引き分けプロフェッショナル【J2第31節:vsヴォルティス徳島】
もうね、がっかりですよ。こうもまぁ勝てんチームだったのかと嘆き悲しみますよ。
声出し応援が可能になってから、まだ一度も「大分よりの使者」歌えていないんですよ。常々シーズン終盤にプレーオフ圏内に滑り込めばOKと言っている管理人ですが、この体たらくを眺めるに、昇格プレーオフで勝ち抜けるか、はたまた昇格プレーオフの圏内に滑り込めるのか、それすらも心配になってくるのは内緒の方向で....。
しかしまぁ、今回は相手が悪かったと思ってます。そう悪いのは徳島ヴォルティスさんなのです。今年こそは、フェリー旅を敢行し、高知あたりまで足を延ばして「カツオのタタキ」を食べようと画策していたのですが、よりによってお盆の時期、しかも阿波踊りやってる真っ最中だなんて...そんなに大分サポに来てほしくないんか!とぼやきたくもなります。
しかもあいつらプロです。
引分のプロフェッショナルです。
職業「引分屋」...です。
この31節で大分トリニータにあたるまでにシーズン18引分。しかも直近5試合連続ドロー。
vsロアッソ熊本:アウェイで先制するも後半追いつかれてドロー1-1
vs横浜FC:ホームで先制されも後半追いつきドロー1-1
vsFC琉球:ホームで最下位相手にスコアレスドロー0-0
vs栃木SC:アウェイで生成するもロスタイム直前に追いつかれドロー1-1
vsアルビレックス新潟:アウェイで2点先制するも2点返されドロー2-2
んで、
vs大分トリニータ:ホームで2点先制されるもロスタイムに追いつきドロー2-2.....orz。
...ね、あいつらプロですよ。引き分けのプロ。たかだかドロー披露するぐらいでこのバリエーション。もう敵いません、ほんとドローのプロ。我々がドローに持ち込まれたのも納得です(いや納得してはいかんが)。
もう試合については多くは語りません。うちのブログを読んでる方は当然の如く試合も観戦してるでしょからあらましだけ。
トリニータの布陣は以下の通り。
サムエルのワントップ、也真人と司のトップ下、左藤本・右朝陽、ダブルボランチにネットと羽田、DFラインは左から三竿/ペレイラ/上夷、GKは高木。ベンチスタートは吉田、香川、ノム、健太、成豪、こばゆ、呉屋。香川・こばゆ・ノムの復活が嬉しいベンチメンバーに可能性を感じる。
対するヴォルティスさんは控えに長谷川雄志が。ここ最近は出場機会に恵まれていないようだけど、腐らず頑張って欲しいもの。
試合開始。
前半3分。開始早々に試合は動く。ネットからの縦パスを藤本がボディコンタクトを制しボールを奪うと中央のサムエルにパス。サムエルがここしかないようなコースに蹴り込み大分先制。1-0。
試合はまだ始まったばかりなので、このリードはないものと考えて試合して欲しいと思っていた。前半の早い時間帯はトリニータもボールを握れてたが、徐々にヴォルティスに流れが傾きだす。苦しい時間が続く中、後半44分。朝陽の力強いプレーからボールをキープし、也真人へ。也真人のエリア内への縦パスをトラップする司、ボールコントロールは思うようにはいかなかったが、反転シュートを力強く蹴り込みトリニータ追加点!2-0。司の2007年以来のトリニータでの得点。これでほぼ試合はもろたと思いましたよ。苦しい時間にトリニータのレジェンドともいえる司の得点。ヒーローインタビューで嬉しいそうな笑顔で受け応える司を想像して、試合が燃えない訳はありません。チーム全体に勢いをつける得点だと。が、残念な事にここでハーフタイム。
後半開始。
司の得点で勢いが増すかと思いきや、ハーフタイムで醒めてしまったのか、トリニータが思うようにペースを握れず。こういう試合は後半頭15分を我慢してしのげば、試合結果は転がり込んでくる...と思ってた後半54分。相手シュートがディフレクトし相手FWの真ん前に。なんなく決められ2-1。こうなってくると「2-0は危険なスコア」というサッカーあるあるが頭をよぎりだす。案の定結構押し込まれる展開が続く。
後半57分:朝陽→健太
後半57分:ネット→こばゆ
後半64分:サムエル→呉屋
後半64分:司→ノム
後半78分:也真人→成豪
守備で走り回ったせいか、脚を攣る選手が多く、カウンターにうってつけのメンバーが交代で入ったのにカウンターのシーンそのものが少ない印象。
後半ロスタイム。なんとかあと数分凌げれば久しぶりの勝点3と、頭をよぎり始めた後半90+1分、徳島さんに決められドロー。
前節は勝ったようなドローだったけど、今節は負けたようなドロー。痛み分けの言葉を使うには痛いのはこちらの方だけという内容だった。
【徳島ヴォルティスさん達】:
※正直ヴォルティスさんには何の思い入れもない。サポクラの人たちの雰囲気がなぁ...って事くらい。
【トリニータ選手たち】:
高木:失点は高木だけのせいではないが、守備陣への指示だしは高木のお仕事。
三竿:三竿悪くないけど結果的2失点。
ペレイラ:特筆すべきシーンはなかったと思う。良くも悪くもペレイラ。ペレイラ個人よりも、パブリックビューインの最前列でペレイラ大好き幼児が一所懸命応援していたので悪口は書かない。
上夷:ちょっと意図の合わないシーンもあったけど頑張ってた。
ネット:攻撃的なボランチの選択では一番手。
羽田:失点シーンがなぁ。アンクルブレイクされたみたいな守備であそこは最後まで踏ん張りたい。
藤本:先制点にしっかりと絡む。攻撃的な部分のみ見つめて、守備面では目を瞑る。
朝陽:2点目のシーンでの朝陽こそ朝陽たる内容。裏街道狙ったりするところが物凄く好み。
也真人:インテリジェンスあふれる位置取り。最後は足が攣り最後までいて欲しかった。
司:記念すべきトリニータでの久しぶりの得点。ヒーローインタビューはホームで。
サムエル:足技の凄さを見せつけるが、それがシーズン始まって30節過ぎたところなのがなぁ。
健太:自慢の速さを見せつけるシーンは少なかったが、相手にとって嫌だろう。
こばゆ:こばゆ投入の目的が知りたい。守備固めなのか、ネットが疲れていたから交替しただけなのか。
呉屋:呉屋投入ならツートップに変えるべきだと。
ノム:典型的に悪い日のノム。気合の空回り・
成豪:特筆すべきシーンはなし。
【その他】:
※クリアが悪くはないけど、トリニータのやり方を続ける意味でキチンと押し込まれてもボールを繋いで欲しかった。サムエルがいなくなってボールの納め所がなくなってた気がする。
※下平さんのいまいち信用がならない部分がこういう相手がこうしてきてるから、こう躱そうとかの修正を試合中に行えない部分なんだよなぁ。
※嘆いてても始まらないし、もうジタバタするしてもしょうがないので、この試合は相手が「ドローのプロフェッショナル」なのでしょうがないと思う事にする。
【選手投票】:
レジェンド司受賞!
ご相談:相互リンクは受付けていらっしゃるでしょうか?
返信削除生温かい眼 様
はじめまして。
私は世界の様々なスポーツ試合速報を、リアルタイムで発信しているサイト“Flashscore”の小川大輔ブランコ と申します。
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Flashscore.co.jp
小川大輔ブランコ(daisuke.ogawa@flashscore.co.jp)