王の帰還【J2第7節:vsジュビロ磐田】
さて、清水エスパルスさんが早速の監督更迭という劇薬に手を出しました。この劇薬、非常にお値段が高くつく傾向にあるので、ある程度資金力に余裕のあるチームがとる手段だとは思ってる(トリニータなんかとてもとても)。後任の監督さんは評価の高い方なので、当該チームのサポさんは、監督交代でリズムが変わり心平穏な日々が来ると良いですね。しかし、哀しいかなこれはリーグ戦。1チームがあがれば1チームは下がるのです。当該チーム以外のサポとしてはこのまま沈んでくれよ...とは思います。で、ヴォルティスさんとジェフさんはどうするのかしら....。
さてさて、先週末はホームでジュビロ磐田戦。ジュビロさんは今シーズンのJ1からの降格チーム。そうです、降格チームにはルヴァン杯に参加という罰ゲームがあるんです。ジュビロ磐田さんはその前の水曜日に試合を実施、中2日でトリニータと対戦です。
大分トリニータの布陣は以下の通り
ワントップに伊佐、シャドーに中川/ノム、左・藤本、右・茂平、ダブルボランチに弓場/野嶽、DFラインは左からデルラン/上夷/ペレイラ、GKは西川。ベンチスタートが高木、羽田、司、也真人、奎汰、サムエル、長沢。前節出場メンバーから司と奎汰を、中川と藤本に交代くらいでいつものメンバー。
対するジュビロ磐田さん、水曜日のナイトゲームと同じ布陣。水曜日に勝利したので、その勢いを継続ってとこかしら。もうとっくの昔に大分在籍年より磐田の方が長くなった松本昌也は右サイドで先発。顔つきも大人になりました。
キックオフ
やっぱジュビロさんは身体重そう。そら水曜日の夜に試合して、土曜日の午後はきついよねぇ。ちょっと深く自陣に引いて、折を見てカウンターをしかけようと考えているっぽい。
イーブンな状態からはじまった流れはやはり徐々にトリニータに傾く。前半39分、ペレイラの靴が脱げしてしまうくらいの激しいチャージでもらったFK。一度相手GKさんが弾くも、それを保持したノムがゴール前にクロス。競り勝った伊佐の折り返しを、胸トラップからの一閃ボレーで茂平が押し込む。大分のアカデミーを卒業し、ようやく辿りついた29歳渾身のガッツポーズ。
追いかけることになったジュビロさんも前への圧力を高め、前半終盤はセットプレーの危機になんども晒されるも、伊佐の魂のディフェンスなどで防ぎ前半は終了。
後半開始。
後半は前半温存した脚を磐田は解放。立ち上がりは若干磐田ペース。しかし、トリニータの集中はきれていないようで、中川のスルーパスを伊佐が1vs1になるも決め切れず。そのこぼれ球を茂平が狙うもこれも弾かれる。
後半59分。中川が納めそこなったのか、スルーしたのかは定かではないが相手DFを背に我らが伊佐が筋肉キープからの反転と持ち出しでスペースを作るとゴールを見ずに脚を一閃。鋭いシュートは相手ゴールネットを揺らし、トリニータ追加点。DFWだとかいろいろ言われてたけど、やっぱりFWとして出ている以上ゴールは欲しかった筈。ゴール後のセレブレーションに真っ先に高木の元にいくのとてもよい。
おおぉこのジュビロさんの出来ならばほぼ勝確定と思う。
後半73分:中川→也真人
後半73分:伊佐→長沢
後半82分:弓場→羽田
後半82分:藤本→奎汰
フレッシュな面子を投入して盤石の逃げ切りを図ったのだと思うけど、直後に失点してしまう不思議。後半84分。磐田ゴール。ほぼ勝ちと思った筈が「まさか」と思い出す。しかも磐田さんはなんか勢いづきだした。
後半90+6分:野嶽→司
時間消化のロスタイムメンバー投入も行いつつ試合はそのまま終了。終わってみればやっとこさ勝ち切ったイメージが強い。しんどかったけど、雨の大宮に響いた試合終了後の『九州の誇り』。あのサポの想いは選手へと繋がったと思った。
【ジュビロ磐田さん達】:
※土曜の午後開催は、静岡から移動大変だと思うけどそこそこのサポが来ドーム。大分を満喫して帰ってくれたことを祈る。そこそこのサポじゃなく凄い一杯のサポが来てくれたら、今節のJ2で最多動員だったのになんて文句は言わない。
※昨年我々が苦しめられた過密日程。ほんと感覚がマヒするから気を付けてジュビロサポ。
※ガチャピンさんのFKは脅威の連続でした。
※昌也初のドーム凱旋(前回対戦時は市陸)。随分と大人の顔つきになったなぁ。昌也も苦労してんだなぁ。大分を出る時は、さらに成長して代表クラスまで駆け上って...と思ってたけどなぁ。
【トリニータ選手たち】:
西川:終始冷静。若者らしいはっちゃき感なし
デルラン:何本か良い縦パス。徐々に徐々にだけどフィットしてきた?
上夷:クールビューティ
ペレイラ:良いタイミングで駆け上がる事が多くなった印象
弓場:少しのミスで「あぁ↓」ってなるのは期待値が上がっている証拠
野嶽:試合前にインタビュー動画がドームで流れていたのだけれど、こういうパーソナリティの子や、奎汰みたいな性格とかは、試合後の伊佐とか高木とかのノリはきついやろうなぁ
藤本:前半最初のチャンスは決めたかった。チャンスメイクの切り込み具合と、センタリングやシュートの最後の精度の部分に高低差がまだけっこうある
茂平:年下の子にも弄られる心優しき先輩は、さんざんこれまで他の選手のセレブレーションを邪魔していた為、自分のシーンでは歓喜の輪に入れず
中川:運動量豊富にムービング
ノム:キレキレ継続。前半最初のチャンスシーンはエロい
伊佐:待ってたゴール。レプリカで伊佐の13をを背負うものとしてとても嬉しい
也真人:なんか思いと結果の微細なズレを感じる。
長沢:長沢まで伊佐みたいな追い込みをやろうしている所に悲しさを感じる
羽田:スパパとか試合とかの生で観るとかっこよく見えるのは、劇団の個性派俳優が舞台に立つとかっこよく見えるのと同じ
奎汰:奎汰のせいとは言わないが投入直後に失点してしまう星の悪さ
司:時間が短くプレー印象ほぼ無し
【その他】:
※シャットアウトはしたかったけど、ああいう失点をしてしまうという課題はもちつつ勝利。伸びる余地があるってのは良いことよ。
※茂平と伊佐のゴールがとても嬉しい。チームの為にずっと頑張っている選手が決めれる事は本当に喜ばしい。監督も伊佐に点を取らしたかった様だけど、きっと伊佐は常にチームファーストの意識でプレーを続ける...けど、そんな中で伊佐が決めたという事は本当に嬉しい。
※この日の待機列LINE抽選で「21番」という良番ゲット。試合前に運を使い果たしかとおもったぜ。
※この日のゲストに愛内里奈さん。すんません、管理人は名探偵コナンのアニメを一度も見た事がないので主題歌言われても判りませんでした。冒頭のトークの空回り感が関西人らしいなぁと思いました。歌は、あのスカートの前についている紐?リボン?がどういう役割で、どうあるべきなのかが気にかかり全く頭に入ってこなかった事を告白します。
【選手投票】:
そらもう当然の如く、俺の俺たちの伊佐が受賞
皆様のコメントはこちら
手違いで、個別に投票者名入れれる以前のフォームを元に作成してしまった為、投票者名入れれませんでした。申し訳ない。次節以降気をつけます。
なので、今回コメントを入れた方は判りませんが
伊佐のゴールがテレビに映るたびに全国に流れる太腿センシティブ。。
に決定。あの太腿でご飯3杯はいけるよね。
【おまけ画像】: