勝利のうた【J2第2節:vs東京ヴェルディ】
スタジアムに流れる生「勝利のうた」。アルベルト偉い!良く残ってた。アルベルトを囲むチーム、ペレイラとデルランが本場ブラジル仕込みのステップを披露し、スタジアムには歓声が流れる....
....日常が戻ってきたんだ。スタジアムに集い、声を枯らして応援する...そんな週末が戻ってきたんだと実感。
2023シーズンの第2節はホーム開幕戦。東京ヴェルディを迎えての一戦は本当に心地良いものだった。
日曜日の13時開催の為、福岡ベースから大分ベースへの移動は土曜日。飲んでから帰ろうと決意(もう帰りのバスの中から口の中が「たたき」だったよ)、「まんとく」で晩酌。ちと食べ過ぎる(笑)
18時開店なのに18時15分でもう「さしみ」が売り切れなのは...もうちょっと「まんとく」さん努力をお願いします。
日曜日、大分ベースの書斎と言っても過言ではない三川のジョイフルで朝食。
開幕戦で多めのお客さんが想定できたので少し早めに東口階段下の駐車場へ(鶴崎方面に帰るならこちらが便利)。
久しぶりの仲間たちと顔を合わせ、今シーズンからLINE抽選方式に変わった待機列に並ぶ。まぁ初回だからいろいろとトラブルはあるとは思ったし、これからどんどん改善して欲しいもの。ちなみに待機列を長蛇の列にするよりも、1~100、101~200って列を複数列にした方が良いと思うし、あらかじめ番号スポット作っておいて事前に番号の位置にサポを並ばしたらとは思った。
ホーム開幕戦で久しぶりの「バス待ち」。いつもは参加組だけど、今回は俯瞰でドームから動画を撮影。
「バス待ち」からは「決起集会」。これも久しぶり。久しぶりに「俺たちの大分」 のチャントを聞く。
竜徹日記のライブは「決起集会」と重なり、ほぼ聞けず。運営には考慮して欲しかったけど、まぁ全員が決起集会に参加するような観客ではないからなぁ。
続いて「アルベルト城間」のライブ。流石のDIAMANTESのヴォーカル、むっちゃ歌上手い。生「勝利のうた」に感動。
さて試合。
トリニータの布陣は以下の通り。前節から直前に安藤が怪我らしく(監督インタビューの感じだと)上夷が急遽出場。あとは前節と同じ。
ワントップに伊佐、インテリオールに司とノム。左・藤本の右・シゲタイラー。ダブルボランチは野嶽と弓場。3CBの並びは左からデルラン/上夷/ペレイラ。GKは西川継続。ベンチスタートは高木、松尾、羽田、奎汰、中川、也真人、宇津元。
対する東京ヴェルディさんに思い入れのある選手はおらず。JFK(城福監督の略)も歳取ったなぁ....。
試合開始。
ヴェルディさんにここ5年くらい勝った記憶がない(一時期ロティーナだったし)相手。しかし冒頭からトリニータが思い切り躍動して東京ヴェルディさんのやりたい事をやらせない。
相手GKのマテウスさんが当たっていなかったら2-0くらいでもおかしくない内容。前半スコアレスながらほぼ圧勝な出来。
前線からプレスをかけ、苦し紛れのロングボールは3CBが高さや上手さで圧倒。相手のプレスは剥がして捕まらない。後は最後の精度だけという状況。前半は右サイドのシゲタイラーが野村ペレイラとの連動で幾度となくチャンスを作り出す。
後半開始。
ヴェルディさんもトリニータのプレスに手を焼き、立ち位置を少し修正してくる。しかしながら試合を動かしたのはトリニータ。後半54分、弓場のCKにドンピシャで合わせるペレイラ。ヘディングはGK真正面に行くも、GKが弾いた所に誰より早く詰める藤本。華麗であっても、泥臭くであっても1点は1点。トリニータ待望の先制点。
前に行くしかなくなったヴェルディさんも選手を交替して圧力を強める。69分の交替を前に、うちの左サイドをブッチギレられたプレーに「はよ奎汰に変えい」とゴール裏で呟く。
69分:藤本→奎汰
69分:司→中川
82分:伊佐→宇津元
90+1分:野嶽→羽田
90+1分:ノム→也真人
前半と比べるとオープンな内容にはなったが試合はそのまま終了。ヴェルディの連勝もシャットアウトをストップし、トリニータは開幕2連勝シャットアウトで快心の結果となった。
【東京ヴェルディさん達】:
※日曜日のこんな時間に大分くんだりまでようおこしやす。連勝もシャットアウトも途切れたけど、大分を堪能して帰ってください。
※前半戦のヴェルディは、まったくもって怖さを感じなかった。
【トリニータ選手たち】:
西川:キックの精度の良さに舌を巻く。高木の調子が悪いんじゃない、西川の調子がそれを上回っているのだ
デルラン:三竿の抜けた穴を感じさせない。
上夷:冷静に真ん中をしっかりと守る
ペレイラ:後半ゴール裏を煽る。気の効いた縦パスを何本か。
野嶽:過去のトリニータのボランチの誰とも被らない野嶽スタイル。前半最後のプレーは打ったら決まったと思えるけどパスを選択。
弓場:これくらいの出来だと満足できないくらいに期待値が高い
藤本:少し引っ込めるのが遅かった。交代直前の左サイドをぶっちぎられたのは「はよ奎汰だせ」と思った...が、唯一の得点を決めてる
茂:前半何度も右サイドを切り裂く、90分保たれるスタミナに感謝する
司:クラブハウスまでバスでカレーを食べ終えるのか心配
ノム:何度も好機を作り出す。前半戦のヘディングは叩きつけとけば入ってた
伊佐:前線で愚直にボールホルダーにアタックし、味方ボールはきっちりと基点を作る
奎汰:はよ藤本と変われ!...と思ったがそこまで劣勢は覆せず。惜しいチャンスは1回あった。
中川:少し守備につり出される
宇津元:チャンスをそうは作れず
羽田:投入の意味を全力で理解していた...が、ラストプレーは狙えよ...(´・ω・`)
也真人:復活の大正義。もう少し余裕のある試合展開で、できれば出さずに済むくらいを期待した。プレーはベテランらしく機転の利いた内容
【その他】:
※全体的に選手交代が遅い気がする....が、この繰り広げられたサッカーを表現するにはこのメンバーなのだろう。試合状況にも影響を受けるが、交代で出てきたメンバーがあの戦術を全うできたかは疑問。勝ってる試合だったのでこんなもんかもしれない。
※試合終了後に、ゴール裏の挨拶が終わってから選手がメインに向かっていた時、アルベルト城間さんが再び現れ生「勝利のうた」(冒頭の記述)。いやぁ良く結果も判らないのにスタジアムに残って待機してくれてよ。ほんと有難い。
※今の闘い方(戦術とは書かない)は高い位置でボールを奪えればチャンスに直結。が、低い位置からだとどう攻撃につなげるかが課題。
※また前がかりになった相手に守備に追われるのも課題。しかしながら、この時点で課題が明確になっているのは改善の余地がある証拠だし、これから突き詰めていくところが明確なのはありがたい。
※今節J2最高の動員数15,705人。チケット売り切れと聞いていた岡山シティライトスタジアムを上回ったのは何より。なによりその大勢の観客を前にトリニータが勝利をあげ歓喜の声を上げれた事に感謝したい。
【選手投票】:
野嶽が高評価。トリサポはボランチの重要性を理解してるからなぁ。時代時代にちゃんとしたボランチがいるし...。
【皆さまのコメント】
さてコメント大賞ですが、いわおさんの
「田阪さんに指令された“犬”の集大成」(伊佐 耕平)
に決定。あのいわおくん?
あと次点で大賞候補は
匿名:「足がダチョウ並みの長さだった!」(デルラン)
匿名:「アルベルト選手がいたら、投票してました!」
【おまけ画像】: