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ごっちゃん無双【J1第3節:vsジュビロ磐田】

 全国4千万人のサッカーファンの皆さん。そして全国1億2千6百80万人の大分トリニータのサポーターの皆さん、ご機嫌麗しゅう、ブログ『生温かい眼』の管理人こと鳥脳です。

 さて、今週末トリニータはアウェイでジュビロ磐田さんと対戦。磐田相手ともなれば、さわやかでハンバーグきめたり、浜松駅近で美味い鰻屋さんでうな重あたりを食べている筈なんですが、ゆえあって自宅でDAZN観戦。IPv6にして通信速度が速くなり、ストレスレスな観戦だけが救いでごわす。

 磐田さん相手で思い出すのはJ2の3連続お見送りだったことですかね。あれで磐田さんはJ1へ戻り、あの後、我々はJ3へ堕ちたこと....orz。我々もやっとこさJ1の舞台へ戻ってきました。

 さて試合。
 トリニータの布陣は以下の通り。
 週半ばのルヴァン杯からの好調で、我らがごっちゃんがスタメンを奪取。ベンチスタートは小島・☆・庄司・小林・丸谷・伊佐・伊藤。
画像はサッカーダイジェストから

対するジュビロ磐田さん、我々トリサポが未来を見ていた昌也がスタメン。スタートはサイドバックの位置で、名波さんに、今はやりの「偽SB」をさせられている模様。トリニータ対策として真ん中にムサエフさんを配置。その他もアダイウトンさんや川又さん、そして僕の嫌いな大久保さんなどなかなか凄い面子が揃ってる。ちなみに嫌いな大久保さんは、贔屓にしていたFC東京に所属しても、好きにはなれなかったよ...(´・ω・`)

 試合開始。
 猛然とトリニータDF陣にプレスをかけてくるジュビロさん。昌也も効果的に上がってきてトリニータはリズムをつかめない。
 
 しかし、ティティパンがミドルシュート(8分30秒ぐらい)を放ったあたりから、徐々にではあるがスピードにもなれトリニータもペースを握れ出す。

 前半13分。
 スルーパスにサイドをかけあがるごっちゃん。ごっちゃんからのセンタリングに走り込むのは、藤本。何気なく、実家の居間でくつろぐかのような落ち着きで難なくゴールへ蹴り込む藤本。トリニータ先制、1-0。
 抜群のおちつきでゴールを決めた藤本も凄いけど、あのセンタリングをあげたごっちゃんを褒めたい。どんぴしゃのタイミングだったと思う。

 これともう一本カウンターを炸裂させてみせると、磐田のDF陣はカウンターの恐れを感じたのか出足が鈍る。

 前半30分。
 中盤で奪取したボールは前線の藤本へ。相手DFに競り勝つも相手DFに倒されファールを貰う。ジュビロ大南さんは一発レッドで退場。フィールドプレイヤー10人で戦うことになる。試合時間が残り多い事もあり、名波さんはロドリゲスを下げ、櫻内さんを投入。

 まぁ有利な状況だけど、簡単には勝たせてくれないのがJ1。前半41分。ムサエフさんの推進力からゴール前で2~3本気持ち良くつながせてエリア内に侵入される。ふらふらとあがったボールをオーバヘッドで決めたアダイウトンさん。試合をふり出しに戻す。
 こぼれ球がアダイウトンにこぼれたのは不運としか言いようがないけど、あそこでアダイウトンをフリーにしてしまった、レイチェルは猛省すること。あれはWBが見なきゃダメ。

 1-1のドローで前半は終了。

 後半開始。
 数的優位にたつ大分は勝負を急がない。ムサエフのいる中央を避け、サイドからサイド。駄目なら戻す作業を繰り返す。しかし、攻撃に行くべきシーンでは人数をかけて攻める。

 後半10分。
 サイドを攻め上がった福森からアーリー気味なクロス。ゴール前で藤本と方向をクロスしファーへ走り込むごっちゃん。ジャンピングボレーから放たれたボールはしっかりと磐田のゴールをゆらす。トリニータ勝ち越し2-1。

 中央で不利なボールを取られぬよう、徹底してサイドの優位性を保ちリスクを管理するトリニータ。試合はそのまま終了しトリニータ今季第3節にして2勝目をあげた。


【ジュビロ磐田さん達】:
※最初のいっておく。僕は名波さんが好きだった。僕が唯一持っている日本代表のユニはフランスW杯の奴で背番号10、名波さんの奴だ。あの日本代表においてピッチ上の「そこ」や「あそこ」に気が付くインテリジェントなプレーが大好きだった。ただあの当時の「そこ」や「あそこ」はフットボールの進化と共に、少し時代遅れになっている。また「そこ」や「あそこ」に気が付くサッカー的視野を選手に落とし込むのもそんなに名波さんは得意ではなさそうだ。きっと社長業とか、もっと俯瞰的にサッカーの現場をつかさどる仕事には向いている気がする。
※そんな名波さんに今はやりの偽SB的な使われ方をしている昌也。きっと昌也だったらそれに応える動きは出来ると思うけど、他の選手がスペースに連動するのを落とし込めていないのが問題。
※ロドリゲスさんはあっという間に引っ込んでしまったけど、あの人どう動くか判ってなさそうだったもん。もし10人にならなかったとしても、あそこから綻びができた筈。
※退場した大南さんも、あのシーンはロドリゲスさんがあっさりとボール奪われたんで1vs1の状況に陥ってしまい、ファールで退場。ある意味、ロドリゲスさんの被害者。
※大久保さんが猛然とプレスをかけにくるも、あっさり躱されたあげく、後ろが連動してなかったのでむっちゃ怒って、川又が猛然と走り出すも、あっさり躱されてたシーン好き。
※川又さんの頭髪が真上からみると、刺身や蒲鉾なんかで作った薔薇のように見えた。
※川又さんが見た目怖い。見るからに輩(やから)。友達にはなれそうもない。

【大分トリニータ選手たち】:
高木:ダイビングヘッド1回。
福森:センタリングはどんぴしゃ。攻撃的姿勢を続けて欲しい。
鈴木:3節にして2枚目のイエローカード。それだけJ1は厳しい相手が続くということ。岡野や庄司はしっかりと準備を怠らないこと。
岩田:しっかりとDFで相手を思ううようにはさせず。
前田:あの表情は後述。
ティティパン:よく役目を判っている。
高山:もうちょっと攻撃的な部分を期待したい。
松本:失点シーンは猛省。あんな部分をJ1は見逃してくれない。
小塚:悪くない。伊佐スタグラムで「大分良いっすね」が好評化。
ごっちゃん:1G1A。文句なくMVP。もうすぐ世界がごっちゃんに気が付くはず。
藤本:あのゴール前の落ち着き異常。

星:J1デビュー。
丸谷:今日もしっかりとミドルを狙う。
伊佐:与えられた役目を全う。伊佐スタグラム、リーグ戦でニュー。

【その他】:
※まずは川又さんの「殺すぞ」問題。いや川又さんが発した言葉かどうかはっきりと判明しないので、問題ではないか。ボールデッドになった後に前田が蹴ってしまった(ボールだけど手を蹴りそうだった)のはいかんですよ。あれはしちゃ駄目。でもあの表情は良い、もっとやれと思う。もし自分が川又に怒ってる表情で言い寄られたら、あんな表情できるか自信はない。
※そのあとのプレーで鈴木の肘が川又に入って流血した件。僕たちトリサポは鈴木が、わざとあれを狙うようなプレイヤーじゃないことは知っているけど、大分トリニータを知らない人は、荒いチームと思われたとすると嫌だなぁ。某韓国とか某アビスパ福岡(ディスってます)みたいに球際が荒いチームじゃないし、連続して、昨年なんかはだんとつにフェアプレー賞を受賞するクリーンなチームなんですよトリニータは。
※この試合は誤審らしい誤審はなかったと思うけど、たった1回、相手CKであるべきところをゴールキックにしちゃったあたりで、ジュビロサポにはジャッジに対する不信感が生まれたのかもしれない。まぁ川又の流血にしても、我がチームにあれされたら文句の一つでも言いたくなってる筈よ。
※開始5節で勝ち点5をとれば降格しないってジンクスがあるのだけど、3節で勝ち点6到達。
 が、忘れてならないのは、ここまで3節であたった相手は皆本調子じゃなかったり、降格候補だったりするってこと。あと調子が悪そうなのはサガン鳥栖とサンフレッチェ広島くらい。勘違いせず気を引き締めなおそう。
※数的優位にたち、リスクをすくなくする上でピッチの中央は使わず、サイドからサイドへと攻撃の起点を移していたが、これはカミンスキー対策としても有効で、良いGKであるカミンスキーからゴールを奪うには、カミンスキーの視線を左右に移動させる必要があるんで、そういう意味でもしっかりと磐田に対して研究と対策を講じてきたトリニータというか、片野坂さん凄い。
※決して個として優位ではないが、戦術面では数段の差があったよ。是非ほかのJ1チームの皆様に置かれましては、J2から昇格したてのトリニータ相手に対策なんかせず、どーんと横綱相撲を繰り広げて欲しいと切望。....我々はその間に少しでもJ1残留の貯金をつくるよ。
※片野坂さんの声、ぎりセーフ。連戦だから気を付けて!

 さて来週の半ばにもルヴァン杯が、相手は首位のグランパスさん。週末にはホームで好調Fマリノスさん。厳しい相手が続くなぁ…(´・ω・`)

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