開幕2連勝(15時間の暫定首位に酔いしれた)【J1:第2節 vs柏レイソル】
http://lovetrinita.blogspot.com/2008/03/215j12-vs.html
後悔した....本当に土曜日に九石ドームへ行けなかった事を後悔した。企業戦士として、会社からお給料を貰う身として基本仕事優先なのだかれど、流石に土曜日の結果を知った後だと後悔するなぁ。
速報でお伝えした「トリニータ暫定首位」の座は15時間後には消えてしまったのだけれど初の開幕2連勝(開幕勝利すら初めてだったから当たり前か)を達成し「このまま前半戦負け無しだったらどうしよう」とか妄想ばかりが膨らむ(笑)。次節はナビスコ予選の影響で3/30なので今月残り大半は幸せな状態で毎日を過ごすことができるっちゅうもんですな。
では早速日曜日にケーブルでやった試合の感想など。J'sGoalの試合レポートなんかはこちら
大分のスタメンは開幕戦と変わらず。
高松 ウェズレイ
鈴木慎吾 金崎夢生 藤田
ホベルト エジミウソン
上本大海 森重 深谷
西川周作
ベンチ:下さん、山崎哲、コバリョウ、哲平、小手川、前俊、松橋優
毎度毎度の3-5-2。
試合開始直後はレイソルのプレスであまり自由にはプレーをさせてもらえない。ノブリン率いる柏レイソルは開幕戦を見ても判るとおり組織的に走ってプレスのチーム。一時期程のビッグネームは見当たらないが、統制の取れた良いチームである。ノブリンがトリニータをJ1に上げれなかった時期は「J2の名将」とか微妙な評価だったけれど、なんのなんの立派にレイソルを率いておるではないですか。トリニータサポが言うのは何ですが、あの面子で昨年の成績は立派だと思います。
トリニータも開幕戦同様、守備ブロックが上手く機能しており、そこまで危ないシーンを作らせているわけではなかった。特筆すべきはエジミウソンとホベルトのダブルボランチ。空いたスペースを上手に埋め、レイソル攻撃の柱であるポポにボールが渡ると即座にホベルトがプレッシャーをかけ自由にプレーはさせていなかった。また高松の献身的なプレー。昨年までは前線の基点となるために、そこまで走り回ることはなかったと思うのだが、今期はウェズレイもボールの収まり所になるので(どちらかといえば地蔵なのだが)結構DFラインまで戻って守備をしたり、まさに縦横無尽の活躍であった。
前半31分。深谷からのフィードを金崎-ウェズレイ-再び金崎と展開して勝負。エリア内でいったん切り返したムーの左足が一閃。反応したGK南も及ばすサイドネットに先制点が突き刺さる。このシュート実に見事だったのだけれど、その前の深谷のフィードも評価したい。前節も今節も深谷・大海・森重からのフィードがかなり良くなったと感じる。深谷のフィードはそれなりに評価も高かったのだが、大海・森重の精度があがった感じ。やはり、前線二人のFWがしっかりボールキープできるから安心して出せるのか、この辺が良い結果を残している原因のような気がする。
先制点を取った後は、どちらかというとトリニータペースで試合は運んだ。ノブリンのコメントにもあるがレイソルDF陣がやはり高松・ウェズレイを脅威と感じてくれた為かラインの押し上げができず、攻撃のタイミングが遅れるようになってきた。
後半開始。
追いつきたいレイソルが徐々に攻勢に出てくる中、後半29分、エジミウソンのミドルが高松を直撃!跳ね返ったボールをウェズレイが豪快に蹴りこみトリニータ追加点。あのケースだと高松にアシストはつかんのだろうか。しかしウェズレイ流石である。きっちりと決めるところは決めるから凄い。こんだけちゃんと決めてくれると「守備しねぇ」とか「動かねぇ」とか「地蔵」とかでも構わん気になるから。
逃げ切りを狙うトリニータは35分に怪我の大海に代えて山崎哲投入(お帰りなさい山ちゃん)、38分にムーに代えてコバリョウ、41分にはウェズレイに代えて哲平投入。最終的には4-5-1の4バックでレイソルの攻撃をシャットアウト。見事完封勝利で開幕2連勝を決めた。
以下、短評。
【トリニータ選手】
西川:後半のビッグセーブは見事。完封勝利はGKの誇り。
深谷:スキンヘッド→ソフトモヒカンでも変わらぬ守備力。
森重:果敢なスライディングで完封に貢献。
大海:今日も出来る子大海。怪我の具合が気になるが次節まで充分時間はあるので今後も期待。
ホベ:ポポをきちんと防ぎきった。縁の下の蕨餅といったところか。
エジ:流石大分の怪人。攻撃にも守備にも相変わらずの運動量。大好きな高松を狙ったミドルは愛情表現か。
藤田:効果的にサイドに展開していた。終了前のエリア直前のFKを、ささっと蹴ってゴーーール!と喜ぶも....案の定無効。森重に頭叩かれてたけど、笑顔がむっちゃ素敵だったので許す。
慎吾:やっぱ凄い選手と改めて実感。慎吾がパスコースを限定するから大海も思い切った守備ができると...。FKは惜しかった。あれはレイソルGK南を褒めなしゃーない。
ウェズレイ:スタジアム観戦の義兄曰く「ちーとも動きよらん」だが決めるべき時に決めるので文句は言えまい。前線の基点としてのボールキープ力も見事。
高松:鳥脳的今節MVP。よう動いてはる。腰の具合も昨年よりはいいんだろうな。
山崎:お帰りなさい。久しぶりの九石ドームの感想を聞きたい。
コバリョウ:古巣レイソルとの試合に燃えたか。神を金髪からトリニータブルー(?)に変えて登場。今日も運動量豊富。
哲平:今日も仕上げ人として登場。
【シャムスカ采配】
相手の長所を消す戦術が見事にはまる。流石の策士。いつもは温厚なシャムスカも今節のジャッジにはかなり怒っていた(試合後のインタビューでも触れる)。
【レイソルさん達】
※フランサがいないことが大きかったか。
※ポポさんは流石に神の召使だけあって良い選手の香りがただよう(byドラゴンボール)
※観客席に裸の客が.....相変わらずで。
【その他×××】
※少しイエロー貰いすぎと思いきや、今節は結構よそ様も貰っていた模様。今日のジャッジは少し偏ってたと思う。
※試合終了と同時にシャムスカに飛びつく前俊(笑)。なんかいい感じ。
※ニータン.....この日は台車で移動(笑)。しかも事故で転んでしまう。転んでしまうと起き上がれないのは亀なので仕方がないと諦めるしかないのか。階段も一人では上がれないらしく、姉の談によると「介護付き添いが必要」らしい。
※観客18,263人はちと寂しい(仕事で行けなかった僕にも責任はあるのだが)。せめて25000人コンスタントになりたいなぁ(この勢いが続くと観客は戻ってくる気がするけど)。
さて次節はピクシー率いる好調名古屋グランパスがお相手。これはこれで非常に楽しみな対戦となる。