ライン際の魔術師に翻弄される【J2第36節:vs大宮アルディージャ
ここ時期に勝てないのは辛いねぇ。
9/12週のミッドウィークは、アウェイで大宮戦。
リーグが変わっても大宮アルディージャさんが「ライン際の魔術師」なのは変わっていませんでした。あいつらライン際になるとむっちゃ強いんですよ。
トリニータのこの試合の布陣。
ワントップにサムエル。司と也真人のインテリオール。左に高畑、右に健太。ダブルボランチは弓場と下田。DFラインは左から三竿/ペレイラ/坂。GKに吉田舜。ベンチスタートは西川、香川、ネット、成豪、朝陽、呉屋ん、夢生。連戦だけどターンオーバーって何?ってくらい清々しいスタメン。
対するアルディージャさんは全員日本人体制。かってな思い込みだけどアルディージャさんには強力な外人さんがその都度いてるイメージだったのになぁ。
キックオフ
試合は早々に動く。前半4分、マークが離れたところを袴田さんに決められる。1発目がポストに当たって跳ね返る不運もあったけど、マークが離れたDF陣が原因。
しかしトリニータの面々、早い失点に慌てる事なく自分らのやり方を貫く。
トリニータは早い時間に同点に追いつく。前半12分、コーナキックからペレイラがづどん。ボールを即座に拾いに行くペレイラに「おー意識高ぇ」と思うも、単にお腹にボールを入れ、ゆりかごをやりたかっただけど判明。誰のお子さん?
流れは大分のままで後半22分。抜け出した奎汰のドンピシャクロスに頭で合わせるサムエル。見事なまでのゴールでトリニータ勝ち越し。
しかし前半39分。自陣真ん中あたりで密集していたとこで司がボールを奪われ大宮のショートカウンターが炸裂。トリニータ同点に追いつかれる。
前半終了/後半開始。
46分:司→呉屋ん
66分:奎汰→朝陽
66分:サムエル→夢生
72分:也真人→成豪
81分:弓場→ネット
惜しいチャンスは何度かあったものの、相手にもチャンスはあったし、後半戦にスコアが動く事なく試合は終了。下位相手に勝ち点を伸ばしたかったトリニータが無念のドロー。
【大宮アルディージャさん達】:
※記事前半でも書いたが、大宮さんと言えば、そこまでの戦力ではないにせよ、J1で降格ライン際で猛然と戦うイメージだったんだけど、J2で2018年からの5年目。NTTマネーが離れつつあるとの噂も聞くが、J2でそしてJ2の降格ラインを背負って戦う姿に、昔いぬろぐさんとこで見た『J2沼』に絡め取られていく姿を重ねる。今現在のこのチームの位置に対してサポも当たり前のように受け止めているように感じられるのが少し残念。もっとギラギラ上を目指して欲しい。このままジェフ化してほしくないチームよ。
【トリニータ選手たち】:
吉田舜:シャットアウト吉田舜終了。
三竿:エネルギー源がなにで動いているのかを知りたい。
ペレイラ:信頼を委ねるほどのDFではない。
坂:精度以前にロングボールの配球に虎視眈々。
下田:シーズン序盤の「俺がやってやる」感がここ最近薄い。
弓場:精力的にあちこちに顔を出す。
奎汰:逆転弾でのセンタリングがセクシー過ぎて。けどその後何回かチャンスをふいにするシーンも。
健太:覚醒継続。あの走力の使い所が判ってきた。
司:目に見えぬ位置取りの貢献はあった。失点シーンでの球の取られ方は相手が上手かったのと、周りがキチンとコーチングするべき案件。ただ片さんだったら嫌うシチュエーション。
サムエル:何気に貢献度は高い。ボールの納め所にはなるし飛び出すし。
呉屋ん:薄い髭が胡散臭い。
朝陽:勢いはあるがそれで全て解決しようとしない事。
夢生:さすがの力量はみせる。
成豪:成豪らしさは表現できず。
ネット:ナチュラルボーン縦パスマシーン。
【その他】:
※調子の良いチーム同士がぶつかった好ゲームだが、試合を自ら難しくした印象。
※今年最後の連戦とはいえ、前節と同じ布陣で臨むあたりに、チーム事情の厳しさと、下平さんをイマイチ信用できない部分を感じる。
※連勝が止まらなくなる.....そう信じていた頃が僕にもありました。
【選手投票】:
選手投票のURL展開が遅れてすまんかった。ぽっかりと忘れてたよ。