桃太郎よりハマタロ【J2第7節:vsファジアーノ岡山】
この日曜日が3/31で、もう2024年の1/4が終わった事になります....ひぃぃぃこの年齢になると恐ろしく時がたつのが早いどす。ついこの間、学校を卒業して社会人になった気がするのですが...あの頃、今の僕の年代の人を見て「落ち着いてるなぁ」とか「しっかりした大人だなぁ」と思ってたのに、いざ自分がそんな年齢になってみると、な~~~んも成長していない...と思ってしまうのはきっと皆さんも同じであろうと思います。
さて先週末の土曜日はホームでファジアーノ岡山戦。長いことJ2にいますと、いろんな思い出ができてしまうのですが、ファジさんとはあんまりよい記憶がない。お互いがお互いのアウェイが鬼門で、ファジさんホームであるシティライトスタジアムではいつも塩試合で、勝てた記憶がないよ。しかしホームではそんな負けた記憶もない(大分のヴァルデモートこと柳〇(名前を言ってはいけないあの人)さんの時にシーズンダブルをくらったのかしら)。
なので、正しい補強へのお金の使い方を実践して、今シーズン負けなしで首位に立つファジアーノ岡山さんに勝利で波に乗りたい一戦。
試合開始前は牛串を...。ドームは黄砂の影響か見通しが悪い。
さてさて試合の方。
トリニータの布陣は以下の通り。ツートップに新太と長沢(どちらかと言うと縦関係で新太が前)、左・薩川、右・宇津元。ダブルボランチは弓場と洋行帰りの堅心の即起用(小酒井は前節頭を強打したんでしょうがない)。DFラインは4枚で左から香川/藤原/安藤/野嶽。GKはハマタロ。ベンチスタートは、西川、羽田、松尾、ペレイラ、中川、司、伊佐。司が復帰。
対するファジアーノ岡山さん。チアゴ・アウベスさんや、昼でもヨルディさんとか結構な数出て行った印象だけど、きちんと金かけて補強した印象。またその金の使い方が上手い上手い。ガブリエル・シャビエルなんての補強して、外来種によるJ2生態系を壊そうとしております。今年補強の中では、モンテディオ山形さんから補強した藤田息吹さんが管理人の大のお気に入り。Jリーグ1おでこのかっこいい選手だと思ってる。
キックオフ
今シーズン負けなしで首位を走る岡山さんとの鍔迫り合いはなかなかの迫力。怪我人続出で選手層に問題を抱えるトリニータと、岡山さんではでは流石に分が悪い。前半は岡山さんが試合の流れを握る。CKやFKやらで攻め込まれるも、トリニータの集中して弾き返す流れ。結局、前半はスコアレスで折り返し。岡山さんにとっては攻めているのに点が入らないという少しのジレンマがあったと思う、トリニータとしては失点しなかった事は上々だけど、一つミスが起こると直失点につながる事は明白だった。
後半開始
後半0分:宇津元→松尾
前半イエローカードを1枚貰っていた宇津元がお役御免。松尾がその位置に入る。
試合が動いたのが後半6分。前半思うように攻めていたのに点が入らないのに少し前がかりになってしまったのかCKで岡山さんが前目に集中。CKを収めたトリニータが一気に裏返してカウンターに持ち込む。新太の疾走をファールで止めるしかなかった岡山#88:柳 貴博さんが一発レッド。岡山さんが一人少ない数的不利に。しかし、これがこの試合を難しくした。
僕が思うにトリニータの勝ち筋は、前目に出てきた相手をひっくり返してのカウンター(新太がファールで止められたこのプレーのような)だと思ってたが、数的不利になった岡山さんは、後ろを5枚にして守りを固め、外人二人のカウンターであわよくばという割り切りサッカーになってしまった。こうなると守備の固い岡山さんを崩して点を取らねばならず、非常に困難になるからである。こういったケースに陥った時点で、野村の不在を物凄く嘆く。
後半32分:香川→司
後半32分:堅心→羽田
後半38分:新太→伊佐
後半43分:弓場→中川
後半は前半と打って変わって、トリニータがボール保持する時間が長くなる。かと言って効率的に相手を崩した訳でもなく。スコアレスで試合は終了。守備陣はしっかり守っていたし数的不利の相手にやれることなく試合を終わらせたのは評価できるが、数的有利の状況があれだけ長く続けば「勝ちきれよ」の思いがなくはない微妙な心持。
【ファジアーノ岡山さん達】:
※桃太郎チャントは、スタジアム内が静かな時にやった方がよいんじゃない?
※なんとなくだけど、木元さんの表情に自信が溢れているように感じる。木元さんは最後の肝心なとこで負けて呆然としている印象が強いのよ。
※多くのファジサポさんが日帰りで岡山に帰還。まぁ土曜日のデーゲームなら仕方ないか
※ファジサポさんとはホーム/アウェイに拘わらずほぼ毎年飲み会。この日もファジサポさん一人(旧知の方)を含め反省会を実施。ドローならではの勝者も敗者もいない飲み会は精神的に負担が少ない。結構なご馳走がでた飲み会どした。
【トリニータ選手たち】:
ハマタロ:今日も果敢に前へ出てた
香川:調子自体はそれほどでもないと思ってる。もう一枚左SBが欲しい
藤原:新加入ながらトリニータに欠かせぬピースに
安藤:今シーズンの安藤は守備が固いけど、セットプレーでの怖さもみたい
野嶽:思い切りがたりなく感じるが、最後尾からの仕掛けだからなぁ
弓場:悪くはなかったけど弓場に対する期待値が大きい分物足りなく感じる
堅心:代表帰り早々に酷使される
薩川:司の回復が進めばもう少し使い方を考えられる
宇津元:最近、宇津元の良さってなんだっけと考え始めた
長沢:中盤に降りての献身守備を見せるも、長沢の居場所はそこじゃないと思う
新太:シュートへの意識の高さは認める。もっとギラギラしてほしい
松尾:調子よく活躍しているようには見えたが
羽田:前節の逆境から精神的には立ち直っているようにはみえた
司:試合から離れてた時期が長く勘所が今一つだけど今後に期待
伊佐:番号を背負う者として早く得点を決めてほしい
中川:最後の投入となってしまったが違いを生み出せず
【その他】:
※有利になる事と勝てる事が決して同義ではないことを実感した試合
※司をはじめ、怪我人復帰は戦力補強に等しいんだけどいつになったら全員戻ってくるんや
※まぁ結果からしたら取り逃した勝ち点2なのかもしれないが、ファジ史上初の5連勝を阻止したのは少し溜飲が下がる
【選手投票】:
投票人数が少ないっす。皆が毎回参加したがるような良い企画がないもんすかねぇ。で、f藤原優大が初受賞
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