夢生再び【J2第32節:vsいわてグルージャ盛岡】
夏です。暑いです。
TKPスペシャルデーです。あのニュースなんかで映る時に、後に圧倒的ニータンが必ず映り込む社長の経営するTKPさんのスペシャルデー。
いろいろと投入されておりました。
中島知子トークイベント!
最近復活のニュースがよく巷で流れる中島知子さんのトークイベント。大分在住との事で引っ張り出されている感がありありで、サッカーにも、トリニータにも興味なさげなのがありありと伝わる内容でございました。
工藤彩郁 DJブース出演!
2022ミスジャパン大分県代表だそうです。アウェイ熊本戦で魅せた井上健太のセンタリング空振りなんかは2022ミス・トリニータ選ばれてもおかしくありません。
フラダンスチーム『フラ ハーラウ オ ハル』パフォーマンス!
ちょっと引き気味のカメラワークが流石でした。
先着9,000名様にTKP特製手旗を配布!
社長曰く、天皇杯の決勝で某埼玉の赤いチームの方々が降っていたのが口惜しかった模様。残念な事に紙製だった為、試合途中で降った雨に濡れ、ボロボロになりスタジアムのゴミ箱直行となった模様。社長、次は布製でお願いします!また社長はトリニータにチアリーダーがいないのもご不満らしく、自前のチアリーディングチームを率いて登場。流行りのキツネダンスとかでもやるのかと思いきや、イチローも驚愕のストライクゾーンを持つ男こと鳥脳も「そこはボール」と思うような年齢層(若すぎた)でがっかり。
先着9,000名様!TKPミネラルウォーター配布!
社長曰く「引き分けは大嫌い!」だそうです。そこでこの水です。
この水が万病に効く効く
もちろん勝ち切れないチームにだって効果覿面よ
さぁ水を飲んでごらんなさい
あんたのチームさんも嘘みたいに元気になって
喜ぶあんたたちの前で
きれいな戦術で
ほらほら、勝ちを飾ってくれるはずさ!
(元ネタ:筋肉少女帯「僕の宗教にようこそ」)
とネタフリはここまでで、試合の話。あっこの日は荷物が重くて嫌だったのでカメラは携帯せず(iPhoneのみです)
トリニータの布陣は以下の通り。
ツートップに呉屋と新加入・金崎。トップ下に弓場・中川。左・藤本、右・健太。ボランチに羽田。DFラインは試合開始左から三竿/上夷/ペレイラ。GKは高木。ベンチスタートは吉田、香川、ネット、司、朝陽、也真人、サムエル。新加入の金崎が即先発。どれだけトリニータにフィットできるか少し楽しみ。
対するグルージャさんに思い入れのある選手は野澤 大志ブランドンくらい。彼はFC東京からの育成型期限付き移籍。
キックオフ。
トリニータのペースで試合は進む。がトリニータはシュートまで持ち込めずボールを回す状態が多かったように思える。
前半39分にようやくトリニータが攻略。藤本が突いたサイドからのパスは呉屋と金崎がDFを引き付けて空いたスペースに走りこむ中川へ。ゴールへ優しく流し込むパスの様なシュートがしっかり決まり。トリニータ先制。
続く前半44分。呉屋がひっかけたボールを弓場へ。弓場は4人に囲まれるも冷静に逆足を振り切りゴールの上隅に叩き込む。むっちゃ良い時間に追加点。
前半は危険なスコアと言われる2-0で終了。
後半開始。
後半開始:藤本→朝陽
痛んだのか藤本が交代。代わりに増山が左へ。
ここから追いつかれたのが前節。が、今節は集中を切らさず試合のペースはトリニータが握ったまま。
後半64分:中川→也真人
後半64分:金崎→サムエル
後半73分。自らのスローインを呉屋とのパス交換で切り込む朝陽。エリア内の也真人へ絶妙なパスも、也真人が決め切れず。が、GKが弾いえたボールに走りを止めていなかった朝陽が蹴り込みトリニータ更に追加点。実質ここで試合は決まった気がする(3点取るまで安心できない我がチーム)。
後半76分:弓場→ネット
後半86分:健太→香川
試合はペースは変わらないまま終了。トリニータが久々の3発シャットアウト勝ちで終わり、翌日が締切のクラファンへの追加支援を誘う快勝となった。
【いわてグルージャ盛岡さん達】:
※2016年の6月。J3で戦ったグルージャさんのアウェイ戦のマッチスポンサーが「あおば幼稚園 そら組」。だった事、その相手がJ2に昇格してきて闘っていると思うと、感無量。
どっどど どどうど どどうど どどう【J3第13節:vsグルージャ盛岡】(生温かい眼過去記事)
※夏休みの土曜日開催だったけど、盛岡からのサポの数は少し。秋田監督のお面はつけてくれたのだろうか。
【トリニータ選手たち】:
高木:さしたるピンチなし。
三竿:トリニータに来るまでは色々と故障持ちで1年を通して活躍ができなかった事を考えると、温泉による湯治もあながち馬鹿にはできない。三竿抜きには考えられない現在のトリニータ。
ペレイラ:当初は右CBを務めたがすぐに真ん中へ戻る。何の狙いがあったのか。
上夷:スタートは真ん中もできる事を証明。
羽田:前節は引きずっておらず。
藤本:前半で交替。思う攻撃はできなかったものの、先制点はしっかりとかかわる。怪我だとちょっと心配。
健太:毒にも薬にもならなかったが、忠実に下平戦術(と思われる)を遂行するので監督も使いたくなるよね。
弓場:守備にも攻撃にもしっかりと顔を出す。得点シーンはお見事。ああいうのが決まると調子が出る。
中川:位置取りが良かった。サッカーIQはすこぶる高いと思われる。
呉屋:目立たなかったが、3得点にきちんと絡んでるのを評価したい。
金崎:フィット具合はまだまだな感じだけど、流石はJ1クオリティと思わせるプレーがところどころ。
朝陽:駄目押し3点は走りを止めなかった朝陽の素晴らしさ。
也真人:3点目はしっかりと也真人の所で決めたかった。
サムエル:ポストプレーというか収まり所としての安定感を見せる。
ネット:超縦パスマシーン
香川:安定した出来。
【その他】:
※正直3得点無失点は素晴らしい事だけど、リーグ最多失点のチーム相手、しかも相手の枠内シュートがない状態ならばこんなもん。これがプレスの強い相手にこうやれるかは別問題。
※夢生の復帰。補強ポイントはそこじゃないけど、やはり存在感は魅せてくれたとは思う。弓場くんのインタビューで「もっと怖いと思ったけど、優しかった(意訳)」的なコメントが笑える。そら、弓場くんなんか子供の頃にみたスターやで。
※ホームで久々に声を出して歌う「大分よりの使者」は最高でエモくで心を高ぶらせるものであった。ディアマンテスの「勝利の歌」に合わせて踊る前列のお嬢さん方を見て、なんだか良いなぁと感慨にふけった夏休みの終盤であった。
【選手投票】:
ユース出身者に対する「我が子感」は格別。過半数を制した弓場くんが受賞。