波にのれない丘サーファー再び【J2第28節:vs水戸ホーリーホック】
もうがっかりです。
元々大分トリニータのサポーターってのはM気質で定評があるのですが、これには心底がっかりです。今シーズン「ここで勝ったら波に乗れる!」って試合を尽く、落としているような気がするのです。
そりゃチームも大変です。昨シーズンは天皇杯決勝まで残るというご褒美の為にオフの期間は短く、キャンプも地震の影響で短く、開幕戦はコロナで順延、他のJ2さんと違いルヴァン杯の予選も組み込まれ連戦状態で怪我人も続出。
でも、少しづつ前に進んで後半戦負けなしに。そんな中、チームが行っていたクラウドファンディングが目標を大きく上回り達成。こんな田舎県の地方チームでこれだけの金額が集まるというのだけでも、チームに対する愛情(多くはニータンに注がれてるとは思いますが)を再認識した選手も多いのではないでしょうか。クラファンの結果明けの試合、感謝の気持ちをプレーで魅せよう、期待に応えようとする選手も多い筈。
しかし、心配な事も...この日対戦する「水戸ちゃんさん」こと「水戸ホーリーホック」、第32節アウェイで山口さんと対戦して0-1で敗戦。この監督インタビューが凄かった。
もう新日本かなんかのレスラーの試合後のインタビューみたい(後藤洋央紀とか小島 聡とか)。監督の秋葉忠宏は現役の頃から好きだった選手。ザスパ草津でいぶし銀みたいなプレー好きだったなぁ。
と、監督の雷というか逆鱗に触れ必死こいてやってきそうな水戸ホーリーホックとの対戦は正直「僕らとの対戦を前にそうならんでも」と思った。
んで、我が大分トリニータは0-2で敗戦。後半戦負けなしもストップ。
試合の方は気落ちしているのでざっくりとだけ。
この日の布陣は以下の通り。
サムエルトップの司と也真人のシャドー。左・増山、右・健太。ダブルボランチに弓場と保田。DFラインは左から三竿/ペレイラ/上夷。GKは高木。ベンチスタートは吉田、香川、ネット、中川、野嶽、呉屋、夢生。
対する水戸ちゃんさん。安藤 瑞季さんが大分出身らしいのと、安永玲央さんが安永聡太郎さんの息子さんらしい事くらしか判らない。
試合開始。
試合の入りは万全。なんなら今シーズン一番良かった気さえする。面白いようにボールは動かせ、チャンスを作り続ける。
が、前半28分に木下さんに決められ失点。前半39分に前出の安藤さんに決められ失点。自分たちで試合を難しくしてしまい。無得点のまま試合は終了。むっちゃ後味の悪い敗戦具合であった。
次戦に向けて切替切り替えと思うも、もう次も10回しか残っていない状況に少し慄く。
【水戸ホーリーホックさん達】:
※コロナで順延された試合。我がホームの時も我々がコロナの影響を受け順延。お互い様だけど辛いのぉ。
※我々のクラファン達成の高揚感よりも、秋葉監督の激怒の方が影響力が高かった模様。
【大分トリニータ選手たち】:
高木:この日はキックの精度があまり良くなかった...というかニューボールになってからずっと精度はイマイチ。
三竿:途中で踏まれ温厚な三竿さんが大激怒。うちの生命線になにしてくれんじゃい。
ペレイラ:失点シーンは直前にイエローをもらった状況で強くいけず。これで累積出場停止。
上夷:守備で気迫をみせる。
保田:試合冒頭のイエローで若者らしさを喪失。
弓場:守備に攻撃にと色んな場所に顔を出す。3人くらいいた筈。
朝陽:貴重な脚力を守備で消費してしまう。
健太:自慢の特急快速具合はなりを潜め、各駅停車クラス。
司:違いを創出しようと苦労していた。
也真人:惜しいチャンスはなんどかあったが枠に飛ばず。
ペレイラ:前半イケイケの時の基点具合は最高だった。
夢生:あたりの強さを披露。が結果は残せず。
中川:前節のような結果は残せず。
野嶽:復帰オメ。それなりの活躍はできたと思う。
呉屋:感情的に溜まっていたとは思う。判るがあれはいかん。
ネット:超縦パスマシーン...だがたまに前しかみえていない。
【その他】:
※選手交代に魅力を感じない。替わりのメンバーが出てきてもやる事がおなじ。なんだろうこの閉そく感。
※仕事の行きかえりで、どこかに「決定力」が落ちていないか探しながら通勤している。
※大分トリニータというチームは、サポーターの喜怒哀楽ってのを、徹底的に教え込んでくれる良いチーム....って思わないとやってられない。
※下平さんのやり方って、ぶん殴り方とか戦術面は持っていると思うけど、それに引き込む為の持って行き方の部分が弱い気がする。だから下平さんを変えろって話ではなく、それに適した、下平さんのやり方を上手く表現できる選手をそろえていかないとキツイのかなぁ。
【選手投票】:
いや、流石にこういう試合での投票数が少ない。
トリニータの試合について100名、200名の意見や感想に触れたいんだけどなぁ....
夢生と上夷が同率首位。あと3位に3人。