新潟遠征:試合編【J2第34節:vsアルビレックス新潟】
さて新潟遠征の試合編。
『アウェイ新潟ビッグスワンはホーム』でお馴染みの新潟。多分、新潟遠征の最後は2013年の天皇杯。
美味しい勝利と新潟グルメツアー【天皇杯3回戦:vsアルビレックス新潟】
それ以来なのでもう10年近く前の話。久しぶりのビッグスワンはデンカビッグスワンスタジアムと名前が少し変わったものの、相変わらず良いスタジアムでした。
残念な事は10年以上前のスタグルはもうちょっと新潟色が強かった気がします。イタリアンとかポッポ焼きとか売ってたのに、スタジアム外のお店は牛串系とかばかり。まぁ文句言ってますが、スタグルは本来ホームの人達が喜ぶものであるべきなので、こういった感じになるのはしょうがない事だと思っています。文句言いながら越後もち豚串を食べている管理人も管理人ですが。
あとスタグルはアウェイゴール裏の方にあった「べいべい」さんでおにぎりを購入。筋子があったら良かったんだけどなぁ。
さてさて試合。トリニータの布陣は以下の通り。
ワントップにサムエル。トップ下に司と中川。左に朝陽、右に井上。ダブルボランチに弓場と保田くん。DFラインは左から三竿/サムエル/坂。GKは吉田舜。ベンチスタートは西川、小出、下田、也真人、呉屋ん、夢生、屋敷。下田と坂が復活。下田は怪我だったんだろうか。ベンチメンバーの面々の並びを比較すると完全にトリニータが上だよ。
対するアルビレックスさん、小島と伊東涼太郎がスタメン、ヴィヴィくんよりもあざとい笑顔でお馴染みの星くんは控え。
キックオフ。
ボール保持率がリーグ1位2位の対戦。お互いがボールを握りたい試合。トリニータは早目のプレスで相手からボールを奪おうと...前線が前目から行き過ぎるようでもあったけど、この部分は試合中に修正。行くべきところは行き、構えるところは構える形。
トーマス・デンがこねくり回すのを中川が奪取。上がっていた小島の上を狙ったシュートは枠を捉えなかった。
開始15分くらいまでいつも攻勢にやれる我が軍。早くしないと魔法が解けちゃう...と思うが、この日は魔法が解けず。
前半19分。サイドをぶちやぶった朝陽のセンタリングは、相手DF2人を引き付けたサムエルの頭を越しぽっかりとあいたスペースに。そこへどこからか飛び込んできた中川のヘディングシュート。現地でもそうだったけど、DAZNで見返しても画面外から飛び込んでくる中川が素敵すぐる。トリニータ先制1-0。
ここからはアルビレックスさんもボールを握りだすも、トリニータ守備陣の集中はきれない。ボランチとペレイラが中央を閉める、サイドに展開されたボールはWBの朝陽と健太が素早くスライドして詰める。相手にチャンスらしいチャンスは作らせない。
前半終了。
後半開始。
こういった締まった試合は後半冒頭を我慢すれば、結構そのままの形で移行するので、後半開始15分は集中したいところだと思っていたが、トリニータはチーム全体が集中してここを守り切る。
ボール保持は圧倒的に新潟にあるものの。崩されるシーンはほぼなく危険な感じはしなかった。
後半71分:中川→也真人
後半71分:司→夢生
後半73分:サムエル→呉屋ん
後半72分:朝陽→屋敷
後半90分:弓場→下田
途中交代で入ったメンバーも意思が統一されててトリニータがそのまま逃げ切り試合は終了。ボール保持率って試合に関係ないよね...という事実を再確認する試合であった。
【アルビレックス新潟さん達】:
※チーム全体の完成度で現在(J2の2位)だと思うけど、崩しとか細部の精度とかで恐怖は感じず。やっぱり個で崩せる本間至恩さんがいなくなった影響ってそんなところに出てるのかなと感じた。
※新潟と横浜FCは自動昇格安泰と思ってたけど、岡山の勢いも馬鹿にできないものがあるのでまだ安心はできない。
※相手GKの小島。随所に吉さん仕込みを感じさせる。トリニータにいた時分は『余韻』しか印象にのこっていないけど。
※うちのホームのドームと同じ年齢くらいのスタジアムだと思うけど、それなりにお互い古くなってきましたねぇ。
【トリニータ選手たち】:
吉田:安定した出来。高木が帰ってきたとしても悩むレベル。
三竿:無失点に貢献。左サイドの連携良し。
サムエルペレイラ:ファールをもらいたがる事もなく集中。
坂:数度のパスミスはあったものの、チャレンジする精神を買いたい。集中してた。
弓場:危険なシーンはつくらせない一歩先読むDF。
保田:プレーに余裕が出てきた分、「あれ?」と本人が思うプレーが増えてそう。
朝陽:左サイドに慣れてきた。調子はむっちゃ良かった。試合後のインタビューを見る限り、思い怪我ではなさそう。あれがブラフだとすると相当な詐欺師。
健太:最近の健太は少し浪漫控えめ。
司:立ち居振る舞いがベテランすぎて成長を感じずにはいられない。
中川:試合後のヒーローインタビューで熱く語る。賢い子なんだろうなぁ。
サムエル:新潟さんから、規格外のFWだと思われるぐらいに活躍。やはり彼がいるとボールが納まる。
也真人:ポジショニングの賢さにいつも惚れる。
夢生:イエロー貰うようなプレーじゃなかったと思う。思うが夢生が顔を打たれたってアピールしたシーンはそこまででもなかったやろ。
呉屋ん:チームプレーに徹してた。
屋敷:思うタイミングで思う起用ではなかったと思うが試合に入れてた。
下田:試運転に近い使われ方。どんどんプレー時間を伸ばそう。
【その他】:
※きちんと守れているのは、WBがちゃんと守備ってるからかなぁ。
※下平さんの望む形での試合運びではないとは思うけど、上手くいってるこの形を壊さないようにお願いしたい。
※アルビレックス新潟さんにはチアの方々が。いいなぁ....(´・ω・`)
※試合開始前に明治安田生命の「みんなの健活体操withJリーグ」なるものがスタジアム内に流れる。播戸さんとJリーグチームのマスコットが体操をする動画。
こんなん昭和電工ドームで見た事ないから、きっとこのアウェイ連戦の間に始まった企画かと思いきや、動画6月くらいから始まっているみたい。動画にニータン出てないし。マスコット総選挙4位がハブられた腹いせに昭和電工ドームでは流さないのかしら。まぁニータンがやれそうな運動はなかったけど。
これで波に乗れる、これで乗らねばどうする....って試合で尽くそうはならなかった我がチーム。残り全勝ならば何かが起きる気がするので死んでも残り全部勝て!
【選手投票】:
2戦連続吉田舜受賞。これは高木に替えづらい。