滑って転んで大痛県【J2第6節:vs栃木SC】
試合前に相手チームを煽るツイート(Xではポストって言うんだっけ)をしている訳ですが、ジェフ千葉ですとか勝手知ったるチームにはそれなりにツイートのアイディアがあります。問題なのは今回対戦した栃木SCですとか、群馬ですとかのあまり知らない北関東のチーム....話題性はトリニータといい勝負ですし、ネタ性にも乏しい。こういうチームと対戦する前はいつも困っています。
さて連勝を飾るべく栃木に乗り込んだ大分トリニータは哀しいことに敗戦。決して繰り広げているサッカーが劣っていた訳ではない、多くの時間をトリニータが握り、チャンスもそれなりにあったのに不運なディフレクションと、アクシデントで失点。1点を返すも試合は終了という内容。日曜日に栃木くんだりまで行けるはずもないので自宅でDAZN対戦。
大分の布陣は基本前節と同じ。
ツートップに長沢と新太、左・薩川、右・中川。ダブルボランチに弓場と小酒井。DFラインは4枚で左から香川/藤原/安藤/野嶽。GKはそろそろ不動の守護神になりつつあるハマタロ。前節の前半で痛んで交代していた野村が帯同せず。その位置に中川。
ベンチスタートは西川、羽田、松尾、ペレイラ、伊佐、宇津元、有働。ノムが不在で中川がスタメンに回ってしまうと、一気にベンチのクオリティが下がる気がする。
対する栃木SCさん。前述のようにあまり知らないチームなので思い入れのある選手は....あっ本ブログでお馴染み、大分の風土病と称した、GKからのゴールキックがそのままサイドラインを割るという病気の初代保菌者である丹野が栃木SCの正GKに。試合を見た限り大分で罹った風土病は栃木の地では発症してなかったっぽい。
試合開始
トリテンを読むにこの日のカンセキはピッチに凸凹があり、ボールが走ったり止まったりの難しいコンディションだったとの事。確かに前半一番のチャンスだった新太の1vs1も相手選手が滑って転んだから抜けれた(前半のシュートのうち枠内に飛ばなかったのはこの1本だけらしい)。試合の大勢はトリニータが握りながら最後の精度とかの部分で決まらず。対する栃木さんの攻撃も可能性のあるものは少なかった印象。
後半開始
好機を何度か逃す内容を見て「こういう機会を決めておかないと大変な結果になる」という長年の感染経験から思うとその通りになる。
後半55分。相手のシュートが中川に当たりディフレクション。今シーズントリニータの守護神として活躍するハマタロも逆を突かれ不運な失点。
後半62分:中川→松尾
後半74分:香川→有働
後半74分:新太→伊佐
後半84分:小酒井→羽田
この交代は少し前のプレーで頭部を相手選手とぶつけた影響と思われ、次節以降の小酒井のプレーが心配。
同点に追いつきたいトリニータがペレイラ投入でパワープレーの準備を進めるなかにアクシデント。後半90分。後ろでボールを動かしていこうする中、羽田が足を滑らせ転倒。相手にボールを奪われ独走され決められる。もうロスタイムしかない中で試合がきまったかにみえた失点。
後半90分:弓場→ペレイラ
小酒井治療の時間もあり長いロスタイム。後半90+6分、ペレイラがペナルティエリア内で倒されPK奪取。長沢が冷静に蹴りこみ1点差に追いつくも試合は終了。トリニータは「滑って転んで大分県」を文字通りに体現した試合だった。
【栃木SCさん達】:
※カンセキは昨年お伺いしたのだけれど、そこそこ良スタジアムで、そこで3,944人と4千を切ってしまうのは少し悲しい。
※丹野が当たってた。松尾のシュートなんて1点ものだったんだけどなぁ。袂が判れた選手だけど、行った先で活躍している姿をみれるのはそれはそれで嬉しい。試合終了後、吉さんに挨拶にいってた。
【大分トリニータ選手】:
ハマタロ:2失点だけど失点に関してやれる部分は少なかった
香川:効果的に攻撃に絡めたかは疑問
藤原:何試合かみてやっぱ良い選手だなぁと実感
安藤:昨年までとの違いを出しているが、攻撃面でも怖さを感じたい
野嶽:悩みながらプレーしてそうで
弓場:攻守に顔をだす弓場らしいプレー
小酒井:次節以降の体調が心配。やれてる。
薩川:手薄な右サイド要因として活躍している
長沢:なんやかんやで得点ランキング上位
新太:前半のチャンスは決めたかった
松尾:あれを防がれたらしょうがない
有働:稼働率半端ない
伊佐:FWならもう少しチャンスに絡んで欲しい
羽田:貴重な経験値を積んだ
ペレイラ:こういう使い方しかないのか今は
【その他】:
※そこまで悲観してないけど、勝てた試合だったなぁ
※次節は好調岡山さんと対戦。現在地のトリニータの実力具合が判る一戦
【選手投票等】:
※すまん、もうちょっとして掲載予定