実質的勝利!【ルヴァン杯第1節:vs鹿島アントラーズ】
あかんよ、あかん....こういう試合展開を見せられると誤解してしまう。ロスタイムに劇的に追いついたけど、我々は勝っていないのだからね。J1でも有力なチームである鹿島アントラーズに善戦したとはいえ、相手も初めは2軍みたいな相手だったし、1軍相手に流れからではないにせよPKで2失点し、攻められ続けた事を忘れちゃいかんのですよ....でも、勝った気になっている自分がいます。リーグ戦でもないし、公式戦勝ちなしなのに高揚しているトリサポは一緒に冷静になりましょう。
ミッドウィーク1日前の火曜夜、延期分のルヴァン第1節を消化。結果から書くと、鹿島アントラーズさん相手に3-3の引き分け。初勝利の道はまだ辿り着いていませんが、鹿島相手に善戦すると『実質勝利!』な気がしてしまいます。
トリニータの布陣は以下の通り。
下平さん談では、怪我人等発生の為4-3-3のフォーメーションが組めない状況。またほぼゲーム形式での練習はできず、戦術の落とし込みはミーティングのみの4-4-2な布陣。
ツートップに呉屋/伊佐、左サイドに宇津元、右サイドに屋敷。ダブルボランチに羽田/弓場、左SBに香川、右SBに小出、CBは坂/上夷、GKは西川。ベンチスタートは吉田、健太、成豪、保田くん(学徒動員)、こばゆ、也真人、長沢。DF陣になにかあったらどうすんの?というメンバー構成。
対する鹿島アントラーズさん、スタメンにそこそこの編成。1.5軍とはいえアルトゥール・カイキ、ディエゴ・ピトゥカ、ブエノのカタカナの名前が並ぶし、仲間隼斗さんや三竿弟とかも。ベンチメンバーには上田綺世さんとか感じ悪い鈴木優磨とかが並ぶ。ちなみにレネ・ヴァイラー監督は日本発采配(やっと入国できた)。
この日の観戦はスカパー。帰宅早々TVを付けると鹿島さんがなんか喜んでる....開始3分で失点。なぜにそんなにドフリーというヘディングを決められてた。
早すぎる失点に意気消沈するも、伊佐のスタメン記念?祈念?で勝ってきた寿司を食いつつ応援続行。
失点後は、しばらくトリニータのペースで試合は進むと、ぇん半14分。上夷からのフィードに宇津元が絡み、目測を誤ったブエノさん。エリア内で胸トラップの呉屋んが左脚一閃。ものの見事な低弾道シュートが決まりトリニータ同点。
前半20分には追加点。伊佐が頑張ってクリアボールをエリア内に、呉屋んが振り向きざまシュートを放ち、こぼれ球に屋敷が詰める。屋敷初得点。
前半はトリニータリードで終了。
後半頭から鹿島さんは感じの悪い鈴木優磨投入。
後半最初からガンガン行って3点目を取ってほしかったけど、どちらかというとガンガン攻められ続ける。
62分。クロスに対し仲間が放ったボールが香川の腕にあたりハンド判定。中継をみてた時には、「仲間がせった!絶対せった!」とTVに文句を言うも、あれだけ手を広げてたらまぁハンド取られてもしゃーないかな。その前のプレーは評価しにくい。PKを決められ同点。
64分:呉屋→長沢
64分:屋敷→健太
フレッシュな選手(連戦でフレッシュとは言いにくい)をいれて打開を図る。交代直後は浪漫溢れる健太のスプリントを眺める。
しかし70分に上田綺世/聖飢魔Ⅱっぽい土居聖真/樋口雄太を投入する鹿島アントラーズさん。無慈悲な攻撃もしくは試合をものにしたい焦り。対するトリニータは
70分:弓場→こばゆ
このあたり連戦の疲れからか、アップアップとなりパスミスや意識の合わないシーンが続出。後半75分。カウンター気味に前線に放り込まれると、飛び出した西川が土居さんに接触、PKを与える。失点。負け越し。
こらやっぱりあかんかと思いつつも、
83分:伊佐→也真人
83分:宇津元→成豪
の交替のあたりからトリニータにも余裕が生まれる。
リーグ戦の鹿島なら「鹿島る」ところなのだが、この日のアントラーズさんからはそんなに「鹿島る」雰囲気は感じず。
ロスタイム+1分。エリア横でFKを獲得したトリニータ。絶妙な香川のキックに対し、一旦DFから消える動きで前をとる長沢。お洒落ヒール気味のキックがネットを揺らしトリニータ土壇場での同点劇。試合はそのまま終了。
【鹿島アントラーズさん達】:
※鈴木優磨さん、感じ悪い。
※この日のブエノさんの出来が今一つ。ほぼ失点に絡んでた。鹿島らしいDF選手がいまはいないのかしら。
※鹿島サポさんからしたら、とりのがした勝点な印象なんだろうなぁ。
【トリニータ選手たち】:
西川:3失点だけどそれ以上は防いだ。PKはしゃーない。
坂:前半魔法にかかったかの様に安定するも、試合が進むにつれ魔法が解ける。
上夷:至極高評価。良いサイドチェンジがなんども。
香川:質の良いキックを蹴り続ける。PKシーンはちょっと不幸。
小出:何気に市立舟橋(主将)-明治大学というサッカーエリート。
弓場:ユース後輩の屋敷くんの初ゴールに喜ぶ。
羽田:なんとなくボランチの方がしっくりくる。
宇津元:惜しいシーンが何度か。得点の香りはぷんぷんするのに。
屋敷:トリサポの多くが保護者目線。
伊佐:結果には残っていないものの、試合に対す貢献が素晴らしい。調子は良いとみた。
呉屋ん:ゴールはグラウンダーかと思いきや低弾道のゴラッソ。あれが打てればJ2では得点を重ねられる。
長沢:やっぱFWは得点した後の笑顔がサイコー。同点弾のDFから消える消える動き秀逸。
健太:交代直後は浪漫が詰まってた。
こばゆ:珍しくミスが散見。
成豪:爪痕は残せず。
也真人:違いを見せつける。
【その他】:
※主審が山本雄大でVARなしだとこんなもん。ジャッジブレブレ。あとラインズマンに鹿島贔屓がいた。
※解説の高松の「んーーーーーーー」が、麻薬の様に心を蝕むのが快感。
※我々はなにも成し遂げていないし、結果も残っていないけど、ポジティブな要素が最近ないから、こちらは流れで3得点、相手はPK含んで3得点は実質的勝利と胸を張る。
※少しは流れが良くなりそうな予感。
※ミーティングだけでこれだけの結果が残せるという事は、選手の質はそこそこある証拠。選手を信じて前へ進もう。
【選手投票】:
※屋敷くんと香川が同率1位。