スクランブルを乗り切る【J2第20節:vsザスパクサツ群馬】
やほほほーーーーい!
鳥脳不参戦のアウェイで初勝利!今シーズンの19節まで、トリニータの全勝利を生で観てきた管理人として、DAZN観戦での初勝利はとても喜ばしく思います。そこまでハラハラする内容でもなかったのがありがたい。どうも〇〇歳最後の一日をトリニータの勝利で締めくくった管理人こと鳥脳です。
さて前夜、博多でトリニータ賢人会議をsadaちゃんと開催。思えば長い付き合いだけど、土曜の夜中洲で飲んで、日曜朝から移動して群馬で雨でずぶ濡れってええ加減『バカ遠征』をやってしまうsadaちゃんに嫉妬。
中洲では美味しい鯖を堪能(色々と美味かったんだけど、鯖の蒲焼が大変美味しゅうございました)。前夜にはっちゃけると翌試合が塩試合...って事もなく勝てたのは幸い。
さて試合の方。トリニータのスタメンは以下の通り。
ノム・中川を0トップ気味。左・藤本、右・松尾。ダブルボランチに将輝と堅心。守備ラインは4枚で左から奎汰・安藤・ペレイラ・上夷。GKは幸之介。ベンチスタートは新井、デルラン、池田、丈晟、松岡くん(ユース)、優成、サムエル。伊佐は?という疑問に答えはなく、サムエルの先発よりも0トップの選択の方がプライオリティが高いという選択にサムエルの不甲斐なさを感じる。一部事前の予想で藤本ワントップがかなりあったけど、それはそれでみたい気もする。
対するザスパクサツ群馬さん。長いことJ2の下位クラブからの脱却をかなえており、今シーズンは結構上位に付けている。何気にホームでは5勝3分1敗とかなりの強敵。特に思い入れのある選手はおらずトリニータにも所属したジェフの風間宏矢のお兄ちゃんである風間宏希さんがいるくらい。ベンチメンバーの岩元ルナさんや城和隼颯さんをみて、最近の子の名前やなぁと思うくらい。
さてさてキックオフ
事前に藤本ワントップ予想が多かった為、どんな布陣になるん?って感じで観てたが、藤本はいつもの位置にいるみたいなので、0トップという事態を把握。しかしこの0トップであるノムと中川が嫌らしいレーンを選択するので最初は少しだけ攻勢に見えたザスパさんを徐々にトリニータが押し込みだす。特に前半は左サイド、後半は右サイドを圧倒して、サイドは中への切れ込みを見せ好機を多く作り出す。少なくともCKまでは持っていけてた。切れ込み後の精度に関しては色々と問題があるもののトリニータが優勢にゲームを進めた。
前半終了
後半開始
ザスパさんが守備方式を変えてきた為、少し勢いを取り戻す...が、トリニータ優勢は変わらず。相手のカウンターの芽を摘むDFへの切替が素晴らしい。
後半69分:松尾→サムエル
後半69分:堅心→池田
でサムエルをFW位置に、ノムが右サイドという立ち位置に。
後半73分。トリニータの攻撃がやっと報われる。早いワンタッチのパスを繋ぎ、サイドの上夷へ。上夷も早目のクロスをゴール前に供給し、サムエルの頭を越した先に影のように入ってた藤本がドンピシャヘッド。トリニータ先制。
1点差だと、事故がおこる可能性もあり、少しはハラハラするものだけど特段大きなチャンスを相手には作らせず。
後半90+1分:中川→屋敷
後半90+1分:藤本→デルラン
しっかりと守備を固め。試合は終了。雨中でコンディションが難しい中アウェイでしっかりと勝ち点3を手にした好ゲームだった。
【ザスパクサツ群馬さん達】:
※大槻組長のインタビューが理路整然としていて好き。試合前のインタビューでも、インタビュー終わりに「よろしくお願いします」と一言あるのを見て良い監督さんやなぁと実感。うちの監督に欲しいくらいで、潤沢な戦力を与えたら面白い采配しそう...と思ったところで浦和時代を思い出した。
※大槻組長と鉄砲玉な印象のザスパクサツさんだけど、イエローが一枚も出ないクリーンなファイトを評価したい。
※この量の雨が降る中、ピッチに水たまりもできずトリニータのサッカーを展開できた正田醤油スタジアムも評価したい。(秋田とは大違い)
※事前のザスパさんに対する評価より、この日はうちのやり方への対応の遅さもあり少し評価が低くなる。が、たまにはうち以外の上位陣をあっと言わせて欲しいものである。
【トリニータ選手たち】:
西川:ナイスクリーンシート。経験が蓄積される瞬間を僕らは見ている
奎汰:地味に調子は良かったとみる。藤本への配球やCKの精度は良いものがあった
安藤:ペレイラよりも少しだけ高い位置からの配球が好印象
ペレイラ:安定した出来。昨シーズン感じた不安感は結構払拭されている。
上夷:極上夷。守備に攻撃に存在感を感じさせる
堅心:思い切りの良いシュートもあった。狙ってきたい
将輝:ゴールエリアに侵入する良いシーンも
藤本:サイド突破までワールドクラス。その先の精度を藤本には期待したい
松尾:積極的な切れ込みで茂の穴を埋めた。経験がもっと松尾をステップアップしてくれる筈
ノム:ノムのチームである事を再認識させる。疲労だけが心配
中川:常時相手の嫌な位置に顔を出し続ける
サムエル:密かに高評価。ボールに競り勝ち前線の基点になったし、藤本の得点では見事にデコイになったし
池田:一度ボール奪取のむちゃエロいシーンが。佇まいだけでもエロさを感じる
優成:目立つには時間なさすぎ
デルラン:目立つには時間なさすぎ
【その他】:
※藤本1得点2ブロック
※藤本の得点シーンは「風魔の小次郎」の項羽の黒い羽を思い出す(他の羽根の真下を飛ぶ奴)。「風魔の小次郎」(リンかけの次作)なんて若い子は知らんやろうなぁ...(´・ω・`)
※ゴール裏に多くの裸族が出現。正田醤油の良い所は、ホームアウェイ関係なく雨に濡れちゃうところ。しかし、あの雨の中でビッグフラッグを出す判断をするゴール裏頭おかしくて好き
※その裸族に茂平Tシャツが渡された(?)エピソード好き
※しかし、水曜日の試合で茂平が痛み多分今期絶望で、選手全員が入場時に茂平Tシャツを着ているという、たぶん選手会か何かの発案だと思うが、素晴らしい手際の良さ。この手際の良さを大分FCはレプユニの調達に役立ててくれんもんだろうか?
※スタメンの所にも書いたけど、サムエル先発よりも0トップが採用されるのは....サムエルにはもっと奮起してもらいたい。
※そのサムエルが奎汰と同じ年齢というのは脳みそがバグりそうになる
※試合終了後のゴール裏の挨拶。遅れてやってきた藤本がトラメガを持ち、茂平チャントをお願いするの好き。
※この日の実況が原大悟さん、解説が名良橋さん。原さんの実況は何気にトリニータの勝率が高い気がする。また名良橋さんの声質や喋り方がホームの元焼肉屋に近い気がするが、内容に何の不満もなく聴きやすかったのが不思議。これはホーム寄りの気持ちで聞くのと、アウェイとして聞くのとの違いなんだろうか。
【選手投票】:
結構納得の上夷がMVP受賞。僕が記事をアップするのに時間差があるからなのかもしれないけど、せっかく勝った試合で投票数80票は少ないよ。Twitterで再度告知のお知らせするとこの1.5倍はあるので、今回は途中経過で発表。投票がお済でない方は是非投票を...試合終わったらすぐ投票しなさいよ、まったく。
皆さまのコメントと返信はこちら