勝利が全て【J2第33節:vsブラウブリッツ秋田】
秋田行きたかったなぁ....(´・ω・`)
管理人がJ3時代、一番楽しい遠征だった秋田。前夜祭(という宴会)にナマハゲがやってきてくれ、テンションがダダ上がり、ナマハゲにトリニータのタオマフをかけ、囲んで写真を撮ったのは良い思い出。あまりのテンションの高さにナマハゲが小さい声で管理人に「おらサッカーのこと、よぐわがんねけど」と呟いていたのが印象的でした。
さてそんJ3の思い出と共にあるブラウブリッツ秋田ですが、今シーズンはJ2で共に戦う事に。昔からビッグネームはいないながらもひたむきにサッカーをやってくる印象。
トリニータの布陣は以下の通り。
両チームともこのコロナ禍の影響もありありで急造な布陣。
トップにサムエル、トップ下に司と中川。左・朝陽、右・健太。ダブルのボランチに弓場と保田。DFラインは左から三竿/羽田/伊東、GKは吉田舜。ベンチスタートは、西川、小出、ネット、也真人、呉屋ん、夢生、屋敷。トリテンの試合レポートで「コロナや負傷で...」とあるが、コロナが高木で、負傷が上夷って感じかしら。
対するブラウブリッツさんも、吉田監督がこの試合でコロナから復帰。メンバーも本来の位置とは違うところで起用された選手もいた模様で、このコロナ禍どこも苦労をしますなぁ。ちなみに茂平選手はトリニータのアカデミー出身らしい(為田やごっちゃんと同期)。
キックオフ。
望外の得点がトリニータに舞い込む。前半3分。スペースに蹴りこまれたボールは走る井上に間に合わず、相手GKが先にクリア。これがどういう訳かフィールド中央のサムエルの元へのパスになる不思議。距離はあったもののコントロールされたシュートは無人のゴールを割り、トリニータラッキーな形での先制点。
ブラウブリッツも早い時間での失点という事で必要以上に気落ちせず。閉まった試合になった...と書きたいが、前半の秋田は思いと動きが少しちぐはぐで精細にかけた。
トリニータはサムエルがボールを納めたり、守備に走ったりして基点になる。が、トリニータはそれほど好機を沢山作り出している訳でもないまま前半が終了。
1点リードで満足するなや、こちとら3点取って初めて勝てるチームやぞ!と焼酎飲みながら画面に毒づく。
後半開始。
後半に入りブラウブリッツさんの意図がかみ合いだす。が、急造ながらトリニータの守備陣も集中を切らさず守り抜く。
後半66分:司→夢生
後半84分:朝陽→屋敷
後半84分:サムエル→呉屋
後半90+1分:健太→小出
後半90+1分:中川→也真人
試合の後半は、ブラウブリッツさんに支配率を高められた感じではあったが、トリニータも攻撃シーンもありスペクタルな感じはしないものの、しまったゲームであった。後半ロスタイムには「どこの鹿島」というようなボールキープも見せ、トリニータがウノゼロで勝利となった。
【ブラウブリッツ秋田さん達】:
※ボールが転がらんように水をまかなかったらしい。好きこういう対策してくるとこ。
※茂平(しげ たいら)選手。読みは「もへい」かと思った。良くプロ野球とかで名前だけ登録している人(東北楽天イーグルスの銀次選手とか)みたいに。ちなみに銀次選手の苗字は「赤見内(あかみない)」。
※GKの田中雄大選手。試合冒頭のミスを引きずらずナイスセーブも見せていた。こういう心の強い選手は、うちのGKコーチの吉さん好み。
【トリニータ選手たち】:
吉田:きっとスクランブルな出場だったと思うけど、試合を作る。普段の準備の成果だよ。ナイス無失点!
三竿:惜しい得点機が何度か。FWサムエルよりシュートを打つCB。
羽田:最後まで集中をきらさずラインを制御。
伊東:本職でないながら、個人の特性を活かした守備スタイルで無失点に貢献。これが嵌ると右の三竿ができるかもしれん。
保田:特筆するほど活躍はないが最後までピッチに立ち続ける。
弓場:なんだろう顔面から溢れ出る気持ちの強さが好き。
朝陽:本職でない方のサイドだけど頑張った。センタリングよりも切り込んでシュート(左サイドの右利きなのでしょうがない)
健太:それほどぶっちぎった訳でもないが、後半ロスタイムまで残ったのはあっぱれ。
司:CKで執拗にニアを狙い続ける(実況にもばれる)が、この日の布陣のセットプレーの武器は三竿のニアしかなかった。
中川:前線からの守備に奔走して守備陣を助ける。
サムエル:ラッキーとはいえ貴重な得点を得る。ヒーローインタビューでの「アリガトウゴザイマシタ」が奇麗な発音。
夢生:試合の終盤に鹿島り、ベテランの厭らしさを表現。
屋敷:あまり目立つシーンはなし。
呉屋ん:あまり報われてはいないけど、結構チームに貢献した動きをしている。個人的にはもうちょっと我儘でも良いかとは思っているが。
小出:管理人の好きな選手だけど、あまり見せ場はなく。
也真人:ロスタイムに夢生と一緒になって鹿島り、ベテランの厭らしさを表現2。
【その他】:
※吉田舜、最高の無失点勝利。腐らず日頃の練習から準備していた証だよ。トリテンのインタビューで濱田太郎の頑張りに触れ言葉に残しているのが好き。僕が濱田くんなら惚れる。
※その吉田舜。試合の終盤に脚が攣る。が攣った瞬間の笑顔具合が好き。その手のキャラは大事にしなさい。
※伊東には正直申し訳ない。管理人、実は夏移籍の放出候補だと思っていた。これは伊東が物足りないとか駄目だとかいう訳ではなく、シーズン当初4バックを画策し、その右サイドバックとして補強したのだけれど、チーム事情によりファーストチョイスが3バックになった以上、放出候補だと思っていたのだ(事実3バックになってからあまり試合に出ていない)。伊東も被害者で、昨年は鹿島から壊れて千葉へ移籍したのに、千葉が3バック化。今年トリニータに移籍するもののトリニータも3バック化なんてほんと被害者。けどトリテンの有料記事で「...いつ呼ばれても試合できる準備をつねにしておくのがプロサッカー選手の仕事でもあるので、どれだけ直前に言われても万全でなくてはならないと思っている。」と言い切れるのかっこいい。CBとしては守備力が劣るかもしれないが、この日もみせたインターセプトのタイミングとか、SB仕込みの攻撃参加とかがかみ合えば、3CBの右三竿ができるかもしれん。
※まぁ試合運びに色々と言い出すときりがないし、決して褒められた内容ではないけど、この時期、一番大事なのは結果が残る事。そういう意味で適地で無失点勝利を讃えよう。が、これも秋田との力の差があっての事なので、次節のアルビレックス新潟戦でこういう結果が残る事を期待している(期待しすぎてはいない)。ちなみに管理人、新潟戦に参戦します。待ってろ新潟!
【選手投票】:
そら吉田舜とは思うけど、もう少し伊東に投票があってもよかった。