彼を知り己を知れば百戦殆からず【2022 J2リーグ短評】
昔の偉い人の言葉に
彼を知り己を知れば百戦殆からず
ってのがあります。これって敵をよく研究して、自分の力量を知れば「負ける事」はないって事です。「勝てる」とは言っていないとこが大事で、キチンと戦力分析できれば、負けない戦い方をする事ができるよって事なのです。長いシーズン負けない事は大事です、昨シーズンのJ2優勝チームであるジュビロさんは、42戦27勝10分5敗....シーズンたった5敗しかしてないんですな。ほんと負けない事大事。
大本営発表から不穏なニュース。
1月29日トレーニングマッチ結果について(トリニータ公式)
我がチームが、Jリーグクラブに0-4で負けたニュース。得点力不足の欠点は、そうそう簡単には埋まっていない模様。まぁシチュエーションとか、メンバーとかフォーメーションとか詳しい話が判らないので、単純で今年のチームが駄目だとは判断しませんが、J2で勝ち切る為にはある程度、理不尽なスーペルゴラッソとかが必要になるので、サミュエルとかが、早めに合流できて無双してくれる事を期待。
さて、今シーズンの『彼』について短評。
いわてグルージャ盛岡:
※鶴亀対決。就任初年度の愚将扱いから昨年はJ2昇格を果たしたヘディング馬鹿一代/秋田豊さんが指揮。本番であたる時まで油断しといてもらおう。あのJ3行脚の中でも、J3臭漂う感じだったアウェイが、少しはJ2っぽくなっているか興味があるので行きたいアウェイではあるけど、遠いなぁ。
ベガルタ仙台:
※若狭/福森が所属。昨年こっぴどい評価だった手倉森さんから、原崎政人さんへ指揮官が交代。アルゼンチンのデサバトが!と思ったら従弟の方らしい。戦力的には未知数だけど、選手個々はそこそこ揃えている。原崎政人さんがどれだけまとめ上げられるかにかかっているが、ここは下平さんに監督力の差を見せつけて欲しい。
ブラウブリッツ秋田:
※マッスー(増田繁人)と久しぶりの再会。戦力的にはまったくの未知数。管理人的にはJ3行脚で最も楽しかったアウェイなので、ぼたっこ(異様に塩辛い鮭がはいったおにぎり)食べに行きたい気は満々であるが、以前住んでいた東京ならまだしも、福岡からの移動となると一苦労。思い出せばあの時、飛ぶはずの飛行機が欠航で道順を変えてなんとか移動してきた「なおちゃん」って物凄いと思う。前日になまはげが個室を訪問してくれる居酒屋で、テンションがあがってなまはげにタオマフかけまくったのは良い思い出。あの時なまはげは小声で僕に「おらサッカーのことはあんまりわかんねんだけどぉ」と呟いていた。
モンテディオ山形:
※弊ブログでお馴染み「揉んでいいよ山型」。國分伸太郎が待ち構える。ちなみにここには「松本怜....大」という偽レイチェルもいる。ちなみに我々南方系民族は一度、東北芋煮文化に触れておくべきと思ってる。根菜と牛肉を醤油で煮ただけの何が美味いと思いがちだけど、これが驚く美味さだから。さらにちなみに管理人の過去遠征で一番きつかった遠征がここ。東京からだけど、人数の都合でセレナ2台体制になってしまい、各台にドライバーが2人しかいない状況だったし、熱中症で倒れた何某を空港まで送り届けたし(懐かしい)。
水戸ホーリーホック:
※J2の兄貴的存在。GKの本間幸司さんまだいるんや。試合にしても天候にしても良い印象のあまりないアウェイだけど、アウェイ入り口近くで梅酒の試飲(といってもお金とる)があるので、酒飲みには楽しい。
栃木SC:
※田坂さんはもういない。黒崎隼人/福森健太の移籍先。何気に瀬沼優司とか矢野貴章がいたりする。老齢が食すにはきつい「一枚岩チキン」なるスタグルが名物。カンセキを楽しみにしていたのに、グリーンスタジアムに送られるらしい。
ザスパクサツ群馬:
※何気に元浦和の大槻組長が陣頭指揮。え?細貝萌ってザスパなん!草津の湯につかってからザスパクサツ群馬の試合を見ようと思うとえらい目にあうから注意の事(距離が随分とある)。泉質主義とおんせん県の戦いには負けられません。正田醤油スタだけど、今シーズンも中高くらいの陸上競技会で、試合時間が遅れさせられたりはない模様(昔は日曜19:30なんて日程があった)。
大宮アルディージャ:
※前シーズンから智将・霜田正浩さんが指揮。大宮らしからぬ現在時点で日本人ばかりの純国産仕様。管理人のアルディージャのイメージだとうっとおしい外国人選手がいるイメージなんだけど。スタジアムはこじんまりとしてて非常に見やすい印象だけど、アウェイ民が食べれるスタグルが充実していないのであんまり好きではない。
ジェフユナイテッド市原・千葉:
※宿敵お犬様。苦手意識は前のJ2時代に払拭したと思いたい。昔一緒にJ2に堕ちて、ずーーーっとJ2のお犬様と、J1昇格、J2降格、J3陥落、J3優勝,J2昇格,J1昇格,J2降格と紆余曲折というか反復横跳びみたいなトリニータとどちらが幸せなんだろう。風間宏矢が今年から加入。管理人的には喜作のソーセージ盛よりもサマナラのカレーに重きを置きたい。今年で13年目のJ2って、高校生くらいのサポはオシム時代の強かったお犬様を知らないのか....。
東京ヴェルディ1969:
※いつのまにかゼビオの連結子会社になってしまった東京ヴェルディ。FC東京がチャントで「くたばれヨミウリ」と歌う事はできなくなったの?昨年はパワハラで監督が更迭されたりで大変なことに。個人的にはヴェルディは、味スタなんか使わずに、西が丘とか駒澤とか使った方がヴェルディ的にも幸せなんじゃなかろうかと思ってた。昔は横浜マリノスとの試合なんかナショナルダービーって言われてたのにね。
FC町田ゼルビア:
※いまだに東京なのか神奈川なのか知らない。ポポヴィッチ3年目。今年からの新戦力にポープと岡野洵が加入。ここのスタグルのコンフィは絶品なので是非とも食べたい。
横浜FC:
※岩武克弥...。管理人はなぜ横浜FCがそこそこの選手を獲得できるかが謎。そんなに経営規模は大分と変わらん気がするのに。今年から広告塔扱いの某選手はいなくなったが、まだ中村俊輔はいる模様。アウェイスタジアムのニッパツは見やすく良いスタジアムであると思うのだけれど、スタグルがないに等しいので、崎陽軒のシュウマイ弁当をいつも横浜駅で購入してしまうのが難点。
ヴァンフォーレ甲府:
※三平和司に決められるのは嫌だなぁ。うちが3点取った後に1点返されるくらいならば赦すけど。松本山雅なきJ2で蕎麦を食べるのはここか新潟くらいしかないが、やはり甲府は小作のほうとうを食べときたい。個人的には「小林岩魚(いわな)」って選手が気になる。いわなって。
アルビレックス新潟:
※小島亨介/星雄次/伊藤涼太郎と盛りだくさん。ほんと久しぶりの対戦なので絶対にアウェイ遠征に行きたい場所。前に行った時、何を食べても美味しいかった。「へぎ蕎麦」を食べた事のない人は是非食べておくべし。あとスタジアムでポッポ焼きとか鯖の串焼きとかまだ売ってるのかなぁ。監督をFC東京に引き抜かれて今期は未知数だけど、本間至恩には要注意!
ツエーゲン金沢:
※庄司朋乃也と嶋田慎太郎。ヤンツー(柳下正明)体制が結構長い。海鮮ものが美味いイメージがあるが、大分の海鮮がばり美味いので「う~ん。この値段だしなぁ」って感覚になること間違いなし。
ファジアーノ岡山FC:
※スタグル西の横綱ファジアーノ。スタグルは何を食べても美味い。しかもシステムも良くできている。開場時間の随分と前から行ってても問題はない。個人的に気になるのは、「サロンドくの一 忍者屋敷」がまだあるのかという事。しかし、ツエーゲン金沢から次が岡山かぁ、ほんと今年のJ2は関西不毛。
レノファ山口FC:
※岸田和人。福岡から比較的近いのでアウェイ遠征は間違いないと思う。7月のナイトゲームなので湯田温泉あたりで一泊して、瓦そばや獺祭飲んでリフレッシュしたい。
徳島ヴォルティス:
※長谷川雄志に復活してほしい(大分トリニータ戦を除く)。かなり選手が入れ替わっているが監督が変わらないのと、トリニータのように選手は残ったが監督が変わったという両極端な事例の対決。昨年のアウェイはいったんはフェリーで遠征を考えていたが実現しなかったので今年こそは実現させたい。スタグルの評価はいまいち。一泊してスタグル以外を堪能したい。
V・ファーレン長崎:
※ニータンの目の上のタンコブのあざとい奴がいる所。ジャパネット体制で地道に力をつけている印象。いくからにはトルコライスやレモンステーキは食べときたい。個人的には大竹洋平が好きなので応援している。
ロアッソ熊本:
※中九州ダービーとか煽ってるけど、あまりダービー意識は向こうにもこっちにもないんじゃなかろうか。福岡-佐賀-長崎-熊本-鹿児島って九州の王道というか九州っぽいラインで、大分-宮崎は九州っぽくないからなぁ。ここも泊まって馬刺しとか食べたいもんです(でも近いから日帰りになりそう)。ここも密かにスタグルはそこそこ美味いから。
FC琉球:
※清武功暉。最終節のアウェイがここなら絶対に行ってる気がする。ここには勝てた記憶がないので今年こそは勝ちたい。
さてさて、『己』。
大分トリニータ:
※主力選手がこぞって残留。まっとうに考えたら優勝候補間違いなしなんだけど、得点力不足にどうメスが入るかがカギ。管理人は宗教上の理由で優勝間違いなしと宣言するけど、こればっかりは蓋を開けてみないと判らない。うちの攻撃陣はあまり爆発的に躍動するタイプではないので呉屋とかの爆発キャラの活躍を期待したい。
久しぶりの大分を訪れようとしている他サポさんは、是非温泉につかって、海のモノも山のモノも美味いので堪能してください。それでいて勝点3を落としていってくれると助かります。