平:色んな事ができる!これぞトリニータのトップ下な働き。ヘディングシーンは惜しかった。

伊佐:チアゴ・マルチンスと勝負を繰り返す。惜しいシーンが多かった。伊佐が1トップの時は守備陣は助かるんだろうなぁ。


藤本:片鱗はみえた。シュートまでの思い切りは短くしてほしいけど。

小塚:エロさを感じるまでは出場時間が短かった。

羽田:小劇場の個性派俳優まさかのボランチ出場。これがこなせればサイズのでかさといい期待したい。

渡:決まれば渡らしいゴールだったんだけどなぁ。

健太:随分と緊張が溶けてきたと思うけど健太顔。


【その他】:

※まぁ、うちが調子を戻したというより、Fマリノスさんとの相性が良かったのと、Fマリノスさんが調子落としているからのような気がする。

※何気に今シーズン、昭和電工ドームで有観客試合で初勝利。

※また今週も中日に北海道まで移動して試合やって、週末は完全体柏レイソルとかぁ。やだなぁ....(´・ω・`)


【おまけ画像】:


大分トリニータ2020 823596553336190029

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