ちょっと力みすぎただけ【J1第6節:vsサンフレッチェ広島】
悲しみに 出会うたび
あの人を 思い出す
こんな時 そばにいて
肩を抱いて ほしいと
深田恭子に肩を抱いて慰めて欲しい管理人こと鳥脳です。もう若い子は中村雅俊の「ふれあい」なんて知らないんでしょうね。
人によって哀しい時にとったり思い出したりする行動はそれぞれですが、管理人は、遠い宇宙にいったライカ犬のことを思い出すようにしております。(訳が判らない人は『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』を観よう)
「よく考えてみればぼくは運がよかった。たとえば(中略)宇宙を飛んだあのライカ犬。スプートニクに積まれて宇宙へ。心臓と脳には反応を調べるためのワイヤー。さぞいやだったろう。食べ物がなくなるまで地球を五ヶ月回って餓死した。ぼくはそれよりマシだ」
管理人が悲しい時は、シャワー浴びたばっかりなのに、ウンコに行きたくなった時とトリニータが負けた時に決まっております。そうトリニータは先週末負けました。サンフレッチェ広島に1-3で負けてしまいました。
負けた試合の時は、タイプする指も重いので、そんなにがっつり書きません。
ざっくり試合を振り返ると、長沢がついにトリニータ初得点を決めて先制しましたけど、追いつかれ、試合の終盤に2点追加され負けました。
もう、あとは箇条書き。
【サンフレッチェ広島さん達】:
※この日は、アウェイ席も開放されて、少なからずの広島サポさんが来県。
※JFKこと城福さんはお誕生日。城福さんも59歳かぁ...歳取ったなぁ(JFKも僕も...FC東京率いてたのが2008年くらいからだもんなぁ)。
※川辺駿さんに、代表選出記念で餞別を差し上げる状況に。前半はそんなに良いとこなかったのに、勝ち越し弾決めるあたり持ってる。
※政令指定都市でもある広島と比べるとおこがましいが、トリニータが目指すロールモデルは、川崎フロンターレなんぞとは違い、サンフレッチェ広島をまずは目指すべき。
【トリニータ選手たち】:
高木:この日、一番不調だったのは高木だと思う。
三竿:先制弾のクロスは見事だったけど、2失点目だか3失点目だかの軽い守備は言語道断。
羽田:CBの真ん中を任せられる安定感。
小出:積極的に攻撃に走る。多少ドタバタに見えても走る。何かをふっきった心意気を感じる。
下田:なんだろう、この昔からトリニータにいるような安心感。
こばゆ兄さん:この人が顔をだしてくれるから、この人に預ければ失わないから、といった安心感を他の選手から感じる。
左健太:片さんの期待を感じる。いろいろと惜しい気がするので、あと必要なのは『小出スピリッツ』。
右健太:良く走った。走力という秀でた武器があるので、以降は、タイミングをずらす間とか、センタリングの工夫とかをレイチェルあたりから学び自分のものにして欲しい。
小林成豪:トリニータスタイルとして満点のトップ下像。今まで「使われる側」で、トリニータのトップ下としては、三平なんかに及ばない...と思ってたけど、この日は適切な場所に顔を出し、使う側でも抜群の輝き。
也真人:良いプレーも沢山あったが、失点に直結するミスも。
長沢:先制は長沢の期待されたとこ全てが詰まった得点。
香川:昨年凄かった時期の香川にはまだ届いていない。
黒崎:まだカタノサッカー発展途上国。
新太:新太が勝ち越しゴール決めるイメージを浮かべていたが現実にはならず。
長谷川:まだ本調子とはいえず。このままだったら、こばゆ/下田、やってくる外国人ボランチの次の選択になってしまう。はや競争に割って入って。
髙澤:投入が遅れたのは、この日の長沢が好調だったから?
【その他】:
※いや悪くなかった。途中までの想定を上回る出来だった筈。球回しも開幕から一番良かったと思う。後半の微妙な相手戦術変更への対策が決まらなかっただけと思いたい。
※先制点のシーン。長沢が本当にうれしそうに笑うのが見えた。やっぱりなんだかんだ言って、FWって移籍先での初得点は嬉しいし、それを待望してるのだなぁと実感。
※ミスについて言及したくはないし、ミスを犯した人を悪くいう気はなし。ただ、町田の横パスを掻っ攫われたのは、トリニータが一番嫌がる失点パターン。まぁ、あの時は「あっ!いける!!」って思った瞬間だったもん、あのプレーの選択は判るわ。
※坂がお休み。元々連戦の効くタイプではないと聞くし、2勤1休くらいのペースで頑張って欲しい。CBが欠場で不安になるトリサポは、鈴木ヨシノリに慣れすぎ。あれは普通じゃないの。
※その鈴木ヨシノリが、移籍先のエスパルスでJ1初ゴールを決めた...と聞いて、悲しさの上に口惜しさまでふつふつと湧いてきたので、ライカ犬だけでなく、ジェフユナイテッド千葉犬の事も思い出す事にする。それよりマシだ。