今の力の認識【J2第4節:vs清水エスパルス】
敗戦...って感じ方もいろいろあると思うんですよ。
内容では勝っているのにミスからの失点での敗戦。惜しいチャンスが沢山あって勝ってもおかしくなかった敗戦。てんで話にならない圧倒的に負けるべくして負けた敗戦。
先週末に行われた清水エスパルスさんとの一戦の負け方がどのパターンだったのかを思い巡らす。確かに実力差を見せつけられての完膚無き敗戦ではある。口惜しくて、口の中を噛み、血の味すらするような敗戦であったとは思う。けど怪我人が多くいる現状での最大戦力、後半にみせた対応内容。そして我々が持っている今後の伸びしろ。負けは今の力の認識であっても、弱さの証明ではない(ハイキュー!!の武田監督から学んだ)今シーズンだけじゃない、今後も一歩一歩強くなっていこう。
トリニータの布陣は前節と同じ。
ワントップに伊佐、前目の3人は左・ノム、真ん中・中川、右・宇津元。ダブルボランチに弓場と堅心。DFラインは4枚で左から香川/安藤/藤原/野嶽。GKは開幕以来リーグ戦でその位置を譲らぬハマタロ。ベンチスタートは西川・ペレイラ・薩川・小酒井・新太・有働・長沢。
対する清水エスパルスさん....我らが鉄人・鈴木義宜の残らなかった清水エスパルスに知り合いはおりません。しかし鈴木義宜....今年開幕から京都で行方不明なんだけど、怪我かなんかしたん?
試合開始
前半26分:相手ゴール(エアホッケーチックな失点)
後半46分:宇津元→新太
後半60分:薩川→香川
後半60分:中川→有働
後半60分:伊佐→長沢
後半73分:相手ゴール(まぁまぁゴラッソ....DFが間合いを詰めたかった)
後半83分:保田→小酒井
試合としては、シームレスな攻撃/守備をしかけたかったトリニータが相手の実力にびびって前からいけなかった感じ。見どころは、7ビッグセーブくらいしたハマタロ。「アナタハ、"カミ"ヲシンジマスカ?」と聞かれたら「さっき日本平でトリニータゴール守ってた」と返答したいくらいだけど2失点しちゃって神絶賛してもなぁ...という感じ。あと吉田豊さんぶつけられ四苦八苦してたノムを中央に置いてからの、得点の匂い。匂いはプンプンしたけど得点はできず。
結果として紛うことなき実力差を見せつけられての敗戦だけど、管理人的には課題とかエスパルスさんに当たっての肌感とか結構収穫があったんじゃないかと思える敗戦ではあった。
【清水エスパルスさん達】:
※まぁ強かった。秋葉さんに「This is....This is Football!!」と監督会見で言われず良かった。
※今年も空耳の季節。清水エスパルスさんの「ほっともっと弁当」チャントが脳内をぐるぐる....ほら、あるでしょ「ほーーっとーーーほっともっとほっともっとーーー」って聞こえる奴。
【大分トリニータ選手たち】:
ハマタロ:素晴らしかった。そら西川より1stGKに選ばれるわ....と納得
香川:ノムとちょっと分断された
安藤:試合後のトリテン読む限り、経験値があがったはず
藤原:一度ものごっつ惜しいセットプレーのチャンスが。あれ止められたというよりシュートの先に権田がいた
野嶽:走りこんでのシュートを枠に納めるのが課題
弓場:やれた部分とやれなかった部分、やりたかった部分が整理できたのが収穫
堅心:弓場と二人で得点の香りは漂わせた
ノム:ノム対策をされた場合のオプションの検討が必要
中川:悪くはなかった
宇津元:前半で交代という立ち位置をよく考える事
伊佐:悪くはないけど純粋なFWとしての恐ろしさを感じさせてほしい
新太:徐々に出場時間が伸びている
薩川:数少ないサイドが本職な人材
有働:令和の万能保守部品
長沢:長沢用のチャンスは少なく
小酒井:時間的なものもあり見せ場はそれほど無く
【その他】:
※両チームの監督のコメントがほぼこの試合
秋葉さん:「すべてがかみ合った、われわれが目指す姿と言えるような試合ができたと思っています。」
片野坂さん:「 自分たちが今季トライしているシームレス・フットボールというものを、もっともっと清水さん相手にもアグレッシブに表現したかった。それができなかったのはやはり選手のメンタル面や体の準備を含めて、いろいろな要因があったかと思う。」
※管理人的には、GKは足元の上手さから西川推しではあるけど、開幕からここまでのハマタロの貢献度を考えると、現在のチョイスが正しいってことなんだろう。ハマタロには今のセーブ力に足元の上手さを加えていってほしいもの。
※うちのカレー券、開幕戦2枚、3節1枚、この4節で1枚。対して相手チームに与えたカレー券、開幕戦5枚、2節2枚、3節3枚、この4節2枚。何気にカレー券配給しているってのは相手がそうまでして止めてくる内容があるって事。突き詰めよう。
※本文中にもかいたけど、ノム対策がされている状況でフォーメーションを弄って、それを打開することができるのは今季我々が修正力を持っているという事。後半はやれてたし、得点の香りは漂ったと思う。藤原のヘッドが決まっていればとは思うが、ハマタロが抑えた分もあるし、結果としては大差なかったかもしれない。
※またまた過密日程で今週ミッドウィークに鹿児島戦。なんとなく藤本憲明が絶好調そうなのが嫌だけど、気持ちを切り替え望んでほしい。堅心がU-19で招集されてしまったので、ここのポジションを誰が埋めるかが少し気になる(個人的には羽田に頑張ってほしいけど)。
【選手投票】:
今シーズンの序盤は結構特定個人に票が集まるような試合展開が多い。今回は断トツでハマタロ。
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