水戸ホーリーホックを丸裸に...
僕の若い頃は、娯楽らしい娯楽がなかったので本を読むのが大好きだった。一番本を読んだのは高専生の頃で、授業そっちのけで本を読んでいた気がする。学校では毎年図書委員(話せば長くなるのだけれど、うちの学校の図書委員会は同好会のような特殊な環境)だったし、本屋でアルバイトしているおかげで、給料天引きで、しかも社内割引で本を買えるという好条件だった。
ハヤカワ文庫、創元推理社、角川、新潮と文庫ばっかり買っていた記憶。
当時厨二病全開だった僕は、栗本薫や井沢元彦が江戸川乱歩賞を取ったと知れば、受賞作「ぼくらの時代」「猿丸幻視行」を読んで、これだったら僕にも書けると勘違いし、古都・鎌倉に佇む探偵をイメージしたり(その当時鎌倉に行ったこともない癖に)してた。まぁ残念なのは、推理小説を書こうとしているのに、シチュエーションや雰囲気ばかり思いつき、肝心なトリックがまったく思いつかなかったこと。小説家にはなれそうにもありません。
さて、今週末は2022シーズンの開幕戦。
その開幕戦を記念して、対戦相手の水戸ホーリーホックを丸裸にしてやりましょう。
水戸ホーリーホック。茨城県は水戸市にホームタウンを置くチーム。2000年からJ2に所属し、一度もJ1昇格もJ3陥落もなく、J2に在籍し続けるJ2最長所属チーム。元々は「プリマハムフットボールクラブ土浦」が母体。
昔は「納涼漢祭り」、前田秀樹監督を盛大に称える「前田祭り」、山形とのゲームで必ず行われる「コール合戦」など、かなり特殊なチームだった(wikiに「納涼漢祭り」があるので参照のこと)
あまり優勝争いに絡んだ記憶もないし、降格ぎりぎりだった記憶もないのでそこまでチームとして強い印象を与えないんだけど、トリニータがそんなに楽勝で勝った記憶もない。なぜか手を焼いている印象。
管理人は、大学サッカーや下の若いカテゴリーに詳しい訳ではないので、正直今年の水戸の選手のほとんどを全く知らない。唯一知っているのは監督の秋葉さんくらい。秋葉さんは僕が死ぬほど興じた初代「さかつく」で良くフリーで出てきてた印象。
さてそんなにも知らないチームにいつもなぜ苦戦するか....冷静に考えると、この水戸ホーリーホックから羽ばたいていった選手が異様に多いから...。
ざっと知ってるだけで名前をポジション別にあげると
DF:
・田中マルクス闘莉王
・塩谷司
・藤川祐司
・作田裕次
MF:
・馬場賢治
・岩尾憲
・兵働昭弘
・佐藤和弘
・ロメロ・フランク
FW:
・鈴木隆行
・鈴木武蔵
・前田大然
・荒田智之
さくっと順不同で著名な選手とトリニータ関係者を選んでみたけどそうそうたるメンバー。そらその時々にこんな選手がいたら苦労するわ。水戸時代の前田大然にはやられた印象しかありません。これらから判るように、水戸は成長させ羽ばたかせるのが得意なチームなのだ。僕が知らないからといって、今年の面子からも数年後セルティックで活躍する選手がいないとは断言できないのだ。
我がチームも昨年天皇杯決勝まで行ったと驕った気で水戸と対戦すると(そんなことはないとは思うけど)過去シーズンと同じく苦戦すると思う。気を引き締めて集中して戦って欲しいと切望。