【雑記】非大分県民トリサポに(他サポにも)贈る、生粋な大分県民ではない管理人が説明する大分弁講座①
人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
信長の頃なら、もう人生終わってもおかしくない年齢、「長生きだったねぇ」と評される年齢になった管理人こと鳥脳です。まぁ信長の頃なら、真っ先に戦場で命を落とすようなモブキャラだったと思います。
さて管理人、そんな年齢なのですが、だいたい人生の1/3づつ、九州(主に大分)、関西、関東で過ごしています。しかも人格を形成する大事な幼少期に関西にいた為、成分は少し関西人かもしれません。
そんな純粋な大分県民でない管理人が贈る大分弁講座。
まぁ大分弁といっても、元々は小藩分立から形成される大分県、言葉も微妙に県北、県央(ほんとは大分と別府で微妙に違う)、県南、日田方面で違います。日田は九州言葉に近く、他の地域は瀬戸内に近い(大分と宮崎が顕著)。まぁ純粋な大分県民ではない管理人、基本県央、若干県南より(鳥脳実家は津久見の方だった)でお届けします。
大分弁は基本のアクセントが、ほぼ東京的なので自分が大分弁を話している自覚があまりありません。標準語を喋っている間隔でいます。でも微妙に発音が違う時があって、如実に大分県がばれる瞬間が「カレー」です。リンゴと蜂蜜とろーりはいった「ヒデキ感激」のカレーです。通常、魚の鰈とカレーは発音が違うのですが、大分県民は同じです。ちなみにバレーも同じ発音をします。
後は簡単です。だいたい次のような感じで「え」か「い」になります。
ai→e: 「つらい」→「つれー」 例:大分トリニータが勝てんでつれー
「暗い」→「くれー」 例:ナイトゲームの撮影はくれえなぁ
ui→i: 「あつい」→「あちー」 例:今日のドームはあちーなあ
「ずるい」→「ずりー」 例:あの選手、手を使ってずりー
oi→i: 「黒い」→「くりー」 例:あんた、日焼けでくりーなあ
基本はこうだと思います。あっ、ちなみに2人称は「あんた」です。これも他県の人はちょっと引いてしまう感じだそうです。
大分弁で
「行ってきて、見てきて、聞いてきて、買ってきてくれ」は
「いっちきち、みちきち、きいちきち、こうちきりくりい」とチッチキチーな感じになります。
深掘れば、大分県特有の方言も沢山あります。
代表的なのが「よだきい」。他県の方に説明すると「めんどくさい」「かったるい」「やってられない」的な感情ががMIXされたハイブリットな言葉です。この手の方言に管理人は詳しくなく、高専に入学して初めて聞いたという感じでした。高専は日田の方面(日田の子は福岡の方に行ってしまう)以外の県下から集まってきていたので、知らない言葉が多かった記憶が。
「さじい(すばやい)」とか「うたちい(きたない)」。こんなの人生で使ったことないよ。ちなみに大分弁で「せった」は「押した」に近い意味なので、バックスタンドとかの野次親父が
「せった!鈴木優磨がせったー」と野次飛ばしても審判には通じていないかもしれません。
最近の子の言葉はまた少し違うのかな