トリサポの一番長い日 その4
http://lovetrinita.blogspot.com/2008/11/blog-post_8588.html
日本に戻ってきております。 残念な事に中国ではメラミンが入りやダンボール入りの肉まんを食べる事もなく、ひたすら美味しいモノばかりを食べまくり、メタボ加速度4倍増しなのは内緒の方向で。 もう天皇杯もJも再開して旬な話題でもなくなっていますが前記事のつづきです。 以下、きっと短くならない短評。 【トリニータ選手達】: 下さん: 手と足の使い方を間違える事もなく。大きなピンチも少なかった。 2ndGKとしてはJでもトップクラスの経験と実力で守護神不在のピンチを何度も救ってくれたことに感謝。 こばりょうのブログで優勝トロフィーをさりげなく持つ下さんの画像があるが、下さんのああいう画像は珍しいと思う(そう思われるくらい露出が少ない?) 深谷: 試合後エルゴラを読むと発熱をおしての出場だったらしい。 この日も破綻の無い安定した、そして熱い守備を展開。ここ一番の勝負に強いところをみせつける。トリニータでは数少ない理路整然と喋れるタイプだけに試合前・試合後のメディア対応もご苦労さんでありました。 森重: 終始落ち着いてプレー。最後の砦として清水エスパルの攻撃を跳ね返し続けた。 昨年から今年にかけての成長ぶりはメディア対応の上達さを見ても感じ取れる。でもなぁなんか語り口調が宮本(元ガンバの)っぽくなってきたのはどうかなぁ。 大海: 結果として現れなかった危険なミスがあったもののそれ以外は得意の駆け引きで完封に貢献。今年本当に上手くなったと思う。 相手チームサポから嫌われるのはそれだけ効果的な証拠だと思うぞ。 エジ: 試合の立ち上がりにミスがあったもののトリニータの心臓として攻守に貢献。 途中観客を煽るエジの姿にトリニータ愛を感じる。あの運動量にはひたすら頭が下がる。森重・藤田・井上はあの姿をちゃんと瞼に焼き付けておくように。 表彰台で前の机に登ろうとして偉い人に窘められる姿に異様に萌える。が結局愛人タカマチュと2人最後には登っていたのを確認。 ホベ: 九州が誇る中盤の移動要塞ぶりをいかんなく発揮、エスパルス枝村さんにお仕事をさせず。前半のポストを叩いた奴を決めていたならば間違いなくMVPだったと思う。 ホベルトの応援をする為に福岡からアビスパサポも来てくれていたらしい。ありがたいお話。 高橋: 清水の左サイドを効果的に潰す。フォーメーションでは4-4-2のエスパルスの方がサイドの攻防では優位にたつところをそうさせなかったのは高橋の力と思う。 後半の決定機は決めて欲しかったなぁ。あれを思い切り蹴れない高橋に今期のもどかしさを感じる。 藤田: もっとも不安視された慎吾不在の左サイドをしっかりとこなす。攻撃的にはもの足りないものの守備面としては充分に合格点を与えられる活躍。 後半は得意の無駄走りも披露していたし、試合開始前の円陣からのダッシュは慎吾の気持ちがちゃんと入っていた証拠。 夢生: 2008年のニューヒーロー賞受賞に相応しい活躍。2アシストはMVPの資格充分と思われたがキャプテン復活というインパクトで霞んでしまったか。ボールを持てば前を向き常に仕掛ける姿勢は今後も貫いて欲しいと思う。 試合後、トリニータフラッグをマントにして奇妙な踊りを踊りまくる。一瞬コバヒロwの悪影響か?と不安になるも控えGKの清水やデカモリシの行動にも同じ匂いを感じるので滝ニの伝統かと思われる。 ウェズレイ: ウェズレイの動きの凄さはテレビからは伝わりにくいと思う。この日もボールを受け一旦下がりながらピッチを斜めに走り抜けるシーンは思わず唸ってしまった。試合の勝負所とかDFに対する怖さの演出とか百戦錬磨のベテランらしい活躍。 高松: やっと先発で戻ってきた試合で先制点。今シーズンどれだけ高松がいてくれたらと思った試合があったことか。先発復帰試合で値千金の先制弾。しかもMVPってどんだけ美味しすぎると小一時間..以下略。 でも試合前日の記者会見や表彰式でのMVPインタビューでマイペースぶりを披露する高松を見て「あぁやっと大分の大黒柱が戻ってきたんだなぁ」と感じることが出来て本当に嬉しい。 デカモリシ:(←高松) 途中交代の鬱憤を晴らすかのように気合を込めた走りだったと思う。ウェズレイの追加点後のカウンターのチャンスでは「球くれぇ~」と強烈にアピールしていたが、ウェズレイはボールキープを選択。あの時間帯ならばデカモリシに打たせても良かった気がするが、まぁウェズレイの判断は間違っていないのだろう。 しかしシーズン半ばJ2からの移籍で、ナビスコ決勝の瞬間にピッチにいるとは.....。今年こんな事になっているなんて昨年のデカモリシは想像できなかっただろうなぁ。 コバヒロw:(←夢生) 思えばナビスコ杯はこのコバヒロwが予選でロスタイム同点ゴールを決めなければ決勝どころか予選リーグ敗退もあったかもしれないのである。コバヒロwも昨年はJFL所属、今年J1でタイトルホルダーの選手になってるなんて想像してなかっただろうなぁ。 コバヒロwの不思議な踊りとかを前列のFC東京サポ'sに説明したかったがあまりにも出場時間が短すぎたのと、もうあと数分で優勝というシチュエーションにそんな暇は無かったのである。 哲平:(←藤田) もうJ2時代のトリニータを知っている選手は高松とDF山崎と哲平だけになってしまった。2chでは酉長と呼ばれる哲平を最後の交代枠として起用したシャムスカに本当に感謝したい。まぁ実際試合のクローザーとしてシャムスカは哲平をファーストチョイスとして起用しているけど。この日は中々主審が交代を認めてくれず、あわやサイドラインの横で試合終了のホイッスルを聞くところになっていた。あまりにも認めてくれないので「ごらぁ審判!哲平の大事な引退後の思い出になるんやぞぉ!」と声出していたのは内緒の方向で。 【その他】: ※トリニータの今期ベストゲームだったと思う。それくらい完勝で、基本心配症な僕でも負けるかもという不安が一度もよぎらなかった試合だった。 ※試合後、選手挨拶も終わった後もう一度デカモリシと大海がゴール裏でパフォーマンス。デカモリシはメガホンを持って「シーオフ」を歌ってあおる。大海は........もしかして歌詞知らんのかい?サポーターと喜びすぎて、監督他の胴上げに間に合っていなかった。 ※ニータンの王冠姿に惚れる。2chのAAで「似合うかな? ドキドキ」の奴があったのだが、あれの100倍ニータンのほうが可愛いと思った。セレモニー終盤は何度も頭から落ちそうになっていたのも愛嬌。 ※試合後のゴール裏の挨拶にトリサポ以外には見えない胸スポのマルハン韓会長も登場。他のチームでスポンサーまで挨拶にくるところはなかろう。ちなみにトリニータの禿社長こと溝畑社長も、もう我を忘れて大ハッスル。そりゃ我々サポーター以上に苦労してきたろうからねぇ。 ※国立競技場では一応自由席はトリニータ側とエスパルス側で緩衝地帯を設けていたが、この開放タイミングが遅くかなり通路とかでの立ち見客が多かった気がする(一部飛行機の故障で到着の遅れたサポーターもいたし)。エスパルスとトリニータのサポならば緩衝地帯なんか設けず開放しても問題ないと思うんだけどな。まぁあのチームのサポとかじゃできないんだろうけど。 長々とお付き合いいただいて本当に申し訳ありませんでした。 これでも書きたいことの半分も書けていない気がします。まぁ全然旬な話題でもなくなりましたので、そろそろブログも通常運営に戻していこうと思っております。 くどくなりますが....大分トリニータに関わる全ての人々に感謝を、よき対戦相手であった清水エスパルスに関わる全てに人に敬意を。