勝ちをとりこぼす【J2第22節:vsジェフユナイテッド”お犬様”千葉】
超絶苦手だったジェフユナイテッド”お犬様"千葉相手に、試合終盤で追いつかれてドローという結果....昔の自分なら「あぁやっぱりお犬様には勝てないのか...」と落ち込むような気がするのですが、今回は「あぁなんで勝てんかったんか...」と思う自分に不思議さを感じている管理人こと鳥脳です。
さて先週末はアウェイでジェフユナイテッド"お犬様”千葉戦。
生類憐みの令が大分で施行されていた時代からお犬様は気になる存在。一時期(特にイビチャ・オシム政権下)はとても魅力的なサッカーを繰り広げており大好きなチームの一つでした。2009シーズンの結果をもって一緒にJ2へ降格し、我々はJ3降格もJ2/J1昇格も経験する中、お犬様はずーーーーーっとJ2。一番J1に近かったのが2012シーズンで昇格プレーオフ決勝まで進んだお犬様と当たったのも我々トリニータ。皆さまのご記憶の通り林のゴールで大分がJ1昇格と縁を感じるお犬様である。
当然気になるチームではあるので、ANAのバーゲンを利用し遠征を計画。もうこの時期はナイトゲームなので昼頃に福岡から移動。
当日はモバイルsuicaにチャージができないアクシデントがありながらフクアリに到着。15:00から外のスタグル開いてるよぉ~と待機列に並ぶ友人から声掛けをいただくが....ごめん僕ジェフのスタグルはスタ内のサマナラのカレー一択なのでと断る。喜作のソーセージが美味しくないというつもりはないんだけど(不味くはない)、あれはタッパー持って行くとちょっと多めにサーブしてくれるっていうイベントを楽しむものであると考えているからなぁ。
さて試合の方。
継続して0トップの模様で、中川をFW気味、ノムが自由。左・藤本、右・松尾。ダブルボランチに池田/弓場。DFラインは4枚で左から奎汰/安藤/ペレイラ/上夷。GKは西川。ベンチスタートは新井、デルラン、羽田、堅心、新太、優成、サムエル。
対するお犬様は風間と呉屋んがベンチに。もうちょっと呉屋んに任せてみませんかとお犬様には伝えたい。ちなみに監督の小林慶行さんはトリニータに在籍してたこばりょうこと小林亮のお兄ちゃん。
キックオフ。
うちが0トップでやってくる事は重々承知のお犬様。きちんと大分対策のやり方を落とし込んできた感じ。前線からドーベルマンのようにプレスをかけてくる。しかしながら、このプレスをかけてくる相手に対して、如何に剥がすかはキチンと練習しているトリニータ。特にここ最近は特にそういうパス回しが整理されているようで、剥がして前進。が、お犬様も藤本対策と上夷対策をしっかりと整理して大分のストロングポイントを出させない戦術。
前半はがっぷり4つな印象もありつつも、全体的にはトリニータの方がやりたい事ができている感じであった。
後半開始。
全体的にトリニータの方が攻めてはいるのだが、最後の精度とかで決められない印象は60分に終了。
エリアの中で藤本が倒されPKを取得。これをきっちりノムが決めてトリニータ勝ち越し。
72分:松尾→新太
72分:中川→サムエル
この交替でノムが右サイドへ。
79分:弓場→堅心
85分:池田→デルラン
85分:藤本→優成
72分の交替から徐々にお犬様の勢いが増してくる。中川・ノムが中央からいなくなったからだとは思うが、交代自体は理にかなってる。
いつものデルラン投入の5バック化で逃げ切り施策が、この日は失敗。後半89分。しらしんけんに応援していると...???PK???...の状態に。これを決められ、トリニータ同点に追いつかれる。ここから残り時間の少なさと、一旦守備的に舵切った構成からは勝ち切る事はできず、残念無念のドローで終了。
冒頭でも書いたがお犬様相手に勝手に勝点を計上し、それが叶わぬ結果で口惜しく思う自分に、時代は変わったんだなぁと実感する。
【ジェフユナイテッド”お犬様”千葉さん達】:
※お犬様も動員落ちたなぁ...この日はオシムの銅像の除幕式なんかあったのに、7,000人に届かないんだもの。トリニータ側はみっちり人入ったってのに。
※応援に没頭しすぎて、呉屋んも風間も投入されている事に気が付かず...フクアリの電工掲示板アウェイサポの後ろ側でアナウンスもないから、ロスタイム時間とかも判りづらいのが嫌。
※アッコちゃんのチャントはお犬様を感じられて好き。うちのダンス天国みたいなもん。
【トリニータ選手たち】:
西川:PKによる失点はノーカウントでシャットアウト!...にカウントしてあげたい
奎汰:「ジェフ絶対殺すマン」は不発。
安藤:セットプレーの得点が決まりそうで決まらない
ペレイラ:試合の最後の方でトラブルっぽく走れない状況に...後日公式からミートグッバイの報告が...鶴
上夷:効果的な上がりをおさえられる
池田:池田の冷静さがDFラインへのプレスを剥がすのに魅力的ではあるが、池田はもっと怖い選手なのを知ってるのでちょっと物足りない
弓場:期待を上回る活躍ではあるものの、もう一つ何かが欲しい
藤本:守備は昨年と比べて段違いに良くなってきてると感じる。まぁ昨年のが低すぎたんだけど
松尾:上夷を封じられ、単騎では結果を残せず
ノム:良いも悪いも現在のトリニータはノムで成り立っているチーム
中川:交代後もコーチングエリアにコーチっぽく立つ姿が素敵
新太:サムエル使いの真価はまだみえず
サムエル:昨年まで躍動感を感じない。なんか考えすぎてない?
堅心:一度良い持ち上がり~のシュート。あれを続けよう
デルラン:ペレイラ離脱により次節からスタメンが想像されるが、カプリコパワーで頑張って欲しい
優成:見せ場すくなく
【その他】:
※ほんと勝つべき、勝ってしかるべき試合だったかなぁ...とは思う。
※GKの試合前練習のメニュー内容が変わってた。DFと連携して躱したり剥がしたりの奴。
※フクアリのスタジアムDJが一番FM的だと常々思ってるのだが、ジェフサポ友人に「そらバックにBayFMがいるからやで」と教えてもらう。
※この日フクアリで懐かしい友人と再会。娘ちゃんがそんなに人見知りせず、だっこさせてもらったのが嬉しい思い出。
※今シーズンの鳥脳アウェイ参戦で、初の非勝利。まぁそんな勝ち続ける事はないだろうとおもっていたが、いざその結果には口惜しいもんだよなぁ。
※試合終了後に蘇我の養老の瀧で反省会。もう若い子は養老の瀧が牛丼で名をはせた歴史が知られていないのに、自分の老いを感じた。
【選手投票】:
ノム・ペレイラが同率受賞。ニータソが3位に入る時点でトリサポのこの試合の評価がしられますなぁ。
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コメント大賞は名無しさんの
「サムカコールがいっつも『サブちゃん』に聞こえる件」
に決定。僕はエスパルスの応援が「ほーーっと、ほっともっとほっともっと」に聞こえますし、ルヴァン杯のアンセムは「おこーげ、おこーげ」に聞こえます。
【おまけ画像】: