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最強の盾はジャッジだったかもしれん 【J1第12節 vs東京ヴェルディ戦】


 えーと、ヴェルディ戦の試合レポートを書く書く言っておきながら今まで放置していた鳥脳です(瞬間、「書く書く詐欺」って思いついたけど思いとどまったのは内緒の方向で)。本当に御免なさい。

 更新をさぼっている間にいつの間にか当BLOGの閲覧数が500000hitを越していました。昨シーズンの開幕あたりで始めた頃はこんなに沢山の方に読んでいただけるブログになるとは想像もしていませんでした。定期的に覗いていただいている皆様に感謝の念が絶えません。今後も大分トリニータを中心に(そして偶にオバカな)記事を書いていこうと思っています。今後ともよろしくお願い致します。

 と更に個人的な情報なんですが、えーとここ1ヶ月程福岡・博多に仕事で滞在します。まぁ福岡と大分の距離感ですからホーム開催の週末は大分へいそいそと帰る事になるでしょう。都合があえばアビスパ福岡やサガン鳥栖の試合を観にいきたいなんぞと思っております。

 さてやっと先週末のヴェルディ戦について.......。

 5/3のアルビレックス戦では異様な暑さと日差しの強さで日焼けまでしたのとはうって変わり、5/10は寒く冷たい雨が前の晩から降り続いた。この日は還暦をとうに越した両親も同行(少しでも観客動員数を増やそうと草の根活動なのだ)。年寄りに雨の中、長い階段を上らすのも問題かと思い北口まで運んだ後東口下の駐車場から僕だけ移動しようと思っていたのだが.....ここで大誤算。いつもなら空いている駐車場がこの日は満杯(雨の日に考える事は皆一緒?)。遠くの駐車場になってしまい、雨の中結構な時間待たしてしまう結果に。すまなんだ爺様婆様よ。

 スタジアム内は屋根がしまって雨は振り込まないものの、吐く息が白くなる寒さ。いつになくラーメンやうどんに行列ができていたのも頷ける。

【試合開始前】
 今日のレフリー発表......扇谷.....orz。
 嫌~な予感が走りまくる。試合が荒れない事を神に祈る。

 大分のスタメンはとりあえず現状のベスト布陣。

松橋優 ウェズレイ

鈴木慎吾 金崎夢生 小林亮

ホベルト エジミウソン

上本大海 森重真人 深谷友基

西川周作

 最近右サイドで藤田よりも「こばりょう」が使われる事が多い。藤田も嫌いではないが瞬間のスピードではこばりょうが上回るのでカウンター勝負になる時の選択なのだろうか。

【試合開始】
 Jでも屈指の攻撃力と思われる東京ヴェルディのブラジル人トリオ(フッキ・レアンドロ・ディエゴ)とレッズに次いで失点数の少なさを誇るトリニータ守備陣がぶつかるという、まるで「矛盾」の語源のような戦い。前の記事でTinoさん(FC東京サポ)がコメント欄に記載した城福・FC東京的フッキ対策は
  ・スピード負けしない選手を密着させて
  ・要所でマリーシアかます
  ・供給源を断って間延びさせる
だったんですが.....シャムスカもまったく同じ対応。
  ・FWに球が渡ったと同時にDF(森重・深谷・大海)が猛チェックで前を向かせない。
  ・供給源のディエゴにはホベルトがいつもの如くすっぽんマーク。

 思うようにプレーできない(さしてもらえない)フッキが徐々に苛苛してくるのはスタジアムでもはっきり感じ取れた。後日ケーブルテレビの録画中継を観たが、深谷をはじめDF陣はけっこうえげつないプレーをしていた(押したり掴んだり引っ張ったり)。この日のラッキーポイントは試合が決まるまで主審の扇谷さんが味方だったこと。トリニータサポフィルタを通して試合を見ていると納得のジャッジだったけど、ヴェルディさんサイドから見ると惨い試合だったかもしれん。

 それ以上に惨かったのは両チームのコンディションの差。
 トリニータの前節はお相手のアントラーズさんがACL予選の為順延で試合なし(しかも森重・ホベルトはその試合すらお休みだった)。ヴェルディさんは5/3は国立でやったあと5/6は札幌でやり、んでもって九州は大分に5/10にやってくるという物凄い日程。そりゃコンディション差もでますわな。純粋に試合をみて感じたのだが、トリニータとヴェルディの選手を比較すると腰の位置がまったく違って見えた。トリニータは守備陣が腰を低く対処していたのに対し、ヴェルディの選手は突っ立っている感じと言えば判るだろうか。

 しかし大分も前半は低調のヴェルディに付き合った感じで0-0で終わる。

 後半開始早々。夢生が右サイドから上げたセンタリングをヴェルディDFがクリア。そのボールが中央エジミウソンへ渡り、プレッシャーのかかっていないエジミがゴール右隅を冷静に狙いトリニータ先制!
 このビューティフォーなゴールでトリニータの選手は娘の生まれた西山の為にゆりかごパフォーマンスを披露......いかんゴールに浮かれて見逃してしまった(ちなみにサブだった西山もハーフタイムの練習後着替えの為ロッカールームだったらしい)。
 後半22分にはウェズレイの中途半端なセンタリングがヴェルディ選手(菅原?)の絶妙なループシュートを誘い出し、2-0。
 試合を通して完全に大分ペースに終始し、結局ヴェルディのシュートを3本に抑えたトリニータが圧勝。3-0、4-0でもおかしくなかったくらいの試合であった。

【トリニータ選手】:
周作:特に活躍する場もなし。
深谷:ミスもあったが完封に貢献。ミドルシュートも披露(マリノス戦で味をしめたか)
森重:良い具合にふてぶてしくなってきた。
大海:安定したDFで完封に貢献。
ホベ:ディエゴに仕事をさせず。ホベが大分に来てくれて良かった。なんでこんな良い選手を福岡は(以下略)。
エジ:あのシュートは今節のベストゴールではなかろうか。
こばりょう:フッキの殺人FKに直撃。もちょっとで良いからセンタリングの精度とシュートの意識が欲しいなぁ。
慎吾:選手のモチベーションを高める試合前の一言が素晴らしい。キャプテンシーの塊。
夢生:ゆりかごダンスの時えらく楽しそうだった。ウェズレイとの相性良し?
松橋優:ちょっとスピードに切れがなかった?点とって欲しいなぁ。
ウェズレイ:ボールのためは抜群。さすが百戦錬磨。

藤田(←松橋):イエローカードはあきらめるしかないか。
哲平(←夢生):今日もクローザー乙。そして娘さんの誕生オメ!

【シャムスカ采配】:
※多分思い通りの試合展開。
※試合開始前のフッキの挨拶にも爽やかな笑顔で対応(多分トリニータで一番の色男)

【ヴェルディさん達】:
※ブラジル人トリオはやっぱ「おじぃ」(大分方言で「怖い」の意味。ちなみに鳥脳はミュージシャンの「オジー・オズボーン」を知った時は笑いました。だってオジィ・オズボーンって)けど、他の日本人選手がまったく連動していなかった。もちっとフッキが周りを使う事を覚えると更に「おじぃ」くなること請け合い。
※福西・服部が普通の選手になっちゃってた(たまたまコンディションが悪かっただけかもしれんが)。まだまだ元気にやって欲しいもの。
※期待していた河野広貴はあまり目立たんかった(これもコンディションの問題?)

【その他雑感】:
※ウェズレイ.....「動かん」だの「地蔵」だのといつも文句をつけているが、存在感と前線でのためは惚れ惚れする。この日は結構動いていた方かも。それに夢生との相性が抜群。ウェズレイがプレーすることで夢生が思い切って前線に飛び出せる。
 あと、うちの婆様が「動かんち言いよったけど動いたら速いなぁ」と感心していた。しかし相手オウンゴールでパフォーマンス披露はどうかと思うぞ。
※扇谷......ジャッジとしてもう少し一定の判断をして欲しいもの。試合の流れが決定した後、帳尻をあわすかのごとくトリニータに警告連発はいかがなものか。協会のおっしゃるスペシャルレフリーのスペシャルってこういうことなのか?
※5/3のアルビレックス戦では頭に兜の飾りを付けていたニータン。この日は「母の日」前日ってことでエプロン姿で登場.......がしかし、あれがエプロンだという事に気がついた人は少なかった(まるで「褌」か「三河屋の御用聞き」)。
※この日は年に一度の「サッポロビール・サンクスデー」。サッポロビールサンクスデーは過去4勝1分と負けなしだったが、記録を更新。お約束で登場、今年のサッポロビール・イメージガールの「江頭ひなた」さん......「えがしら」さんじゃなかったのね(えとうさんらしい)。けれど昨年の「あゆみ」さんよりも、喋りも煽りも格段上。寒い中トリニータのユニフォーム姿は寒かったでしょうね。試合後はエジミウソンとウィニングラン。ゴール裏サポーターをばっさりやるパフォーマンスも。
※この日はエジもウェズレイも客を煽る煽る。冷静に考えると選手に煽られるサポーターも情けない。今後も気合を入れて応援せねば。

 今週末は今シーズン初勝利を掴み昇り調子(?)のジェフさんと千葉で対戦。いまだシーズンレギュラー戦では未勝利(昨年の天皇杯で初勝利)の相手なので、しっかりと勝ちきって欲しい(多分大分でTV観戦)。

東京ヴェルディ 6480509083696804704

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