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リーグ戦無敗継続【J1第4節:vsFC東京】


 

 かって管理人は、FC東京のSOCIOだった事もあり、『FC東京は愛人、大分トリニータは本妻』と気の触れたような事を喋っている時もありました。そうですFC東京vs大分トリニータは『鳥脳ダービー』でした。まぁ僕が好きだった頃のFC東京は、今野/森重で守り、中盤には米本なんかがいて、石川がサイドからカットインしてきて、平山がぬぼーっと立ってる。そんなあの頃が好きでした。もう当時から残っているのは森重くらいになっちゃった。


 という事で、先週末はホームでFC東京と対戦。

 試合が始まる前は「あー、FC東京に勝ちてぇなぁ」「あー、またDFが空振りしてくれないかなぁ」...と、ずんの飯尾みたいな事を、鼻ホジホジしながら喋っておりました。

 ちなみにスタグルは、季感舎のカレーライス。



 スタメンは以下の通り。



 ワントップに長沢、シャドーに町田/小林成豪、左・福森、右・井上のツー健太。ボランチにこばゆ兄さんに下田、DFラインは左からウェービス、坂、羽田の並び(スタート時は)、GKに高木。ベンチスタートは、ポープ、黒崎、刀根、長谷川、伊佐、新太、髙澤。三竿が見当たらない。レイチェルもおらん。その辺は3/17予定のC大阪戦に取っておいてると信じたい。

 対するFC東京さん。大分トリニータの血縁関係者である森重と東がベンチにも入らず。週半ばのガンバ戦が中止となったトリニータとは違い、連戦の真っ最中のFC東京は、少し大分を舐めたか。まぁこれくらいのを揃えたら、大分に勝てんじゃね?が滲みでるスタメン。

 まぁFC東京って全体が連動するイメージより、前の2,3人で点とってね。場合によっちゃ一人で点とるよ。のイメージ。


 キックオフ。

 FC東京さん、前目からプレッシャーをかけてくる。FC東京のプレスって、素早いとかじゃなく、重いプレスをかけてくるイメージ。アメフトとか格闘家が迫ってくるイメージで、なんか違うスポーツのように感じる。

 そんなプレスにあたふたするトリニータのイメージだったけど、そこまでピンチの連続って訳ではない。守るべきところ、集中すべきところはしっかりと守ってたイメージ。開幕戦と比較しても随分とボールが回っていたと思うのだけど、これはこばゆ兄さんと下田の出来の良さだったと思う。必要な時に顔を出し、ボールを受ける。そしてボールを失わない。これがリズムよくできていて、あぁトリニータのボランチってこうだよねとあらためて思った。

 しかし、押されている状況は変わらず、前半28分。波状攻撃的にピンチが訪れ、しのげず失点。あれは得点をあげた渡邊凌磨さんが凄いというよりも、あれだけのスピードで走りこんでいて、なおかつ正確なクロスをあげたディエゴ・オリヴェイラを褒めるべきでしょう。お値段相当の活躍。


 前半はこのビハインドのままで終了。

 後半開始。


 スタートとともにDFラインの左右を入れ替えるトリニータ。狙いは判らないけど、FC東京の左を破られる率が高かった気がするので、守備専ぎみの羽田を対応にあてたのかな。


 後半56分:ウェービス→黒崎

 後半56分:小林成豪→髙澤


 後半59分:渡邊凌磨さん→高萩


 FC東京はボールをもっと保持しようとの狙い。


 後半72分:青木さん→アルトゥール・シルバ

 後半72分:アダイウトン→レアンドロ


 個人的には、青木さんを下げたのが、結果的に一番ゲームに影響があったと思う。


 後半73分:長沢→伊佐

 後半73分:井上→刀根


 これにより、DFラインの真ん中に刀根、右に坂、黒崎が1列上がって右サイドって形に。


 後半65分~70分くらい。髙澤の落としから町田でカウンター。猛然と井上が走りこんでるのを確認しながら、町田がシュートにいってDFのブロックに引っかかり得点ならず。井上にパスだした方が確立は高かったとは思うけど、シュートを選択した町田に文句はない。多少の強引さも必要。


 後半76分。CKから一度ははじき返されたボールを再び保持。坂からのピンポイントクロスに、胸トラップでパスを出す伊佐。そのボールに反応した町田が難しいシュートをねじ込みトリニータ同点。試合を振り出しに戻す。得点シーンはあかんことだけど、思わず声出た。


 この得点の前あたりから、トリニータの時間が増えてくる。FC東京の動きが止まってきたのもあり、交代の度にFC東京としての強度が薄らいできたイメージ。


 後半81分:ディエゴ・オリヴェイラ→ハヤブサ(速くてブサイク)

 この期におよんで、永井を使ってヨーイドンを仕掛けられるFC東京に羨ましさすら覚える。


 後半89分:羽田→長谷川


 どうも羽田が足を攣って、DFラインをやれる長谷川の起用だった模様。ここ狙われて失点してたかもと思うと怖い。


 トリニータにも勝ち越すチャンスはありつつも、試合はドローで終了。ホームであれば勝ち切りたかったとは思いつつも、負けなくて良かった。


 後は短評。


【FC東京さん達】:

※FC東京の外国人さん達は真面目な選手が多く、きちんと守備してくるから嫌(誉め言葉)。特にアダイウトンさん、守備でも手を抜かない。

※FC東京サポさんには、知り合いも少なからずいるので、大分の旅を満喫して欲しかったけど、コロナのせいで開放されず。来年、来年皆様をお待ちしております。大分の地場産業に蝗のお金を落としていって下さい。僕らも今年残留できるように頑張ります。


【トリニータ選手たち】:

高木:失点シーン以外はそこまでのピンチはやってこなかった。

羽田:攻撃に上がれってのはちょっと違うと思うので、坂からCBの真ん中を奪えるくらい成長して欲しい。

坂:CBの右になってからの攻め上がりに未来を見た。

ウェービス:もう少し前への意識が欲しい。

下田:後半からの徹底して前のスペースを意識。やっぱり上手い。

こばゆ兄さん:この日の全体のリズムはこばゆ兄さんが作り出した極上のハーモニー。上手い、そして失わない。

福森:単騎掛けできるタイプではなさそうなので左側でのコンビネーションを高めよう。

鈴木井上:スピードは魅力だけど、単騎では振り切るシーンは少ない。

小林成豪:ジミー大西ばりに口が閉じていない。

町田:素晴らしい出来。サッカーIQはほんと高い。

長沢:昨年の知念を思い出す。知念より早くこのサッカーで役割を見出した欲しい。


黒崎:悪くはなかった。苺たべたい。

髙澤:可能性は感じる。

伊佐:得点シーンの大胸筋トラップ見事。

刀根:落ち着きタスクをこなす。

長谷川:スクランブル。


【その他】:

※各選手のポリバレントさに惚れる。DFラインを含めこの試合はいろいろとポジション移動があったけど、そこそこどこでもこなせるユーティリティ性。

※この日は、雨予報があったらしく、試合開始前にドームの屋根が閉まる。



※試合前に、大分商業の吹奏楽部さんが生演奏を披露。お上手だったんだけど、最近の吹奏楽ってダンサーも要るの?



※試合後のDAZNで会談している阿部寛が映っているらしい。


 さて、今週はミッドウィークにアウェイでC大阪と。試合まで中2日しかないので大変。大久保さんには決められたくないでござる。

【おまけ画像】:


熊殺し、熊殺しがおるぞ





大分トリニータ2021 6082592260954927575

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