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ベガルタを一蹴(という程前半は圧倒していなかった)【J1第7節:vsベガルタ仙台】

 鰤(ぶり)。
 幼少のころ、正月になると津久見のおじさん(釣りが趣味)が1匹我が家にもってきていた。我が家は両親含め4名。この鰤をお正月に食べきるって、4名の家族ではなかなか難しい。
 まぁ正月用に刺身にして、寿司握って、それでもあまり焼肉で一緒に焼いたりしてもまだ余った記憶がある。もうたぶん一生分の鰤を食べてしまったから、大人になってあまり鰤のお刺身系は頼まないのかもしれない。

 えーと....何を言いたいかというと、お久し鰤です。管理人こと鳥脳です。

 最近、お仕事が多忙を極めておりましてなかなかブログをしたためる時間がありません。とりあえず記憶が一番フレッシュな仙台戦を記事に。他の奴は後回しに書きたいと思っております...鼻穿りながらいってますけどね。

 さて仙台戦。
 前日にちょっと用事があったため朝福岡出発の日帰り行程。大分の「おまち」(大分県民にしかわからない表現かも)で美味しい昼飯を食べてから移動。

 曇り予報だったけど、待機列に並ぶ時間あたりからぽつぽつと。

 トリニータの布陣は以下の通り。
 左サイドに星、ボランチに島川。後はまぁいつもの。ベンチスタートはポープ、黒髪岡野、馬場、コテ、高山、乳パン、オナイウ。ごっちゃんはベンチ入りもせず。えーと....ムン・キョンゴンどこいったん?
 対する仙台さんには、ちょっと間うちにいた常田がCBスタメン。ベンチの控えがちょっと知ってるベテランが多い。こっちがかってにMr.仙台っぽく感じてる梁勇基さんとかね。

 キックオフ。
 トリニータはチャンスをつくるも、代表GKシュミットダニエルさんを崩すまではいかず、総じて藤本の裏庭は監視の目が行き届いている雰囲気。ちょっとピリッとしないなぁと感じる。
 前半の途中から、いつもの1トップ2シャドーをやめて3-5-2のトリプルボランチへ。これにより相手ボランチの富田に自由を与えない戦術...らしい。あんまりこのへんはピリッとしない雰囲気。
 前半終了前に、高木が自作自演の愛ピンチを防いだ。まぁ「やらかし未遂」に終わりホッと。この戦術を使っているうちに、こういう勉強代を払うこともあるだろうけど、僕たちは織り込み済み。

 後半スタート。
 後半早々試合は動く。
 高い位置でボールを奪取した岩田がそのままあがり三平へ。三平の折り返しは常田にクリアされるが中途半端なクリアとなりPA内部まで侵入した岩田の足元へ。至近距離で振り抜かれたボールは、さすがに代表GKでも反応がおくれゴールネットを揺らした。後半早々の先制点。これでぐっと試合を進めやすくなった。

 61分:三平→オナイウ

 交替早々。オナイウのチャンス。トラップで相手DFをひきはがすと反転即シュート。惜しくもシュミットダニエルにゴールを阻まれるものの、なんとなく「今日のオナイウはちょっと違うぞ」という雰囲気を身にまとっていた。

 77分。
 オナイウのトリニータ初得点。
 もう、これこそ大分の、トリニータの真骨頂ともいえるシーン。バックラインでパスを回し、綻びを作り出し、一気に喉をかき切る。opta史上最多の34本のパスをつないだとのこと。
 あのシーンの星の反転からリズムが変わる瞬間のぞくぞく具合といったら半端ない。
 星-オナイウでスペースが開き、藤本が走り込み、オナイウがは仕込むペースに合わせ折り返し。決してカウンターが炸裂するタイミングではないのにカウンター気味になってしまう恐るべきトリニータの戦術。

 このシーンがさらに好きなのは、オナイウから藤本へ展開されたシーンで、大外のレイチェルもフリーで猛然と走っているのが画面の片隅に写っているところ。もう星とレイチェルでご飯がすすんでしまうレベル。

80分:星→高山
 ちょっと怪我っぽく見えたので心配。
89分:前田→コテ

 試合の終盤になると、仙台の足もとまり、こころも折れかけた状況。その中で時間を使うべきシーンはきちんと時間を使い。チャンスとあれば追加点を狙う我が軍の姿に少し目から汗が流れる。

 試合。2-0シャットアウトでトリニータが勝利。

 あとは短評で。

【ベガルタ仙台さん達】:
※点を取る型がまだチーム全体で定まっていない雰囲気。このままだと、ちょっと今年は苦労するかも。
※監督イケメン。むっちゃイケメン。
※最後、常田が挨拶にくるかと思ったけど、こず。まぁトリニータ時代に試合にでた記憶がないのでそんなもんかもしれん。

【トリニータ選手たち】:
高木:自作自演を含めナイスセーブを連発
福森:集中した守りで穴をあけず
鈴木:「残念、そこは鈴木だ。」
岩田:おじいちゃん、おばあちゃんとの約束を果たす。エジではないが「なぜそんなところに○○が!」を襲名したいが、岩田があがることに慣れてしまってるので、「なぜ」感はあんまりない。
前田:悪くはないが吹き飛ばされるシーンが数度。是非体幹を強くして、当たり負けのない身体づくりを。理想は今野の全盛期のイメージ。
島川:足が遅いシーンの記憶がないがイサスタグラムで取り上げられる。すごくフィットしてた(戦術に)
星:あの反転シーンでご飯が....(2度目)
レイチェル:円熟味。
三平:うちのシャドーの役割を凄くよく判っている(ごっちゃんとかも)
小塚:自分で撃てよなシーンがあった記憶。シーズンが進めば進むほど小塚の動きに惚れる。
藤本:ストライカーらしいストライカーな動きだけではなく、小技も持ち合わせる。

オナイウ:吹っ切れた
高山:見た目に輩(やから)感満載。
コテ:セクシー担当は、どのポジションでもやれる万能感も。2代目万能保守部品の名を継ぐか(初代は藤田)

【その他】:
※ピッチ内練習が終わる選手にベンチ入りしていない選手がタオル渡したりはなかなかできない事だよなぁと思う。ごっちゃんとか伊佐とか笑顔でやってるんだもん。
※この日の観客11,477人。これを「こんないい試合にこれだけしか集まらない」って言うのは簡単だけど、この天気(雨)で、対戦相手のサポがやってきにくい時間(日曜の16時開始)な状況を考えれば、それなりに観客数がついてきていると思ってる。J2/J3時代にこの状況だったら7000すらきったんじゃね。
※5勝2敗で勝ち点15。3位という位置でアントラーズやフロンターレなんかを下に見下ろすって事態もくらくらするけど、こんだけ勝っても、目標の勝ち点45に1/3しか届いていないという状態にも、先の長さにくらくらする。
※選手紹介のビデオ。個人的には丸谷の奴が一番のお気に入りだけど、三平の奴がじわじわくる。あんな選手紹介の奴見たことがないよ。
※試合前の写真。前田は安定の1.5列。
※島川の動きはなかなか良い。シーズンが始まる直前まで、ボランチ選択肢の一番手だったらしいのも納得。
※ニュー(ティティパン)を応援に県内のタイ人ご一行様が応援に。肝心なそんな日に乳パンは出場せず。残念だけど、トリニータの試合を楽しんでくれたら幸い。
※フィジーかなんかの7人制ラグビーご一行様も来ドーム。ノリが良かった。
※豊和銀行デーだったので、開門時の入り口とか、ハーフタイムのピッチ内に「太鼓のおねーさん」が(笑)
※昨年末から希感舎のカレーにトリカツをトッピングで、試合の調子も良かった傾向があり、毎回食べてたけど松本山雅や広島ではゲン担ぎも効かず。よって呪縛からも解き放たれたので、食べた事のないものをチョイス。てったこのたこ焼き。

ネギバターを注文。良い意味悪い意味での大分のたこ焼き。大阪でははやらん気がする。ちなみに僕はガンバ大阪戦で、スタジアム内でも食べられる「たこ家道頓堀くくる」はけっこう好き。セレッソ戦ででてくる「たこ焼道楽わなか」もけっこう好き。
※あと「上げ上げバナナ」なるもんがあったんで注文。

バナナをホットケーキ地で包んで揚げたような感じだけど、バナナがななめ切りな奴だったのが残念。1本とか半分の串刺しくらいのバナナ感が欲しかった。ちょっとバナナ感が弱い。


トリテンの無料の奴だけ
システム変更が分岐点。要素満載の熱戦で流れを手繰り寄せて勝利
【記者会見】片野坂知宏監督「全体的にしっかりといいゲームをしてくれた」

FW 45 オナイウ阿道「点を取ったことで気持ち的にも前に進んだ」
MF 7 松本怜「自分なりの間合いでプレーしていた」
MF 4 島川俊郎「迷惑をかけたぶん貢献できるように頑張りたい」
DF 29 岩田智輝「あれは奇跡です(笑)」

 さて、今週はアウェイガンバ大阪戦。行きますよぉ。行きますとも。

 えーと...最後にトリニータイソウについて、まぁ出来の良い悪いはあるし、個人的な好き嫌いはあるとは思うけど(僕は正直好きでも嫌いでもない)、個人は自分の感想を述べれば良いだけで(述べないのも自由)、FCに抗議の電話したりスポンサーにとやかくいったりするのはどうかなと思います。FCもFCで「狙ったけど、外れちゃったね(てへっ)」ぐらいですませば良いのに。
 良いもんだったり、子供の琴線に触れれば努力しなくても流行るし、悪いもんだったら浸透せずに消えるだけじゃない。以上。

【おまけ画像】:

ニータンは目の虚無感が好き


大分トリニータ2019 4559980181346917882

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