滑って転んで大痛県【J1第8節:vsヴィッセル神戸】
4連敗....つらいです。辛いですよねぇ。
人間辛い時には、辛いなりの対処方法があります。僕が「宇宙にいったライカ犬」を思うのと同じく、『〇〇はもっとつらい(はず)』って心を騙す方法があります。
「開幕勝ちなしで監督更迭した横浜FC」や
「2019年の最終節からユアスタで勝利を味わっていない仙台サポ」や
「ずっ友の京都に負けて、降格圏内に入ったジェフ千葉」なんかの辛さに比べると、まだトリニータは辛くないと思える筈です。
辛くなんかないもん(ぐすん)。
という事で、今週のミッドウィークは、アウェイでヴィッセル神戸さんと対決。ヴィッセル神戸というと人件費がJリーグ1かかっているチームとして有名。我がトリニータはJ1リーグ最低の人件費を誇るチーム、コストパフォーマンスの高いところをみせつけたいと思っていた。(まぁそのJリーグ1の人件費は、ほぼあの人で、あの人はまだ今シーズン出場していないことは内緒の方向で)
トリニータの布陣は以下の通り。
ワントップに伊佐、シャドーに新太、町田、サイドの左に福森、右にレイチェル、ダブルボランチは下田とこばゆ兄さん、DFラインは左から三竿、刀根、羽田、GKにタカーギ。スタメン発表では、「4バック?3バック?」な状態でしたが、3バックだった模様。
ベンチスタートは、ポープ、ウェービス、健太(井上)、小林成豪、長谷川、長沢、髙澤。
対するヴィッセルさん。藤本ぐらいだけど、藤本はベンチスタート。毎年キチンと痛い目を見せてくれる山口蛍さんと「はよ海外いけや」と思う古橋さんなんぞがスタメン。
キックオフ。
ヴィッセルさんの猛プレス。古橋さんの走力を生かして守備ラインから攻撃を繋ごうとするトリニータに襲いかかる。そんな速さの暴力におっかなびっくりで対応しようとするが、上手くいかないトリニータ。
前半11分。フリーの山口蛍さんが上げた絶妙なクロスに、これまた絶妙にフリーになる古橋さん。自分に向かってくるボールをまたまた絶妙に後ろにそらす。タカーギも反応できずゴールネットを揺らされる。トリニータ失点0-1。7割山口蛍さん、3割古橋さんな得点。
速さの暴力を、90分使える訳でもないので、少しの余裕がビッセルさんに産まれ、トリニータも得点しなければ負けてしまう圧がかかる。だんだんと神戸のプレスに慣れてきたトリニータも、ボールを運べるようになる。
レイチェルが、高い位置でボールを奪い、ゴールエリア中央で待ち構える新太に、マイナスのボールを供給。新太の一閃したシュートはクロスバーを叩く。ヤンマーにしても、ノエスタにしても、関西方面のゴールマウスは、トリニータに厳しい。
これが決まっていれば(タラレバ厳禁)結果は少しは違っていたかも知れない。
前半はこのまま終了。
後半キックオフ。
後半は神戸のプレスにもなれ、セカンドボールも拾えだし、ペースはトリニータに移る。が、トリニータはボールを保持できるものの、効果的な崩しや、サイドを攻略するまではいかず。ヴェッセルさんのカウンターを警戒して、無茶な攻めは行わずボールを回すばかり。
後半61分:伊佐→長沢
前線に高さを加えるも、効果的なボールが長沢に渡ったかというと不明。
後半71分:福森→健太(井上)
後半71分:町田→小林成豪
レイチェルを左に回し、右に突破力、恩返し弾属性も加える。
後半84分。前川のご子息と長沢が交錯し、長沢が交代。
後半84分:羽田→ウェービス
後半84分:長沢→髙澤
最後まで、ヴィッセルさんの牙城を崩せず試合は終了0-1で敗戦となった。
【ヴィッセル神戸さん達】:
※そこまでヴィッセルさんの守備陣、強固そうには見えないんだけどなぁ。#17:菊池流帆さんなんて、守備が上手いというより、気持ちで守っている気がするんだけどなぁ。そこ1枚剥がせば!って思うけど、そうはならず。
※まぁヴィッセルさん全体で、on/offの意識が統一できてた気がする。うちも好調の時は、スイッチが入れば全体が連動してた。今のうちは連動していないイメージ。
※J2の岐阜んときから、古橋さんにはやられっぱなし。
【トリニータ選手たち】:
高木:風土病タンノ発症しまくり。ロングボールの精度が最近少し落ち気味。
三竿:福森と左サイドで組んだ時に積極的な攻め上がりが少なるなるような気がしてる。
刀根:顔圧が凄いんだから、たまには攻め上がって欲しい。
羽田:井上潮音さんには勝っていたと思う。あの剥がして前へ進むの好き。あのスピリットをチーム全員で持とう。できればレイチェルを追い越してサイドをえぐるぐらいして欲しい。
下田:目いっぱい努力しているように見える。疲れがたまるのが心配。
こばゆ兄さん:トリニータのボランチの動きを全う。下田と同じく疲弊が心配。心配がいらんように長谷川がはよトップフォームに戻らんと。
福森:サイドを攻め上がった時に左脚があまりみられないのが。
レイチェル:唯一の得点の香りを漂わせたマエストロ。
新太:ガツガツさが漂ってくるのは嫌いじゃない。中盤まで下りてきて、球を繋ぐのはうちのやり方だけど、そこから上がるのに工夫がいる。
町田:うちのサッカーのやり方を理解している。
伊佐:献身さが得点という形で報われて欲しい。
長沢:怪我の具合が心配。長沢が欠けると前線のコマ数が足りなくなる。
健太(井上):速さをみせるシーンはあったものの、速さで抜いたり、えぐったりが欲しい。速さをみせてから止まるイメージがあるの。
小林成豪:恩返しは実施せず。
ウェービス:評価するほどの見せ場はなかったが、羽田みたいに1枚はがして動くくらいして欲しい。
髙澤:評価するほどの見せ場はなかった
【その他】:
※ハイブリット芝に水の環境に、脚滑り過ぎ。滑って転んで大痛県を、笑いの本場関西で披露。
※前述のように、ボールは保持できたが、サイドを攻略するまでいかず、やっぱりえぐってとか、躱してクロスとか必要。雑なクロスでも長沢ならなんとかなるケースもあろうに。
※その長沢が怪我で交代が痛すぎる。この欠席状況を見るに坂も怪我なんだろうし、今期期待の面子が出れないのはほんと痛い。
※前記事でも書いたけど、正直、名古屋戦までの5連敗までは算段にいれてある。我々が勝点を取ったのが、徳島、横浜FC、FC東京で、勝ち点とれなかったのがセレッソ、広島、川崎、神戸ならばなんだか納得できる。名古屋戦以降の下位相手でなんとか勝ち点を拾わなきゃなんないのよ。なので4連敗くらいではガタガタ言わない。
※とはいえ、名古屋相手に簡単に負けて良い訳ではなく、勝ってしまってボーナス的な勝ち点を得ると今後の活動に楽。うちはまだ上位争いするチームじゃなく、まずは降格しないことが目標のチームだからね。