雨中の快勝【J2第8節:VSザスパ群馬】
週の半ばの水曜夜、現地は冷たい雨が降るなか仕事を切り上げ群馬に集うトリサポ....苦行ですか、これ。社会不適合者だとか言われますけど、仕事のスケジュールとか段取りを調整できるのは凄く立派な社会適合者なのではと思います。
辛い雨...でも雨だからこその熱さや光景が見れることも、後半ロスタイム、有働からのパスに飛び出した新太のシュートがサイドネットに突き刺さった瞬間、ネットから飛び散る水しぶき...ほんとあれだけでご飯のお替りできるくらい。
さて、ミッドウィークにトリニータはザスパ群馬さんとアウェイで対戦。前節、数的有利に立ちながらもスコアレスドローとなったトリニータは気持ち切り替える対戦。
トリニータの布陣は以下の通り。ワントップに伊佐、左・宇津元、中・中川、右・松尾。ダブルボランチは弓場と小酒井。DFラインは4枚で左から香川/藤原/安藤/野嶽。GKは守護神ハマタロ。ベンチスタートは西川、デルラン(出れるラン)、薩川、堅心、新太、有働、長沢。
対するザスパ群馬さん、スタメンにアーザス高澤。
キックオフ
攻撃や守備によって立ち位置やフォーメーションを変えてくるザスパさんも、この雨の中でのアクシデントを恐れたのか、結構蹴ってきた。トリニータは相手の出方をみつつボールを多く握り試合を掌握する。
前半24分。野嶽のシュートが相手に当たりセットプレーに。蹴るのは想定外の宇津元。宇津元のCKは安藤を越え相手DFに当たりゴールに吸い込まれる。もう宇津元の得点と認定してもよいくらい。野嶽のシュートも惜しかったけどね...あれは相手が上手く足を出した。
得点が入り、トリニータの試合運びにも余裕が出てくる。
後半開始。
ホームで勝ちのないザスパ群馬も追いつきに前から出てくる。前からのプレスが強くなり、思うようにボールを保持できない時間が多くなる。
後半62分:中川→新太
後半62分:伊佐→長沢
長沢が下で、新太が前のいつもの形。長沢がちょうどよい下がり具合でボールを受けたりファールをもらったりでトリニータが一息つける良いアクセントに。
後半71分:野嶽→有働
後半71分:宇津元→薩川
3月4月の有働の稼働っぷりを考えると若いって素晴らしいと思うが、野嶽がちょっと足を痛めたみたいで心配。
後半88分:松尾→デルラン
片野坂さんは残り5分少々を逃げ切る事を選択。後半のザスパ軍馬さんの勢いならいつ追いつかれてもおかしくないような具合だったので、まぁ選択は間違っていないのだろう。
しかし守りを固めたトリニータに追加点が入るからサッカーは不思議。
後半90+1分、安藤のクリアを身体を入れてボールキープした有働の右足一閃。クリアのように見えたボールに抜け出していた新太。新太の振りぬかれたシュートはサイドネットに突き刺さり、水飛沫を飛ばした。新太はゴール裏へ駆け寄り、雨中に素晴らしい応援を行ってたサポを歓喜の渦に...ええもん見たなぁ、皆。
試合はそのまま終了。点差ほどの実力差はなかったとは思うが、トリニータがクリーンシートでザスパ群馬を下した試合だった。
【ザスパ群馬さん達】:
※ザスパさんはブランドリニューアルでエンブレムとかも変わって、知らないマスコットも増えていた。クサツの文字もどこかへいってしまったのは少し悲しい。昔、ナイトゲーム前にクサツの温泉に入ってからスタジアムに行こうとして、えらい遠かった記憶があるなぁ。
※水曜日の夜、しかも雨天なのでしょうがないけど1,255人は少し残念。観戦したトリサポマジ尊敬。
【トリニータ選手たち】:
ハマタロ:8節ですでに5クリーンシート、この日は繋ぐ部分はちゃんと繋いだ
香川:まだまだ香川らしさは感じ取れない
藤原:安藤-ハマタロと相性ばっちり
安藤:オウンゴールは宇津元と0.5点づつ分け合いたい
野嶽:だんだん野嶽らしさが出てきただけに心配
弓場:前半は思うように試合に入れた
小酒井:脳震盪の影響もなく一安心
宇津元:FWらしいシュートもあったし積極性が見えた。が、左足クロスはポンコツ
中川:試合後に内容に不満を持つ意識高い系
松尾:調子はわるくなかった
伊佐:狙いは全うしたが伊佐に得点が欲しい
新太:途中交代として成果を残す
長沢:抜群のアクセントに
有働:あれはクリアでなく狙ってた
薩川:欠かせぬピース
デルラン:こうした使われ方に満足してほしくないぞ
【その他】:
※安藤-藤原ーハマタロの守備陣に全幅の信頼をおきつつある
※試合後のゴール裏挨拶時、沸き上がれ大分のウッを伊佐が
※試合終了後のロッカールーム動画を見たが、片さんのああいうところが大好きだよ
【選手投票】:
ハマタロがシーズン前半戦のキーパーソンになりそう
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→大変すみません