シーズン無敗【J2第3節:vs藤枝MYFC】
ブログももうオワコンだなぁとここ最近常に思っている管理人こと鳥脳です。オワコンなんです。
さて、試合レポートの前に気になる話題。今シーズン、クラブエンブレム等を変えたチームがJ1/J2に...FC東京、名古屋グランパス、ザスパクサツ群馬、徳島ヴォルティスの4チーム。これがまた総じて成績が悪い。FC東京:2分1敗、名古屋グランパス:3敗、ザスパクサツ群馬:2分1敗、徳島ヴォルティス:3敗。クラブエンブレム変えたせいで、成績が低迷している訳ではないとは思いますが、ちょっと面白い見方ですね。
さてさて、2引き分けで今シーズンが始まった大分トリニータ。週半ばのお菓子杯ではカテゴリーが一つ下の相手に延長の末敗戦。この3節も落としてしまうと、前述のザスパクサツ群馬と変わらぬ成績になる、しかも対戦相手の藤枝MYFCさんも開幕2引き分け。どちらが抜け出すのか興味津々。
トリニータ本節の布陣は以下の通り。
ワントップに伊佐、前目の攻撃陣に左・野村、真ん中・中川、右・宇津元。ダブルボランチに弓場/堅心。DFラインは4枚で、左から香川/藤原/安藤/野嶽。GKにハマタロ。ベンチスタートは西川、薩川、ペレイラ、小酒井、新太、有働くん、長沢。水曜日に120分間酷使した選手もベンチ入りさせねばならぬ状況に涙。新太の復帰に安堵、もうちょっと重い状態かと思たよ。
対する藤枝MYFCさん...サッカー王国らしい静岡さんのチームに特に思い入れのある選手はおらず。J3からJ2へ引き上げた監督さんが熱い指導で面白いサッカーを展開しているイメージ。けどトリニータからしたら多分過去負けていないのでそんな悪いイメージはない。まぁJ3時代のホーム、2016年の第17節は4-3のロスタイムに八トリック決めて辛うじて勝ったんだけどね。
キックオフ
藤枝さんの方がやりたい事を明確にやれているイメージ。ちょっとトリニータは後手後手に回っている。今年のトリニータのキーワードは「シームレス」なのだけれど、ぱっと見藤枝さんの方が「シームレス」ってのを体現しているような気さえする。
トリニータもやれていないわけではなくチャンスはありながらも最後のシュートが枠には飛ばない。藤枝さんにもチャンスは結構あったと思うが、藤枝さんも藤枝さんでやはり最後のクオリティの部分に問題があり得点には至らない。
前半の終わりには藤枝さんのやり方に徐々に対応というか順応していくトリニータが感じられた。
前半終了
後半開始
後半開始とともに試合が動く。スローインで片野坂監督から素早くボールを奪った伊佐が、まさかのFWがクイックスロー。エリア内でボールを収めた中川がキープしながらも潰されるも、そこからボールをかき出したのが野村。野村が出したパスに後ろから走りこんだ堅心が、倒れながらもゴールへ蹴りこむ。相手GKの手をわずかに弾いてゴールに吸い込まれるボール。トリサポが結集したゴール裏へ走り寄りアピールする堅心。末恐ろしい10代だよ、この孝行息子は。
まだ時間はあるが追いつきたい藤枝さんは少しつなぐというより蹴るサッカーに。
後半65分:宇津元→有働
有働くん、水曜日も120分間走ってなかったっけ?若い子の体力素晴らしい。
後半74分:中川→薩川
後半74分:伊佐→新太
まだ追加点取りに行きますよって姿勢。交代直後の新太が2シュート連続。
後半83分:弓場→ペレイラ
後半83分:野村→小酒井
ここからは5バックで守備強度を強くしましょうって感じ。安藤-ペレイラ-藤原と大分が誇る『九六位山脈』がシャットアウト。試合はそのまま終了。終わってみればウノゼロだけど、両チームとも意識高く攻守に頑張った良い試合であった。
【藤枝MYFCさん達】:
※このスタジアムは、J3時代・昨年と訪れたけど、少しづつ少しづつ良いスタジアムに改装されている印象。老体には階段の上り下りがつらいけどね。
※良い監督さんなんだろうなぁ...と他サポからでも感じ取れる監督さん。
※サッカーの狙いややりたい事は結構うちと近いみたいだし、練度もありそうなので今年もそこそこの成績を残すかも。
※くそぉ...鈴木惇見たかったぜ
【大分トリニータ選手たち】:
ハマタロ:2戦連続シャットアウト。フィードの質とかは西川が圧倒してると思うけど、結果としてシャットアウトできてるという事実がハマタロを1stGK化している。流れって大事
香川:新太がでてくるまでゲームキャプテン
安藤:なんかよう声が出てるイメージ。なんかふっきれたか
藤原:守備に安定感を与えているのは彼かもしれない
野嶽:Mrいぶし銀だけど、もうちょっとシュートは枠に飛ばして
弓場:堅心の輝きに隠れているが、そんなに調子は悪くない。堅心と比較されるから物足りなく感じてしまうのが少し気の毒
堅心:末恐ろしい10代。得点以外にも良い縦パスが何本かあった
野村:ゲームに知性と輝きをもたらす
中川:献身的なプレスと知性溢れる位置取り
宇津元:やりたい事をやれていない印象。判断も少し遅かったか。今年こそブレークしないと厳しい
伊佐:監督に「ボールちょうだい」って流石の王
有働:若い力を存分に発揮
薩川:現在のトリニータには欠かせぬ存在
新太:フィジカル戻してスタメンにはよ復帰を。シュートの少ない我が軍には新太のシュート意識の高さは必要不可欠
ペレイラ:いまの扱いに満足している訳ではないはず
小酒井:若い力を存分に発揮2
【その他】:
※藤枝相手に一瞬の隙を作り出したのは、伊佐-中川-野村のベテランの感だった気がする。若い力も大事だけど、こういうベテランが締めるとこは締めるのが大事なんだろう。
※ここで勝ったことが、開幕戦から引き分けた事に意味が出てくる。次節は強敵・清水エスパルスさんが相手だけど、前半我慢して相手のやりたい事をやらせなければどこかで勝機がつかめる気がする。
【選手投票】:
そら堅心が受賞するは...
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