生眼的選手通信簿【MF編】
もうすぐW杯ですね。
うち育ちの子が一人も代表に入っていないので興味半減。
DFで選出されてた中山選手が欠場になったら、JリーグでMVPをとったDFの選手を選ぶのが筋ではないかと思うのですが、ポイチはそうは考えてくれなかった模様。
実はサンフレッチェ広島時代のポイチの試合後記者会見を見た事があるのですが(どうして見れたかは内緒)、小声でぼそぼそ喋るし良い印象は抱きませんでした。
逆に見た中で好印象だったのは当時富山の監督さんだった安間貴義さん(今シーズンFC東京ヘッドコーチ)。試合の翌日にスポパまでタクシーでやってきて練習を見学しながら田坂さんと楽しそうに会話してたのが印象的。
さて恒例の選手通信簿。本日はMF編(登録上の)
【MF編】
#06:小林 裕紀
笑うチベットスナギツネ
17戦1,044分出場。シーズン序盤はコンスタントに出ていたけど、シーズン終盤にはとんと姿を見かけず。こばゆ兄さんと言えば、ファンサの虚無感というか、塩対応で有名だったんだけど、ファン感でよく喋り、よくガヤを飛ばし、顔一杯に笑顔を浮かべるこばゆ兄さんを眺め、あのフリーダムなスポパのファンサに戸惑ってただけなんだろうなぁという感想。
イケメンチーム最年長
11戦352分出場。正直そんなに試合数出たのかと思ったら前半戦は結構、交代で出場してた模様。右サイドの主流が井上健太となりつつあるが、健太のクロスのあげ方とかがレイチェルに似てきた。これはレイチェルから健太への技の伝承が行われているのではないかと想像。似てきたでしょ、相手を完全に交わさなくてもクロス上げる感じとか。J2に残留が決まったことにより選手生命が伸びたんじゃないかと僕は思っている。
#08:町田也真人
大正義生眼Awards2021 MVP
19戦1,105分しか也真人が出場できなかったのがトリニータがJ1復帰ができなかった理由の一つ。第41節で也真人が怪我した時点でトリニータの勝ち目は消えたのかも知れない。しかしその前の復活時点で、也真人と健太と小出のトライアングルは見事なもので、あれだけ健太を使いこなせるのは也真人しかいなかった。
#10:野村 直輝
空回り警報
23戦1,117分出場。クオリティのある選手なのだが試合感が伴っていなかったせいか、気合が空回りするケースも見られた。しかし、FC横浜戦での決勝ゴールが凄かった。あのシュートが決まった瞬間にゴールネットから飛び散る水しぶきをみれただけでも横浜までいった甲斐があるってもん。チームを代表して苦言を呈したりするシーンもあり、あのあたりがプライベートでは仲良くなれんかもしれんと思うところ(こっち側に問題があるんだけど)。
#11:下田 北斗
背中で語るタイプの漢
35戦2,663分出場。トリニータの屋台骨を背負い続けた。シーズン序盤は北斗の良さが突出していた感もあったがちょっと苦しいように、シーズン終盤にはトリニータのサッカーに溶け込んでたように、そしてゲームを楽しんでいるかのようにみえた。
#17:井上 健太
東九州新幹線開通もしくは放火魔
いーのうえ健太 火をつけろ 俺らのハートに
34戦2,227分出場。当初は早いだけで愚直に下平サッカーに取り組む姿勢で起用される浪漫枠だったと思うが、どっかの拍子にレイチェル的駆け引きをものにし、シーズン終盤では健太無双を開花させた。開花が早すぎ、シーズン終盤の大事なところで警戒されてしまいサイドをぐちゃぐちゃに崩壊させるには、もう一人相棒が必要だった。つくづく也真人がいなくなったのが悔やまれる。アシストが決まった時などにみせる厨二病的アクションがツボ。可愛いよ健太可愛いよ。
#23:中川 寛斗
Jリーグ史上最も身長が低い選手
20戦968分出場。下平サッカーを熟知という触れ込みで今シーズン移籍してきた。最初はフィットしていないように思えたが、終盤にはスタミナ切れを恐れないスプリントとプレスで高い位置からプレッシャーをかける。するする相手DFの間に入り込み背の高い長沢を囮にヘディングを決めたりした。サッカーIQは高目に思える。結構やってくれたと思ってる。トリニータにも在籍した「ちっちゃいおっちゃん」ことフェルナンジーニョよりも6cm低い155cmだけど、見た目の小ささは同じくらいなのでフェルナンジーニョが鯖読んでるんじゃないかと思ってる。
#25:小林 成豪
こんなもんじゃないのは皆知ってる
12戦682分出場。物足りない。とても物足りない。成豪がこんな選手じゃないのは皆知ってるが、怪我がちな体質で十分な活躍ができず。しかし、小林成豪を見るたびにジミー大西を思い出してしまう自分の間隔をどうにかしたい。
セイゴーちゃんやってる?やってるやってるぅー!
#26:保田 堅心
るろうに堅心 -蹴球剣客浪漫譚-
8戦544分出場という数字をみて「えっそんなもん?」って感想を抱くくらい、インパクトを残した2種登録選手。困った時の弓場くんとの若人ダブルボランチは素晴らしかった。182cmと長身ながら運動量と落ち着きを試合で発揮。U-19日本代表に選ばれる大分の至宝。大事に育てたい。
#27:梅崎 司
戻ってきたアカデミーレジェンド
24戦901分出場。シーズン序盤は出番がなかったものの12節あたりからコンスタントにベンチに絡み、シーズン終盤はインテリオールの第一プライオリティだった印象。まだまだ技術は錆びついていないところを存分に見せつける。司のようなベテランがチームのベクトルを一方向にむけてくれたお蔭で、5位という成績でフィニッシュできたんじゃなかろうか。天性的な「人たらし」だと思う。ファン感で2チームに別れた時アカデミーのレジェンドである司と、アカデミーでレジェンドに昇り詰めて欲しい弓場くんがキャプテンを務めたのはとても嬉しい。
ちなみに司は、僕が初めてサインをもらったサッカー選手。
#28:野嶽 惇也
「・・・・・・」
3戦164分出場は微妙な数字。僕は期待している方で「おっフィットしてきたな」と思うと怪我でいなくなるのが続いた。J3から這い上がってきた選手なので期待しているのだけれど。
#31:ペレイラ
ああみえてまだ25歳
36戦3,099分出場は誇れる数値。トリニータ加入時はボランチという触れ込みだったと記憶しているのだが、本当にボランチ適正があるのか疑問に思うレベル。トリニータではエンリケなき後3CBの真ん中を務める。スピードがある訳ではないので、ちょっと早い相手に引いてしまうのと、抜かれたら終わりなのでファールを貰いたがるという悪い癖があった。あとすぐにボールを押し付けるようにパスを委ねる姿勢も僕はあまり好きではなかったが、終盤トップにあがってのパワープレーの決定率は高かった方だと思う。
#38:高畑 奎汰
覚醒未遂
13戦738分出場。ユース上がりの期待の星。管理人はむっちゃ期待しているくち。第13節アウェイ千葉戦でのゴラッソで今年の奎汰はやる!...と思わせてからの怪我。治ってからの怪我。で覚醒までは至らず。僕の会社に奎汰の小学生時代からのプレーを見てる人がいて、会社の喫煙所で「奎汰活躍せんかなぁ」という会話が今年何回繰り広げられたか。
#39:増山 朝陽
ぬる山朝陽
23戦1,150分出場。が1得点が物足りない。同じサイドの選手である藤本よりかは守備が計算できるも、ものすっごいスピードで自陣に戻るので大事な脚力を消費してしまうことも。 管理人は彼のDFをかいくぐるぬるぬるしたドリブルが大好物。ぬるぬるしてるよ!すっごい滑るよ!
#43:弓場 将輝
国民の息子
25戦1,852分出場は見事。ルヴァン/天皇杯での経験を糧に成長を続け今年No1成長株に。試合中至る所、守備にも攻撃にも顔を出しボールに絡む大分好みのボランチ/インテリオールとして活躍。シーズン終盤には欠かせない存在に。昭和電工ドームに集うマダムのハートを鷲掴みに。怪我が怖いがあのプリッとしたお尻を見ている限り心配はないかもしれん。岩田智輝と同じ匂いがするよ。